送信日時 : 2001年 4月 3日 火曜日 8:48 AM
件名 :[pmn 14152] 差別用語に関する見解と資料指摘
電子手紙を漏れ読むと、私が差別用語を使うと批判する方がいるようですが、これは、いわゆる「言葉狩り」の行き過ぎの事実を知りつつ、むしろ、意識的に行っているのです。私の最低基準は、簡単に言えば、本人がどうしようもない身体的な不自由な状況を、具体的に個人名を挙げるなり、本人に直接言うなりして、侮辱することはしないということです。
それ以外には、言葉狩りをしても、現実に存在する矛盾は解決しないということで す。「馬鹿」とか「阿呆」とかいう言葉を使わないようにしている人の方が、実は非常な自己中心の差別主義者だったもします。裏返しに利用する人も組織も存在します。
日本でも暴力主義の解放同盟分派の問題がありますし、その国際版で最悪なのが、極右政治的シオニストなのです。彼らが差別反対を武器にして、侵略を続け、逆にアラブ人を差別し、虐殺し続けている実態を見れば、差別問題利用のおぞましさが分かるでしょう。彼らは、自分たちへの批判勢力を「反ユダヤ主義」と罵れば、それで批判を免れると思い、それを大々的に展開しいるのですが、ユダヤ人の中にも実はかなり強力な批判勢力がいるのです。
興味のある方は、以下の拙訳『偽イスラエル政治神話』を御覧下さい。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise.html
日本の差別用語問題では、先輩の元東京テレビ、江上さんが、汐文社から、何冊か出しています。最近は、袿秀実さんの『「超」言葉狩り論争』(情況出版)を頂きま したが、いずれも、わが専門外と諦め、斜読みで主旨を理解しただけで、詳しく読んではいません。
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