『亜空間通信』2001.11.08:88号

テレ朝・川村氏らのユダヤ勢力からの言いがかりに対する“釈明”の再録出現!

送信日時 :2001年 11月 8日 木曜日 10:19 AM

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『亜空間通信』88号(2001/11/08)
【テレ朝・川村氏らのユダヤ勢力からの言いがかりに対する“釈明”の再録出現!】

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転送、転載、引用、大歓迎!

 いやあ、実に有り難いことで、昨晩、韋駄天掲示板で佐藤雅彦さんの投稿、「テレ朝・川村コメンテイターの、ユダヤ勢力からの言いがかりに対する“釈明”の再録」の題名を見て、即座にクリックし、直ちに次の礼状をしたためた。以下は、わが投稿の礼状再録である。

 佐藤さんの文字化に大感謝。11.05.「対応」の録画から文字化をしなくっちゃ、ならなくっちゃと、独り悩んでいたところでした。早速、パクらせて頂いて、別の通信で広げます。

 湾岸戦争の時には、FCT [folum of Childrens TVからCをCitizenに変更。女性が中心勢力、リベル出版から草分けの『メディア・リテラシイ』翻訳を出した] と名乗る市民運動があって、アメリカの市民運動に見習い、手分けして録画して批判する活動をしていたのですが、最近、そことは付き合いがなくなっていたのでした。電網上での協力や録画のやり取り[後出のごとく「40Mb」では現在の日本では事実上不可能]ができると有り難いですね。

 でも、IT革命とやらは、掛け声倒れで、進みそうもないので、良いことか悪いことか、どうでもいいことか、まあ、成り行き任せ。

 NHKの「特集/あすを読む」の方は、友人の友人から録画を借りることができました。これも文字化しなくっちゃ、ならなくっちゃと、悩んでいます。

 以上で引用終わり。

 以下、その有り難き投稿である。

テレ朝・川村コメンテイターの、ユダヤ勢力からの言いがかりに対する“釈明”の再録
[ ★阿修羅♪ ] [ ★阿修羅♪ 戦争・国際情勢4 ]
投稿者 佐藤雅彦
日時 2001 年 11 月 06 日 15:59:20:

●9・11米国事変の数日後にテレ朝・モーニングショーのオンエア中に川村コメンテイターが行ない、のちにユダヤ勢力のいいがかりで”問題発言”となってしまったコメントのやりとりについては、私もじつはライブで見ていました。

●残念ながらその場面は録画してないのですが、蟹瀬キャスターの「どうしてニューヨークが狙われたんでしょうね」という問いかけに、川村さんは、「ニューヨークは金融とメディアのメッカで、アメリカのメディアはユダヤ人に支配されているから、ユダヤ人を狙ったものかも知れませんね」と指摘し、これは嘘でもなんでもない常識的な話なので――“支配”がどういう内実を意味するかについては議論が分かれるところですけど――その場にいた蟹瀬キャスターもコメンテイター諸氏も、アナウンサーたちも、うんうんと頷いて聞いていたのです。

●これを見ていて、私は正直なところ「こりゃまた大胆なことをいうな」と感じました。でも、川村氏の認識は、間違っていないですから、湾岸戦争のときのメディア仕掛けの嘘を後年NHKの雑誌で告発していた蟹瀬さんもこれに共感していたんだろうな、くらいに思っていたわけ。

●ところがその後、サイモン・ウィーゼンタール・センターが騒ぎ出して、この“発言”への対処は、イランのメディアまでもが注目する大事件へと発展したのでした。

●11月5日の番組を見ていたら、だいぶ後になって――8時開始の番組ですが9時7分になって――とつぜん川村さんの“釈明”コーナーが始まりました。

●この部分は3分間ほどで、放送の音声・画像データをキャプチャーしたのですが、なにしろ40Mbにも達する巨大なファイルになってしまい、アップロードは不可能です。

 音声だけのmp2ファイルも作りましたが、それとて4Mbちかくあり、アップできる掲示板を探しましたが見つかりません。……しかたがないので、テープ起こししました。(けれどもデジタル動画からの音声を書き写すのは、思いのほか楽な作業でした。)

 テレビの画像は、パソコンにテレビチューナーをつないでおけば簡単に捕捉できますし、データ音声・画像データとして処理できるので便利です。2万円もあれば、パソコンが「デジタルテレビ」(笑)に生まれ変わりますから、ぜひともお勧めします。●以下は、“釈明”部分の再現です――

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2001年11月5日・09時07分

蟹瀬――川村コメンテイターから、「もしかしたら、アメリカのメディアを支配しているユダヤ人を狙ったものではないか」という主旨の発言がありました。これに対して、東京の在日ユダヤ人名誉保護委員会や、ロサンゼルスに本部がございますウィーゼンタールセンター、そして駐日イスラエル大使館などから「犯人はだれか、また犯行の目的は何か、などがまだ判明していない。

 アメリカのメディアをユダヤ人が支配しているという話は事実ではなく、反ユダヤ的だ」というご指摘を受けました。川村さん、この指摘に関しては……?

川村――ええ、私の発言の真意はですね、炭疽菌がアメリカのメディアに送りつけられた事件が、テロリストと関係があるのではないか、という見方につきまして、もしもアルカイダという組織が犯行を行なったということであれば、彼らのこれまでの声明や主張から考えまして、いわゆる「アメリカのメディアにはユダヤ人が多く、メディアを支配している社会だ」という彼らの考え方から犯人像を分析したものです。

 したがいまして、これはもちろん私個人の見解ではなく、事件の背景を多角的な側面から解説するためのものでしたが、いわば時間的な制約のなかで説明が十分にできませんで、反ユダヤ的な誤解を生んだような点に関しましては、きわめて遺憾であることをお伝えしたいと思います。

男性アナ――ハイ。この件につきまして、リオール駐日イスラエル大使にお話をうかがいました。

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【ここから録画ビデオの再生】
(英語による大使の発言は略します)

駐日イスラエル大使
イツハク・リオール氏

インポーズ「われわれは歴史のある民族ですが、それは苦しみの連続でした」

「あらゆる偏見にさらされ、それが史上最大の惨事を引き起こし、600万人のユダヤ人が殺されました。第二次大戦のホロコーストです」

「知性ある人は、同じような轍[てつ]を踏まないよう、注意すべきです」

「今日、イスラエルはユダヤ民族を代表しています。そしてわれわれ自身が、偏見の対象となっているのです」

「湾岸戦争で、フセインのクウェート攻撃はイスラエルがその原因とされ、そして今、ビンラディンはイスラエルを責めています」

「これは単純な話ではありません」

「日本とイスラエルは非常によい関係にあります。日本の方々がこの話を理解し、物事を過度に単純化することを控えてくださるようお願いします」

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蟹瀬――やはり大切なのはね(と向かって右隣の女子アナに語りかける)、相互理解ということですね。

[後略]

 以上で引用終わり。

 私に言わせれば、「知性ある人」は、「ホロコースト」の大嘘に引っ掛からず、大衆を騙す手先に堕落しないように「注意すべきです」。

 なお、蟹瀬氏とは古巣の民放労連が肝煎りのメディア総合研究所が主催する集会で会い、若干の会話を交わした。会話の内容は、蟹瀬氏が上記の「湾岸戦争のときのメディア仕掛けの嘘を後年NHKの雑誌で告発していた書いた」記事の件で、そこには少し事実誤認があったので、拙著『湾岸報道に偽りあり』を贈呈した。

 蟹瀬氏は、アメリカに学び、アメリカの大手紙で最初の仕事をしたようであるから、上記の「ユダヤ人支配」の実情は、人一倍、身に沁みて知っているはずである。


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