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『亜空間通信』629号(2003/07/15)
【恐米畏縮症の典型「正義を売る商店」朝日新聞が再び南京事件虚報の嘘の上塗り
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
イラクでは今、激変が続いている。日本では、参議院において、すでに衆議院を通過したイラク特措法案の採決が、7月22日には委員会で、23日には本会議で行われる予定になっており、その一方、日本にイラクへの派兵を求めたご当人のブッシュ大統領は、国際世論の上でもアメリカの国内世論の上でも、嘘つきと非難され、不評さくさく、イラクへの「国連の関与」を求める声が急速に高まっている。
つまり、「イラク」と「国連」(正確な訳は「諸国家連合」もしくは「連合国」)が、今の今、決定的な重要性を持つ2つの鍵言葉であり、この2つの鍵言葉の関係が、最重要課題なのである。この状況下、メディアの役割の重要性、もしくはその裏返しの犯罪性は、異常に高まっている。何よりも、かによりも、メディア(情報媒体)が報じなければ、イラクを巡る状況は、一般にも、国会にも、政党にも、議員にも、その「公費」政治秘書たちにも、まるっきり伝わらない仕掛けになっているのである。
ところが、恐米畏縮症の日本の大手メディアは、この際に最も重要な2つの鍵言葉に関する最新情報を、率先して報じる情報収集能力、判断力、度胸を、まるで欠いている。
そのような恐米畏縮症の日本の大手メディアの典型が、戦前からの呼び名の「似非紳士」こと、朝日新聞である。口先だけの「イラク戦争反対!」なんて売り込みで商売してきただけに、ますますいやらしいのである。
朝日新聞は、1997年1月号から6月号の講談社発行『ヴューズ』によって、「正義を売る商店」として特集され、当時の最大の政治醜聞企業へとの隠微な関係、「リクルート汚染」までが指摘された。
その後も朝日新聞は、性懲りもなく、「正義を売る商店」の商売を続行しているが、同紙はたとえば、わが自称「嘘発見」名探偵の点検によれば、7月15日(火曜日)12時現在までには、紙印刷はもとより、電網上でも、以下の2つの最重要情報を、日本人向けに発信していないのである。
「正義を売る」ためには、自社が「正義」の対極をなす「悪」と戦う立場であることを強調しなければならない。ああ、また、ああ、頭の中で、古いレコード盤が回り出した。北京の国民学校に通う際の「軍歌行進」で、意味も分からず丸暗記、小さな右手の拳を固めて、威勢良く振り振り、歌って歩いた歌の文句である。
「天に代わりて不義を撃つ、忠勇無双のわが兵は、歓呼の声に送られて、へ、へ、へ、へ、へ、の屁、」
ところが、何と、「正義を売る商店」は、今の今の世界の「悪」の典型、アメリカ、ブッシュの国際的な評価の際どい点になると、「てんから」、だらしなくなって、逃げ回るのである。本音は、超大国のアメリカに逆らうと損をするからである。これが、エリートの「バランス感覚」っちゅうものなのである。
以下の2つは、わが自称「国際情報総合分析研究所代表」による阿修羅戦争36掲示板への投稿の再録である。わが投稿は今、日本の大手メディアを指導しているのである。早よう追いついてこんかい!
1)・・・・・・・・・・
---------- 引用ここから ----------
AFP:バグダッド発:米上院がNATOと国連にイラクへの部隊派遣を求めよと決議せり。ブッシュ猿坊やは愚ずっちょるようじゃがな
http://www.asyura.com/0306/war36/msg/927.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 7 月 15 日 09:45:53:
AFP:バグダッド発:米上院がNATOと国連にイラクへの部隊派遣を求めよと決議せり。
ブッシュ猿坊やは愚ずっちょるようじゃがな。
同趣旨記事は電網に溢れちょる。
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/afp/20030711/wl_afp/iraq_worldwrap&cid=1512&ncid=1478
World - AFP
US seeks foreign troops for long haul in Iraq as clashes carry on
Fri Jul 11,12:01 PM ET
BAGHDAD (AFP) - The US Senate called for NATO (news - web sites) and UN troops to be sent to Iraq (news - web sites) as former commander Tommy Franks said US forces may have to stay as long as four years.
[後略]
---------- 引用ここまで ----------
2)・・・・・・・・・・・
---------- 引用ここから ----------
イスラムオンライン:バグダッドで米兵死傷9ほか月曜日も血みどろでイラク兵は給料不払い「嘘つき」アメリカ非難。
http://www.asyura.com/0306/war36/msg/923.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 7 月 15 日 00:33:00:
イスラムオンライン:バグダッドで米兵死傷9ほか月曜日も血みどろでイラク兵は給料不払い「嘘つき」アメリカ非難。
AFP・ロイターも現地にいて、イラク兵は「事態は切望的、皆がアメリカに刃向かう」と公言。
長文なり。この事態を日本の大手メディアが、どう報じるか。見物(みもの)なり。
イスラムやジハド発の情報を軽視し、ニューヨークタイムズの尻を嘗め続ける朝日新聞なぞの「名誉白人」の阿呆記者どもは、地獄に堕ちよ!
http://www.islam-online.net/English/News/2003-07/14/article01.shtml
U.S. Soldier Killed, 8 Wounded In Baghdad Attacks
[後略]
---------- 引用ここまで ----------
以上のような超々重要最新情報を報じていない朝日新聞は、何と、上記の情報発信状況に関してのわが大手メディア電網情報点検の途上で、ついつい、発見してしまったのであるが、以下のような自社の自己弁解に好都合な情報だけは、これ、この通り、「正義を売る商店」の怨敵、「悪」、ここにあり、とばかりに、嬉々として報じていたのである。これは実は、もう一つの超大国、わが隣国の中国への胡麻擂りでもあるのである。
この問題は、まさに今月、七夕の日、2003年7月7日に、虚報記事謝罪要求事件の裁判の第1回口頭弁論が開かれた問題と深く関わる朝日新聞の「報道犯罪」なのであり、私は、その概況を、以下で報じた。
---------- 引用ここから ----------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku624.html
http://asyura.com/0306/war36/msg/681.html
『亜空間通信』624号(2003/07/08)
【南京攻略百人斬り虚報記事謝罪要求事件の第1回口頭弁論に百を超す傍聴希望者】
[中略]
ああ、何とも、呆れたことに、いや、実は、馴れっこで、まるで驚きもしないことには、毎日新聞、朝日新聞、本多勝一、柏書房は、揃って、「虚報」の主張を否定した。
[後略]
---------- 引用ここまで ----------
この状況下、朝日新聞は、つい最近、以下の3つの関連する記事を電網に発していた。この場合の格好のネタの「悪」は、「自民党江藤・亀井派の江藤隆美会長」である。ああ、何とも、字面を見ただけでも、「虫酸」が走りそうな「悪」の典型の「三枚目」である。
1)・・・・・・・・・・
---------- 引用ここから ----------
http://www.asahi.com/politics/update/0712/008.html
自民の江藤氏、不法滞在者は「どろぼうや人殺しばかり」自民党江藤・亀井派の江藤隆美会長は12日、福井市内で開かれた党支部定期大会で講演し、不法滞在の外国人について、「どろぼうやら、人殺しやらばかりしているやつらで、いっぱい日本にはいる」と発言した。朝鮮半島の有事で、難民が船で日本海から上陸する事態に備えた治安維持の必要性を訴えるなかで言及した。
講演で江藤氏は、「新宿の歌舞伎町は第三国人が支配する無法地帯。最近は、中国や韓国やその他の国々の不法滞在者が群れをなして強盗をしている。そんな国がありますか」と述べた。
また、日中、日韓の過去の歴史問題について、「南京大虐殺(の犠牲者)が30万人などというのは、あれはでっちあげのうそっぱち」と語った。さらに1910年の日韓併合について、当時は国際連盟の発足前にもかかわらず「両国が調印して国連が無条件で承認したものが、90年たったらどうして植民地支配になるのか」と語った。
江藤氏は、会場に報道機関の記者がいることを知った上でこれらの発言を続けた。朝鮮半島問題に詳しい大阪市立大の朴一(パク・イル)教授(日韓、日朝関係論)は「故意に差別的表現を使うことで、不法滞在者のすべてが凶悪犯罪者という印象を与え、外国人への偏見をあおっている。しかも誤った歴史認識に基づいている」と批判した。
江藤氏は総務庁長官だった95年10月、植民地支配について「日本はいいこともした」と発言し、閣僚を辞任している。
一方、江藤氏は自民党総裁選にも触れ、「小泉総裁が再選されれば新幹線も高速道路もできなくなる。再選されたら(衆議院の)解散は10、11月。落選すれば年内解散はしない」と話した。 (07/13 00:15)
関連情報
* 江藤氏発言に韓国政府「失望と嘆き」 異例の論評発表
政治記事一覧
* 福田官房長官は論評避ける 江藤氏発言(07/14 12:11)
---------- 引用ここまで ----------
2)・・・・・・・・・・
---------- 引用ここから ----------
http://www.asahi.com/international/update/0714/006.html
南京大虐殺否定発言に中国外務省が批判コメント中国外務省の孔泉(コン・チュワン)報道局長は13日、自民党江藤・亀井派の江藤隆美会長が南京大虐殺を否定する発言をしたことについて「南京大虐殺は、日本の軍国主義が中国への侵略戦争中に犯した残虐な罪悪であり、動かぬ証拠がある。国際社会でも早くから定説となっている。歴史の事実を歪曲(わいきょく)したり否定したりするいかなるたくらみも、その目的を達成することはできない」と批判するコメントを発表した。国営通信・新華社も同日、日本国内の報道を引用する形で江藤氏の発言を伝えた。
(07/14 12:12)
3)・・・・・・・・・・
---------- 引用ここから ----------
http://www.asahi.com/politics/update/0714/003.html
福田官房長官は論評避ける 江藤氏発言自民党江藤・亀井派の江藤隆美会長が日韓併合や南京大虐殺などについて語った発言について、福田官房長官は14日午前の記者会見で、「国会議員が方々でする発言に対して、(政府の)私の方からいちいちどうのこうのというのはない」と述べ、具体的な論評を避けた。
自民党の太田誠一衆院議員のレイプ関連発言や鴻池防災担当相の「市中引き回し」発言など、このところ相次ぐ国会議員の問題発言についても、福田長官は「私の方から評価するようなことを言う必要はない。(発言した)本人に聞くべきだ。国会議員の発言に(政府が)すべて責任を負わなければいけないかどうか。どう評価するかは国民が決めることだ」と語った。
さらに、日韓併合や南京大虐殺に関する日本政府の見解を改めて示す必要性についても、「(発言の)何が問題なのか、私も中身がわからない。もし正確な発言があるなら、それをお示しいただいた上で申し上げたい」と述べた。 (07/14 12:11)
---------- 引用ここまで ----------
この件に関して、仕方なく、電網調査した結果、以下のごとく、東京新聞だけが「つき合って」いた。その他の大手新聞の報道は見当たらなかった。
---------- 引用ここから ----------
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20030713/mng_____sei_____005.shtml
南京大虐殺で江藤氏『30万人はうそっぱち』自民党江藤・亀井派の江藤隆美会長は十二日、福井市で開かれた自民党福井・足羽支部の定期大会で講演し、中国や韓国に対する歴史認識について「南京大虐殺(の死者)が三十万人なんてでっち上げのうそっぱち」などと発言した。
江藤氏は日本の中国や韓国への戦争がすべて正しいわけではなかったと断りながら「過去の歴代首相は侵略戦争だったと頭を下げて、自分の国が悪いように言ってきた」と批判。
「日本人はこれまで自ら辱めるようなことをやってきた」と指摘した。
また最近の犯罪数の増加について言及する中で「新宿の歌舞伎町は今、第三国人が支配している無法地帯。そういうのが罪を犯している」などと述べた。
---------- 引用ここまで ----------
私は、この件に関して、かねてより再三再四、朝日新聞が文化大革命の最中で北京支局を自社だけが確保するための「胡麻擂り」報道、「中国の旅」の本蛇蝎一のでたらめ記事以後、いわゆる「右と左」の草野球の酔っぱらい観客の場外乱闘に堕落したものとして、論じてきた。
少なくとも、1972年の朝日新聞の「百人斬り競争」虚報の嘘の上塗りが、それ以後の右左が入り乱れる場外乱闘の「悪の根源」なのである。朝日新聞は、この自社の「悪」をば、あくまでも、「正義」と言いくるめ続け、超大国の中国に胡麻擂りを続け、「心情左翼」の読者を確保し続け、新聞代をむしり取り続けるためにこそ、「自民党江藤・亀井派の江藤隆美会長」のような、字面を見ただけでも、「虫酸」が走りそうな「悪」の典型の「三枚目」を、いついつまでも、必要としているのである。歴史の真実などは、どうでもいいのである。
これは別途、詳しく続報する予定だが、上記の七夕の裁判の法廷には、被告側は、代理人の弁護士しか出廷していなかった。ところが、私は、閉廷後、原告側の「報告集会」に参加するために、しかも、折からの小雨の中、三脚付きのヴィデオカメラを傘の下に濡れないよう大事に所持しながら、ヴィデオカメラを持ったままでは、途中で阻止されて、裁判所の庁舎を通り抜けられないので、一人だけで遠回りして、少し遅れて裁判所の裏側の弁護士会館に辿り着いたのである。
その時、私は、1階のエレベーターの前の廊下で、本多勝一が反対側から入って来るのを、見掛けてしまったのである。彼は私がいることを気づいたに違いないが、うろうろしていた。逃げるわけにもいかなかったのである。私は、即座に三脚を立てて、ヴィデオカメラの「録画」を開始した。エレベータが降りてきて、その中に入り込むまでの彼のしょぼくれた面の鈍い動作の動画を収録した。
その後に遅れて入った原告側の報告集会でも、原告と代理人から撮影を許可された。自分もしゃべったが、その時、被告の本多勝一を下で見掛けたこと、彼は法廷に顔を出せない卑怯者であること、などを指摘した。原告側の弁護士は、気軽に「あちらは403号室にいますよ」と言った。さすが弁護士同士のこと、同じ時間帯に、同じ階の別の部屋で、被告側も打ち合わせをしていることを、知っていたのである。
当然、いわゆる共同被告の朝日新聞、毎日新聞、柏書房の代理人の弁護士たちも、同席していたに違いない。私は、とぼけて、407号室の扉を開けて、撮影してやろうかとも思ったのだが、でっち上げでもされるといけないので、それは諦めた。ああ。
ああ、一番不気味な「悪魔」とは、こげな言論詐欺師と、その古巣、まさに「悪の巣窟」のメディア企業のことなのではないのかいな。
以上。