送信日時 : 2001年 4月 22日 日曜日 7:22 PM
件名 :[pmn 14459] 不戦兵士こと元関東軍軍曹が自分史出版
湾岸戦争への献金および掃海艇派遣、事実上の参戦を、違憲として訴えた平和訴訟の仲間、今年で81歳の元山俊美さんから、『文明舗の桜の木/老兵・戦場からの陳述書』を頂きました。
「文明舗」は、分隊長だった元山さんが「死守」を命ぜられ、多数の戦友を失った場所です。そこに平和と友好を誓うための「桜の木」を植えに行った元山さんは、現地の中学生から「馬鹿野郎」と言われ、記者会見で「当然の叫びだ」と認めます。
「文才などありません。とにかくポンコツの身」などと記す2001年4月10日付けの添え書きとともに届いた本は、国際文化評論社発行、定価は本体1,500円と税です。
文才などは、どうでもいいことです。一人の人間が、自分の人生を、赤裸々に語る記録ほど、貴重な文章はありません。心臓にペースメーカーを添え、ニトログリセリンを常用しながら、「不戦」の誓いに余生を捧げる元山さんの自分史を、ぜひ御注文下さい。広めて下さい。
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