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『亜空間通信』481号(2003/02/13)
【家庭内暴力を告発され居直る井上ひさしを看板に担ぐ共産党系平和運動の醜状】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
いやはや、驚いたの、何の、10日前の2.3.に受信した集会案内が、ことの発端である。
ともかく、届いた案内、きたる2.14.明治公園で「イラク攻撃反対」「有事法制反対」を標榜し、「平和を願う日本の良心を、今世界に」のスローガンの集会の案内を見ると、よびかけ人(2月3日現在・五十音順)の冒頭に、井上ひさし(作家)とある。
集会の「事務局」は、以下のようになっている。
〒113-8462 文京区湯島2-4-4平和と労働会館
TEL5842-5630 FAX5842-5620
2.14大集会事務局(国民大運動実行委員会)
はてな、と思った。「平和と労働会館」と言えば、確か、港区に昔からあって、何度も行ったことがある。
かなり前から、
が事務所を構えていた古い建物のはずと思い、電網検索すると、以下が出てきた。やはり、港区にある。しかし、上記の湯島のとは電話番号が違う。日本国民救援会東京都本部=〒105-0004 東京都港区新橋6-19-23 平和と労働会館
Tel.03-3431-3562
そこで、上記の湯島の電話番号に掛けてみると、
の電話番号で、古い建物を売却して、2つの同名の会館が分離したのだと言う。2.14.集会に関しては、幅広い運動にするために、文化人を「よびかけ人」にしたのだと言う。
そこまでは、いわゆる「苦肉の策」の部類と思い、まあ、まあ、覗きに行ってみるかと、手帳の予定に記入して置いた。私は、井上ひさしの名前は知っているが、あまり興味を持たなかった。日本共産党幹部の娘と再婚したことだけは聞き知っていたが、それ以上のことは、まったく知らなかった。
ところが、これを、
のである。驚いて、「井上ひさし、家庭内暴力」で電網検索すると、ぞろぞろ出てきた。
その典型が、以下の「ふえみん」(婦人民主クラブ)の掲示板の投稿であった。
http://www.jca.apc.org/femin/koe.html
許せない暴力の反省ない井上ひさし発言2001.9.15号(雄作)私は心を掻きむしられ、気分が重く沈んだ。
「肋骨と左の鎖骨にひびが入り、鼓膜は破れ、全身打撲。顔はぶよぶよのゴムまりのよう。耳と鼻から血が吹き出て…」
元夫の暴力が吹き荒れたあとの自分を克明に描いた西館好子さん(当時・現在は代志子)の『修羅の棲む家』(はまの出版)。その元夫の卑劣な発言を間近に聞いたからだ。
九月二日夕刻、日比谷野音。個人情報保護法案反対の集会の壇上に修羅、井上ひさしがいた。私の胸は不快にざわめき、彼を見つめることができない。過去の戦争の反省をしない日本の話題になり、口を開いた修羅。
「僕は突然離婚になり苦しんだ…。彼女はまったく謝らない。一言でも謝ったら許す気になるかもしれない」
私の心臓は背中に食い込み、顔から血の気が引いてゆく。こともあろうに、数千の聴衆を前にアジアの戦争被害者を、自分に重ね合わせたのだ。二五年間暴力にさらされた西館さんの悲しみを思うと、激しい怒りで全身の血が逆流した。傷害罪で投獄もされず、社会的制裁も受けず、名声を保持し続ける修羅。彼の筆を急がせるため「奥さん、二、三発殴られてもらえませんか」と懇願した編集者。
彼の人気を利用する出版社、大新聞、政党は、ドメスティック・バイオレンスに沈黙する。同書は、圧力で大手から出版できなかったという。
私たちは過酷な体験を生き抜いた西館さんのことばに耳を傾けよう。心から共感し、涙を流し、暖かい拍手を送ろう。バタラー(殴る人)井上ひさしが狡猾に被害者を装い、彼女を踏みにじり続けているのだから。
(西東京市)
(はまの出版)を検索すると、キャッシュでないと「エラー」になる。キャッシュのURLは長すぎるから、以下のみを再録する。
『修羅の棲む家』(はまの出版, 1998)
作家は直木賞を受賞してからさらに酷く妻を殴りだした
井上ひさし氏・好子夫妻離婚の原因は、夫からの度重なる暴力だった!
井上氏は直木賞を受賞してから、さらに酷く妻を殴りだした。作家の家の壮絶で奇妙な日常が、いま初めて明かされる。本書は、家庭内暴力に耐え続ける女性たちへのメッセージでもある。
別途、以下も出てきた。
http://www6.ocn.ne.jp/~mdanjo/tosyo/h.html
男たちよ妻を殴って幸せですか?
~ドメスティック・バイオレンスの周辺~ 西舘代志子 早稲田出版
続けて、「井上ひさし、日本共産党」を検索した。
全言語のページから井上ひさし、日本共産党を検索しました。 約365件中1 - 100
件目 ・検索にかかった時間0.42秒
冒頭が、以下である。
http://www.ywad.com/books/371.html
新日本共産党宣言
不破哲三 / 光文社 / 99/03/25
★★★
日本共産党の政策井上ひさしが日本共産党中央委員会幹部会委員長の不破哲三に対して、日本共産党の提案する政策を問いただすという趣向の対談集だが、要するに日本共産党のプロパガンダである。[後略]
日本共産党の「立ち枯れ」が取り沙汰されて久しいが、これには、まさに「言葉を失う」。
一応、日本共産党の中央委員会に電話をして、2.14.集会が日本共産党の行動予定に入っていて、日本共産党の国会議員が挨拶する予定であることを確かめ、上記の事情を調べよと注意した。
もう、これ以上は、何も言いたくない。
以上。