送信日時 :2001年 10月 17日 水曜日 10:59 AM
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『亜空間通信』46号(2001/10/17)
【予測適中/アルジャズィーラ放映が米メディアの情報独占操作を揺るがす】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
昨夜、これはどうやらメディア戦争の転機かなと思い定め、急ぎ、下記「ガーディアン」記事の主要箇所を訳し直して送った。この『亜空間通信』44号(2001/10/16)【ウサマ動画放映効果に驚きブッシュは封殺しブレアはメディア戦争劣勢を告白】の予測が、やはり適中していた。
私は、「2001年10月12日金曜日」の日付けの「ガーディアン」記事、訳題「プロパガンダ戦争への懸念が渦巻きアメリカはイスラエルに圧力」を主要な題材として、「アラブのCNN」として注目を浴びているペルシャ湾岸の小国カタールのアラビア語衛星放送局「アルジャズィーラ」が放映したウサマ・ビン・ラディンの動画に関しては、すでに様々な反応が現われ云々、と論じたのだが、本日、自宅で取っている唯一の日刊紙、『日本経済新聞』(2001.10.17)の国際面の片隅に、次の2段、小さい横見出しの短い記事が載った。
曰く:
米、メディア宣伝加速/カタール放送局に幹部出演/「米国は宗教の相違を尊重」
【ワシントン16日=池内新太部】
アフガニスタンでの軍事作戦を進めるブッシユ米政権がアラブ・イスラム諸国の理解を得ようと宣伝合戦にも力を入れ始めた。
カタールのアラビア語放送局アルジャズィーラに政権幹部が出演、メディアを通じて米国の主張を浸透させ、テロ組織との長期戦を乗り切ろうと躍起だ。
「米国は宗教の相違を尊重する。この戦いはテロに対するものであり、イスラムやアラプの人々に対する戦争ではない」--ライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は十五日、間局のインタビューに答えて、軍事作戦の自的などを説明した。
以上で引用終わり。
これはますます面白いと、以上をスキャナー読み込み、校正しつつ、わが電網宝庫協力者に電話してみたら、朝日と読売の同種記事を切り抜いて届けてくれた。案の定、朝日も大きく取り上げており紙面の7分の1程度、読売はさらに大きく紙面の3分の1程度だが、そちらの読み込みは後刻の愉しみにして、とりあえず、予測適中の報告を済ます。