『亜空間通信』996号(2005/04/20) 阿修羅投稿を再録

ホロコーストを疑う真理・真実の追究は尊重されるべきとの著名歴史家からの葉書を匿名で公開

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『亜空間通信』996号(2005/04/20)
【ホロコーストを疑う真理・真実の追究は尊重されるべきとの著名歴史家からの葉書を匿名で公開】

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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 私は、一昨日、以下の通信を発し、阿修羅戦争掲示板に投稿した。わが電網宝庫への直接の訪問、147と投稿の方のヒット数530を合わせると、2日で677になる。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku995.html
http://www.asyura2.com/0502/holocaust1/msg/806.html
『亜空間通信』995号(2005/04/18)
【ホロコースト狂信者は多いが創価学会系『潮』連載対談で長老が語る記事に背筋が凍る恐怖】

[中略]

 本通信の題名の「背筋が凍る恐怖」を覚えたのは、紙の山の片付け作業中であった。

 記憶にはなかったが、題名に「ホロコースト」とある古い雑誌記事のコピーが出てきたので、掲載誌を確かめると、A5判のコピーの右下に、ちいさく、「June '99 潮」とあったのである。

『潮』は、世間周知、創価学会系の雑誌の長老格である。記事の目次は、「【連続対談】20世紀をどう見るか(6)」「ホロコーストに立ち向かった人びと」であり、対談の主は、鶴見俊輔と加藤周一である。

 ここまではまるで驚かない。対談の主の両者ともに、体制の補完物の心情左翼風著名人であるから、ホロコーストを「許し難い犯罪」として糾弾するのは、彼らの言論商売の基本である。

 しかし、彼らが、多分、唯々諾々として、レイプ魔、池田大作の提灯持ちを演じるとなれば、これは、笑い話では済まされない。

 または逆に、創価学会の文化人取り込みの見事さに、「背筋が凍る恐怖」を覚えることになる。

 [後略]

 上記の2日間のヒット数の計算結果、677は、『潮』の発行部数に比べれば、桁違いであろう。

 しかし、いずれは、当方の意見、主張、歴史的事実の認識は、必ずや、創価学会系月刊誌に、打ち勝つのである。

 本日は、そのような将来展望をも抱きつつ、現在の段階で、上記の著名人、「鶴見俊輔と加藤周一」に十分に匹敵する著名人の挨拶を公開する。

 この挨拶は、私個人への葉書の内容である。本人は存命中だから、公開の諾否、または同趣旨の文章の公開を求めることもできるが、もし許諾を得ても、ことの性質上、周囲に影響があるに違いないから、私個人の判断、責任で、匿名公開することにしたのである。

 以下が、その文面である。かなりの高齢の学者だから、用語は古めかしい。

 御尊著、『アウシュヴィッツの争点』御恵授賜り、誠にありがとうございました。一読して、とくに後半を読んで、私が、大きな誤解をしていたことに気ずきました。それは「ガス室」はなかったのではないか、「ガスによるホロコースト」はなかったのではないかということを、ユダヤ人の収容所での迫害、大量殺傷はなかったかのように印象し、誤解していたということ。次に、ガス室殺人を疑い、それを科学的に究明することは自由であり、それを迫害してはならないし、まして封殺することなど、"もっての他"という断固たる言論人の信念に連帯の心を持たなかったことです。このことをみずから恥とします。真理・真実の追及はいかなる側からのものであれ、尊重されるべきであると思います。一筆、御礼まで。

 私は、このような激励をも受けつつ、世間の逆風に抗し、天下の似非紳士、朝日新聞の元記者、言論詐欺師、本蛇蝎一の『週刊金曜日』の6回の連載記事による名誉毀損を訴えて、以下の裁判を戦ったのである。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/gas-trial.html
「ガス室」裁判
「ガス室」裁判こと「週刊金曜日」相手の名誉毀損・損害賠償請求事件
「ガス室」裁判の次回日程
「ガス室」裁判の現状
1997.4.18. 東京地方裁判所に提訴した「訴状」32頁を全文収録
「ガス室」裁判の訴状全文
『週刊金曜日』本多勝一・徹底批判・「偽」市民派の正体を見破る42頁
原告本人陳述書(1)
最終準備書面
日本で最初の「ガス室」判決全文
本多勝一"噂の真相"へ

 上記の電網宝庫のヒット数は、本日現在、4,428である。

 この件では、裁判の提起以前に、『週刊金曜日』側から、6回の連載記事に対する反論として、その1回分の誌面を申し出られたが、本蛇蝎一自身が、自分の問題で、同じ誌面の反論を要求していたから、私は、6分の1の反論を拒否した。裁判でも、裁判長が、職権和解を提案した。これを受ければ、やはり、1回分の誌面の反論ができたのであろうが、私は、これも断固拒否した。

 いずれ、単行本、仮題『似非紳士「朝日新聞」本多勝一「噂の真相』の発行を予定していたからである。

 この単行本の発行は、まだであるが、いずれ果たす。

 上記の葉書の「真理・真実」の追及は、妥協のない、わが人生を賭けた長期の戦いなのである。

 以上。


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