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『亜空間通信』1006号(2005/05/07)
【フラッシュ記者清水一男ら逮捕は警察にマークされていたと疑う有力な根拠は小泉レイプ事件報道】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
昨日(2005/05/06)から、本日(2005/05/07)に掛けて、写真週刊誌『フラッシュ』記者、清水一男らの逮捕が、実名入りで報道されている。
件の記者、清水一男は、昨年、わが略称「小泉レイプ事件」の取材で、2度会っている。2度目は、わが家であり、カメラマンも一緒だった。『フラッシュ』は、わが勇姿入りの見開き2頁、「仰天!小泉首相が婦女暴行で訴えられていた」の題名の記事を、2004年6月29日号に掲載した。
以下、2つの電網記事を紹介するが、すでに実名報道がなされているので、記者は実名とする。
1)------------------------------------------------------------
http://www.daily.co.jp/newsflash/2005/05/06/171613.shtml
「フラッシュ」記者ら2人逮捕神奈川県鎌倉市の妊婦遺体遺棄事件現場の民家敷地内に無断で入ったとして、鎌倉署は六日、住居侵入の現行犯で、光文社発行の週刊誌「フラッシュ」の記者清水一男(42)=東京都豊島区=と、フリーカメラマン木村哲夫(30)=練馬区=の両容疑者を逮捕した。
清水容疑者は光文社の契約社員。2人は調べに対し「取材のためだった」と話している。
調べでは、2人は6日午前8時半ごろ、鎌倉市長谷の現場民家の敷地に、立ち入り禁止のロープをくぐって侵入した疑い。逮捕されるまでの約25分間、写真数枚を撮影したという。
侵入するのを目撃した近くの住民が2人を取り押さえた。
現場では、同県警が4月25日、妊娠8カ月の女性の遺体を発見。交際相手の会社員が死体遺棄容疑で逮捕された。会社員は女性の殺害も認める供述をしている。
フラッシュの折敷出慎治編集長は「他人の敷地に立ち入ったことに関しては申し訳なく思います。ただ取材現場での逮捕となると、これからの取材に大きな制約になるのではないかと危惧(きぐ)します」とのコメントを出した。
2)------------------------------------------------------------
http://straydog.way-nifty.com/
情報紙「ストレイ・ドッグ」(山岡俊介取材メモ)
政・官・財、マスコミ、闇社会と、あらゆる巨悪追及の情報ぺ-ジ/04年10月9日創刊。不定期。写真週刊誌『フラッシュ』記者等2名、住居侵入で逮捕の波紋
●逮捕までされた事情とは?
神奈川県警鎌倉署は5月6日、鎌倉市にある民家敷地内の妊婦の遺体遺棄現場に無断で入ったとして、住居侵入の現行犯で、光文社発行の『フラッシュ』のS記者(42)、フリーカメラマン(30)の2人を逮捕した。
新聞などの既報情報を総合すると、2人は6日午前8時半ごろ、立ち入り禁止のロープをくぐって侵入し、逮捕されるまでの約25分間に、写真数枚を撮影したという。
現場には穴が掘られた跡があり、同県警が4月25日、そこから妊娠8カ月の女性(33)の遺体を発見している。同民家は女性と交際していた男性(34)の自宅で、同男性は翌26日、死体遺棄容疑で逮捕されている。
2人は現場の穴を覆っていたシートを取るなどして、撮影していた模様。
それにしても、なぜ、逮捕なのか。
一部報道によれば、目撃した近くの住民(42)が通報しただけでなく、カメラを渡すように求めたが拒否されたことから、2人を取り押さえたとも。また当初、その住民が注意したところ、2人は「警察の許可を取っている」などとうそを言ったとも。
住居侵入というと、本紙は昨年、某大手マスコミ記者が、夜遅く、取材先を訪ねたところ、警視庁によって逮捕された件が思い浮かぶ。もっとも、その件は理由は不明ながら、記者であることを本人が明かさなかったという事情がある。「報道の自由」もあり、些細な違法行為なら大目に見られ、逮捕などまずされない。今回は、完全に立ち入り禁止の現場だったため、見過ごせなかったということか。それとも、記者クラブ制度でコントロールできず、しかも、警察批判もけっこう展開している雑誌媒体だったから、チャンスと逮捕に至ったなんてことはないのか。
遺体発見直後ならまだしも、すでに2週間近くも経ており、捜査上の実害などないはずだ。
●『フラッシュ』廃刊の引き金になりかねないとの説も
本紙とリンクしているお勧めHPの一つ、「金沢誠のエンタメ総研」の同氏は、『フラッシュ』と並び、かつて同じ出版社から出ていた『週刊宝石』(廃刊)のベテラン記者だった。その金沢氏は同HPで早速、「フラッシュ記者・カメラマン逮捕事件への一考察」と題し、同情的かつ不可解と報じている。本紙も同感である。
少し気になるのは、逮捕された一方のS記者は、『週刊現代』(99年12月4日号)でアルゼの裏ロム疑惑をスクープした当人という事実。アルゼの天敵である鹿砦社同様、そのため、以前から警察にマークされていたということはないのか。
なお、『フラッシュ』の関係者の間ではこんな声も出ている。
「これを契機に、光文社の経営陣は同誌の廃刊を最終決断するかも知れない。昨年から廃刊説が囁かれているように、同誌の返品率は7割、実売は2ケタを切っているともいわれるほどの惨状ですからね」
私は、写真週刊誌『フラッシュ』に、昨年、2度登場した。
1回目は上記の「小泉レイプ事件」原告として2頁の見開き、わが勇姿の写真入りだった。
2回目は、読売が日本テレビの株保有を、ナベツネに名義貸ししていた件で、写真はなかったが、元・日本テレビ労組の書記次長として実名が出た。
私は、最初から、小泉不純一郎と徹底対決の覚悟を決めており、「名誉毀損で訴えてくるなら、ぜひそうしてほしい」(写真週刊誌『フラッシュ』2004.06.29.写真説明)と明言しているのである。
因みに、私は、鹿砦社発行の季刊雑誌、『スキャンダル大戦争』8号に、われこそは略称「小泉レイプ事件」の原告であるぞよ!と題する10頁の実録記事を発表した。
副題と筆者名は、以下のようであった。
日本人としての名誉毀損・損害賠償を求める裁判の一騎当千・紙の鎧袖一触の奮戦記
木村愛二(67歳、季刊『真相の深層』編集発行人
私も、以上の様々な状況を考慮し、山岡俊介と同様に、「『フラッシュ』と清水一男記者が、以前から警察にマークされていたということはないのか」と疑う。
以上。