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『亜空間通信』489号(2003/02/21)
【イラクへの武力介入不支持「みどりの会議・中村敦夫議員が首相に要請」を支持】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
本日(2003/02/21)、夕刻、
中村敦夫参議院議員の公式「メーリングリスト」(以下から入れる)
http://www.monjiro.org/mailing-list/index.html
への投稿により、以下の「報告」が届いたので、私は即刻、この要請への「支持」を表明し、広く転送し、転載する。
----- 引用ここから ------------------------------
皆さまみどりの会議事務局の田中信一郎です。
みどりの会議(代表委員・中村敦夫参議院議員)は、2月21日(金)、小泉純一郎首相(代理・小野田内閣総務官室企画官)に対し、アメリカのイラク攻撃を支持しないよう要請しましたので、ご報告申し上げます。
以下、要請文です。
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2003年2月21日
内閣総理大臣 小泉純一郎 殿
アメリカによるイラクへの武力介入を支持・支援しないこと
及び国際軍縮を主導することに関する要請みどりの会議並びに各国の緑の党は、アメリカによるイラクへの武力介入姿勢について、国際社会の協調を乱し、中東地域の平和と安定を脅かすものと認識しています。また、大量破壊兵器を確実に廃棄するには、査察という手法がもっとも有効であると考えます。
したがって、アメリカによるイラクへの武力介入を日本が支持・支援することは、武力によらない国際平和の追求を求める日本国憲法と国連憲章に反する行為であり、採るべき方針ではありません。
一方、イラク・フセイン政権によるクルド人などへの人権侵害行為及び大量破壊兵器による周辺諸国への威嚇についても、決して許されることではありません。
つきましては、日本政府が次の方針を採られるよう強く要請いたします。
一、アメリカがイラクへの武力行使容認決議案を国連安全保障理事会に提出した場合、若しくはイラクへの武力介入に踏み切った場合、一切の支持・支援をしないこと。
二、国連監視検証査察委員会等によるイラクの大量破壊兵器査察について、国連安全保障理事会に対し、査察の継続・強化を求めること。
三、イラクに対し、大量破壊兵器査察への全面協力、クルド人などへの人権侵害行為の全面解消、大規模な軍縮、民生の大幅な向上を強く求めること。また、本要求をイラクが約束・履行する場合、イラクに対する経済制裁の凍結を国連に提案すること。
四、国連安全保障理事会常任理事国及び大量破壊兵器保有国に対し、特に同盟国であるアメリカに対し、率先して大量破壊兵器を廃棄するよう強く求めること。
五、国際社会に対し、防衛費及び自衛隊を自発的かつ大胆に縮小することによって、日本が軍縮の模範を示すこと。
以上
環境政党「みどりの会議」代表委員 中村敦夫
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参議院議員 中村敦夫事務所/政策秘書 田中信一郎
(みどりの会議事務局 政務担当)@中村敦夫事務所
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URL http://www.monjiro.org/@環境政党「みどりの会議」事務局
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E-MAIL office@midorinokaigi.org
URL http://www.midorinokaigi.org/
----- 引用ここまで ------------------------------
以上。