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『亜空間通信』1053号(2005/07/14)
【鹿砦社の社長逮捕に抗議し同社発行『スキャンダル大戦争』8号掲載「小泉レイプ事件」記事再録】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
(2017.8.1 読みやすくするため適宜区切りを入れています)
テレヴィでも報道された鹿砦社の社長逮捕事件に関しては、以下の同社ホームページに譲る。
http://www.rokusaisha.com/
鹿砦社のホームページです。
<2005年7月12日小社代表取締役松岡利康が逮捕されました>
以下鹿砦社の声明文です。拝啓 平素は小社活動にご注目いただき、厚く御礼申し上げます。
本日、鹿砦社代表取締役 松岡利康が、大手パチスロ機器メーカー「アルゼ」及び阪神タイガース球団に対する告発書籍、及びそれに関連するインターネット上での記述について、名誉毀損の疑いで神戸地検特別刑事部に逮捕されました。
これは不当逮捕です。憲法で保証された「表現の自由」への挑戦です。言論弾圧です。
鹿砦社としては、断固戦います。
[後略]
鹿砦社とは、拙稿掲載、わが木村書店と無料相互広告掲載の関係にある。この拙稿が、突然の逮捕の真因なのかもしれない。そうだとすると、わが季刊『真相の深層』の編集・発行人であり、同誌の発行元の木村書店の代表でもある私も、突如、逮捕される可能性なしとはしない。
そこで、私も、表現の自由」への挑戦に抗議し、断固戦う決意を表明し、その具体化として、旧稿を再録し、広めることにする。
以下は、季刊『真相の深層』04秋3号掲載の拙稿の再録である。
「小泉レイプ事件」報告の完全版
(『スキャンダル大戦争』8号(2004・8・20)記事)
編集者、木村愛二の序・・・『スキャンダル大戦争』誌は、『噂の真相』のスキャンダリズムの継承を目指しており、本誌と同じく季刊誌なので、本誌の夏号と無料の交換広告を提案したところ、折から電網上の評判が急上昇中の「小泉レイプ事件」に関する寄稿を要請された。私は、締め切り間際に寄稿したのであるが、その直後、裁判の一審判決が下ったため、すでに他の記事も編集が終了後でもあり、わが寄稿の頁数の割付も決まっていた状況下、急遽、同じ頁数の範囲内で、一部を差し替えた。以下は、その差し替え分と、追加訂正をも含む筆者自らが推薦の完全版である。
われこそは略称「小泉レイプ事件」裁判の原告であるぞよ!
日本人としての名誉毀損・損害賠償を求める裁判の一騎当千・紙の鎧袖一触(注)の奮戦記
木村愛二(67歳、季刊『真相の深層』編集発行人)
漢文世代の木村愛二注・・・表現としては「孤軍奮闘」よりも「狷介孤高・八面六臂・機略縦横・獅子奮迅」を好むが、まずは、昔の講談調で、「遠からんものは音にも聞け。近くば寄って目にも見よ。我こそは武蔵野市の住人、清和源氏の末裔、ラストサムライならぬ永遠の侍、木村愛二なるぞ!」
この奮戦記は、わが日本国の国会、参議院にて、最初は2004年6月10日に、「小泉首相レイプ裁判」と表現された事件と、それを巡る騒動に関する原告本人自身による偽らざる手記である。
その際にはまだ原告名は出ていなかったが、それを報じた翌日、11日発行、12日の日付の『日刊ゲンダイ』では、「都内の男性」、14日の参議院では、NHK実況中継もあり、正式の会議録の記載によると、「原告名木村愛二、被告名小泉純一郎」と私実名が出た。日本国内ばかりか、世界中に「小泉レイプ」事件として広まった大騒動に関しての実録なのである。
●わが怒りが、世界中を駆け巡った●
今回の騒動についての報道は、今や完全に体制化した日本の大手メディア報道は、朝日・日経のちょぼちょぼ触れたぐらいだが、週刊誌、タブロイド紙、電網(インターネット)ではこれについての記事が溢れ、小泉を「サージャント」(曹長、ラテン語の原意は奴隷)扱いする「鬼畜」米英を除く世界各国でも英文報道が広がっている。そのほとんどが、わが実名入りであり、小泉の首相としての適格性を問う主旨が明記されている。
2004年6月20日現在までの間、表現は様々だが、米英を除く次の諸国における小泉レイプ事件報道の電網記事が、確認されている。そのほとんどが、わが読者、「阿修羅」掲示板の有志らの電網検索の協力によるものである。オーストラリア、インド、パキスタン、南アフリカ、カナダ、ニュージーランド、イラク、台湾。フランス紙の記事掲載は未確認だが、インドの記事は、フランスの通信社、AFPの配信となっている。
わが心頭に達する怒りの声、「これでどうして日本人が世界に顔向けできるか!」が、世界中に響き渡り始めたのである。法廷活用、徹底宣伝の基本方針は予想以上の成功を収めたのである。
●ああ、何と、東京地方裁判所の法廷で、軍歌を一節歌ってしまった怒りの権化の元・軍国少年●
この怒りの対象は、な、な、何と、何と、私こと、木村愛二が出生直後の、オギャーオギャー、自分の存在に関する自覚すらまったくない時期に、両親の出自により、勝手に国籍を登録されてしまい、その後の敗戦国、日本国の憲法の定め、対米従属の怪しげな政治制度により、現在の日本国の首相、総理大臣の地位にある小泉純一郎なる名前、だが実は、名前とは全く逆の不純極まりない悪餓鬼の婦女暴行、しかもその咎による逮捕歴なのであり、その決定的な醜聞が、警察と大手メディアによる情報封殺の状況下にあることなのである。警察も、わが古巣の大手メディアも、わが怒りの対象なのである。
そこな平和惚けの日本人どもよ、これで、ちっとは驚いたか!
軍歌に関しては、電網検索の結果、伴奏の音入りの頁がある。以下、歌詞は1番のみを紹介する。
http://www.eireinikotaerukai.net/E05Iken/E05000121.html
カラオケ(日本陸軍)(出陣)1 天に代わりて不義を討つ忠勇無双のわが兵は、歓呼の声に送られて、今ぞいでたつ父母の国。勝たずば生きて還らじと誓う心の勇ましさ。
私こと、その法廷での裁判の当日、2004年5月6日現在、67歳の元・軍国少年は、止むにやまれず、6歳から8歳の幼少期の国民学校への通学時の「軍歌行進」で丸暗記した右の軍歌の内、「天に代わりて不義を討つ、忠勇無双のわが兵は」の2行だけと遠慮はしたものの、往事のごとくに、握りしめた右手の拳を上下に振り振り、低く押さえた声ではあるが、それでも長年鍛え上げた音域の広い低音の美声で、朗々と歌ってしまったのである。
「不義」は、手許の安物辞書、岩波国語辞典にも載っている。読みは「ふぎ」であり、意味は「正義、道義、義理に反すること。特に、男女間の、道にはずれた関係、密通」と説明されている。
この場合の不義は、先に述べたごとく、小泉純一郎の婦女暴行、しかもその咎による逮捕歴と、その隠蔽工作なのである。
●小泉首相が30年前に起こした不祥事と留学経歴の真相とはーー●
この事件に関する状況の簡略な説明には、以下、すでにその裁判の資料として特集した季刊『真相の深層』2004・初夏別冊の宣伝チラシの文句を以て代用する。
参院選必携!「小泉レイプ事件」裁判資料特集、2004年6月1日、木村書店より発売!
『日刊ゲンダイ』霍見芳浩ニューヨーク市立大学教授【ニッポンを斬る】
「歪んだ日本の情報公開」
権力者の立場だけ守られ小泉首相のハレンチ秘話は封印されたまま
「ロンドン遊学」の真相は、ある女性に対するハレンチ行為。
小泉首相の暗い影を英米の諜報機関は握っている。
浜田和幸著『悪魔の情報戦争』(2002年4月1日発行)
「小泉首相がアメリカに脅かされるのは本当か?」
慶応大学の女子大生を強姦するという事件を起こし神奈川県警で調書も取られた。
これでどうして日本人が世界に顔向けできるか!
「小泉レイプ事件」傍聴希望者殺到!
第2回口頭弁論は6月15日10時20分から東京地裁609号法廷。第1回は傍聴者が入りきれず、廊下に溢れたので、目下、大法廷の使用を要求中!平成16年(ワ)7045号事件・民事18部。
原告・木村愛二(67歳)元・日本テレビ社員、千代田区労協事務局長。
現・季刊『真相の深層』編集長
●事実を知ってしまった以上、敵に後ろは見せぬ覚悟なれど、「智に働けば角が立つ」の嘆きは深し●
私は、今は無き漢文の時間に、「義を見てせざるは勇なきなり」(『論語』孔子)とも教わった。しかし、この「勇」(勇気)を発揮すると、この汚らわしい現世では、どういうことになるか。
「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい」(『草枕』夏目漱石)のである。ことの発端は、遡れば切りがないので、私が、小泉純一郎の婦女暴行逮捕歴を知ってしまった時点からにする。
私は、昨年、2003年9月28日に、以下に抜粋して紹介する通信を発した。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku670.html
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/377.html
『亜空間通信』670号(2003・9・28)
【犯歴で著名のブッシュが最も好きな友人の小泉も森と早慶戦の仲で留学の裏に婦女暴行疑惑記事】
偶々、昨日の土曜日、アメリカから届いたばかりの分厚い航空便(郵便局員が直接訪問の手渡しで受け取り)の封書を開けたら、ブッシュが「最も好きな友人」小泉に関する部分をも含む、もっともっと、胸くそ悪い雑誌記事の複写が入っていた。
複写がアメリカから航空便で届いたものの、あまり文章の品は良くないが、日本で発行されている雑誌、『財界にっぽん』(2001・6)の記事、「大杉栄と甘粕正彦を巡る不思議な因縁」の一部である。
電網検索してみたら、もうすでに電網公開されていた。以下、小泉関係の部分だけを抜粋する。
「小泉首相が30年前に起こした不祥事と留学経歴の真相」とは…。
藤原 今回の訪日で昔の経歴を知ったせいで、30年あまり前の話で思い当たることがあり、読者の新聞記者に過去を調べてもらい、確証を得た実に興味深い話があるのです。パリで一緒に食事をした人の話の中に、閣僚の息子で婦女暴行で捕まった男が、留学という名目でロンドンに来ており、余り勉強もしていないと言うのです。防衛庁だか自治庁だか記憶にないのだが、大した役所ではなかったことは確かで、今回の訪日で小泉首相が30年前にロンドンに留学し、親父が防衛庁長官だったと知りました。この線は何か臭いと直観的に感じましたが、小泉も橋本龍太郎と同じ慶応ボーイだし、政治家の2世や3世だという点で、尻癖が悪くても不思議ではないです。
[中略]
藤原 でも、万が一にそれが小泉純一郎の過去だったら、フィーリングを売り物に女性の人気を集め、高い内閣支持率を集めている偽善は、糾弾されて然るべきだと思います。そこで親しい新聞記者に糾弾の可能性を聞いたら、ある新聞社が調査したという話ですが、警察のガードが予想以上に固いために、非常に難渋していると言うのです。(了)
私は、この雑誌記事の対談の主で、複写を送ってきた藤原肇とは、湾岸戦争以後からの旧知の仲である。フランスの大学で構造地質学を学び、理学博士、石油採掘業者の経歴、昔の日本の職業の呼び名なら「山師」の系統で、フランスの高級料理の茸、トリュフを嗅ぎ当てる豚並みの嗅覚が発達しており、この「婦女暴行逮捕歴」情報も、私は、信憑性ありと判断した。即座に、この件で書けという教唆煽動であるとも見破った。他のメディアが逃げたなとも睨んだが、その通りだったことは後日、藤原の季刊『真相の深層』創刊号への実に積極的な寄稿で証明された。その「特別寄稿」の見出しは「小泉純一郎の破廉恥事件にまつわる日本のメディアの腰抜け」(藤原自身が付けて寄越した題名のまま掲載)である。
さらに同じキーワードで電網検索を続けると、すでに紹介した『日刊ゲンダイ』の記事が出てきた。霍見芳浩も文章の上では旧知で、10年も前に一部を引用したことがある。その後、米国在住が長い彼と、英語で通信を交わした。彼は、藤原の表現の「婦女暴行」を「ある女性に対するハレンチ行為」と緩めてはいるが、「小泉首相の暗い影を英米の諜報機関は握っている」という国際政治上の重要な指摘を、付け加えていたのである。
藤原に聞くと、彼が旧知の霍見にも自分の記事を送ったのだと自慢した。
藤原は私より1歳年下、霍見は2歳年上、元・軍国少年の同世代である。だから私は、彼ら2人との関係を述べた上で、法廷で軍歌を歌ってしまったのである。「われわれは、最近のメディアのサラリーマンとは違う。命を賭けても不義を討つべしという教育を受けた」と、威風堂々、宣言したのである。
しかも、この討つべき「不義」の敵に関しては、わが直接体験もあり、その時の第一印象は、実に的確だったのである。以下は、小泉純一郎が首相になった直後のわが文章からの抜粋である。
●わが直接の小泉純一郎の一瞥体験の診断は的中で破落戸型の典型なり●
私は、小泉純一郎が、突如、ランドスライドだか地滑りだか何だか知らないが、いきなり自民党の総裁となり、あっと言う間に日本国の首相になった直後、わが直接体験と、いささかの資料収集により、次の「日記風」の文章を綴った。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/turedure-1-5.html
随時追加 編集長日記風「木村愛二の生活と意見」2001年5月分
5・29.(火)
無印人気は破落戸英雄待望論か、命を捨てる覚悟とか国益とかヤクザっぽい凸凹内閣への不安
前任者の森が、あまりにも酷い漏れ漏れの漏れっ放しの品のなさだったから、アメリカで異端者を意味するマヴェリックと評された小泉首相が、俄上昇の人気を博している。小泉は三代目の代議士稼業だそうだが、凸凹コンビの田中は二代目、どちらも、お坊っちゃん上がり、お嬢ちゃん上がり、なのだから、何を仕出かすか、目が離せない。しかも、ともに、なかなかの訳ありの玉である。
小泉とは、少し離れた距離からだが、直接、顔を合わせた経験がある。それも、向こうの方が、こちらに注目したのである。その時の実感、または直感と、現在の小泉の特徴は、完全に一致している。単純に言えば、先のマヴェリックの現代的な意味での異端者、一匹狼の性格であり、もしかすると、危険な匂いである。
私が小泉と同席、といっても、彼が演壇のパネラー、私が集会参加者の関係で、直接、会ったのは、毎日新聞労組が毎年12月1日に開き続けている「新聞綱領制定記念日」の会場だった。その当時、私は、毎日新聞労組の集会などの企画の相談に乗る紙面懇談会のメンバーだった。
この種の集会では、集会参加者からの質問を受けたり、意見を求めたりするのだが、私は、議論の盛り上げに一役買うために、内緒で、いわば桜の役を頼まれるのだった。労組の書記局員から司会者にも話が回っていて、ころ合いを見て私が手を挙げると、必ず指してくれるのだった。確か、小泉は、その頃すでに、閣僚経験もあって、郵政省の改革を唱えて、物議を醸していた。当日の集会の内容の細部は覚えていないが、新聞を含む大手メディアの改革の議論があったと記憶する。
私は、その時、放送時間を各種団体が分割して編集責任を持つオランダの放送の例を紹介して、日本の放送でも、それを実施すべきだし、世界一の大手独占体制にある日本の新聞でも、何人かの主張の異なる編集長が紙面を分割して、それぞれが独自性を発揮することも可能だと述べた。たとえば、として、パネラーの名前を挙げて、「この頁は小泉編集長」などと言ったような記憶がある。その瞬間であろうか、小泉が、目に見えるようにピクッと顔を上げて、あの細い目で、私の顔を鋭く睨んだのである。
●「命を捨てる覚悟」とか「国益」とかヤクザっぽいが、その系統だった●
『日本経済新聞』(2001・4・30)「風見鶏」欄「高杉晋作と小泉首相/改革に挑む捨て身の異端者」には、「どこか『テロリスト』的ムードが漂う」との批評もある。
ところが、本日、図書館で遅れ遅れの記事点検をしていたら、これまた右っぽい月刊誌、『新潮45』(2001・6)に、二つの小泉特集記事があった。小泉の秘書をやっている実弟正也の「特別手記/『兄』小泉純一郎の素顔」と「安西弘太」(ノンフィクション・ライター)の「『総理』を生んだ小泉家三代」である。
簡単に言うと、曾祖父は鳶職の出身で、海軍に土木職人を斡旋する人入れ稼業、つまりは、江戸時代からの典型的なヤクザの親分だった。祖父は、それを継いで、土木請負業の「小泉組」の親分となり、逓信大臣にまでなったが、渾名は「刺青大臣」だった。背中に龍の刺青をしていたからだ。政治的経歴の始まりは「壮士」だった。政治家の2代目は婿で、薩摩出身、祖父の長女と駆け落ちをして世間を賑わせた。困ったことであるが、慌てても仕方がない。せめて傍杖を食わぬように、気を付けることにする。(了)
と、このように、「傍杖を食わぬように、気を付けることにする」と記していたのに、ついに私は、渦中の人になってしまった。「我事において後悔せず」(『五輪の書』宮本武蔵)、ああ、やせ我慢の突っ張り続け以外の道は、もう、残されていないのである。
●さて次は以下のわが訴状からの抜粋のごとくに大真面目であるぞよ!●
被告は、日本国の首相として、2003年7月26日、第156回国会において「イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法」を成立させ、「イラク特措法に基づく対応措置に関する基本計画」を閣議決定し、航空自衛隊、陸上自衛隊及び海上自衛隊に準備命令を発し、航空自衛隊先遣隊をクウェート、カタールに派遣し、陸上自衛隊の本隊をイラク南部サマワに派遣した。
その間、被告の公職選挙法にも違反する公式発表の経歴の偽りが、大手、中小を問わず、あらゆるメディアを通じて、明らかとなり、あまつさえ、その経歴の偽りの中には、婦女暴行と、その咎による逮捕までが含まれているとの記事、情報が乱れ飛ぶ事態に立ち至った。
原告が特に心身ともに傷つき、損害賠償を求めるに至った経過
原告は、2004年3月17日から、毎日の予定で、御庁に自衛隊のイラク派遣(以下、「派兵」)を違憲として御庁に提訴する運動体、「イラク派兵違憲訴訟の会・東京」の一員でもあり、自らも本訴訟と同じ日付の2004年3月30日に、イラク派兵に関しての損害賠償の提訴を行った。その方の訴訟の被告、国の代表者であり、同時に本訴訟の被告でもある小泉純一郎が、最もおぞましき犯罪、婦女暴行と、そのための逮捕の経歴を、大手メディアが報じないために、公式の場では非難されない状況を奇貨として、首相の座に居座り、イラク派兵の暴挙を継続している状況は、憤激に耐えない。
原告が2004年4月1日に創刊、発行する雑誌、季刊『真相の深層』の春の創刊号には、以下の目次の特集を掲載した。
本誌創刊記念・ワイド特集「小泉純一郎経歴疑惑の核心を突く!」
被告の行為は当然のことながら、政治の場においても、弾劾の対象である。
被告の前任者、森喜朗は、『噂の真相』誌によって、「買春検挙歴」を暴かれながらも、逆に同誌を名誉毀損で訴え、その審議の過程では、警察が裁判所の命令にまで反して、証拠を秘匿したために、一時は森が勝訴し、最終的には東京高裁の裁判所調停で和解が成立したが、森は首相の地位を辞任せざるを得ず、『噂の真相』の実質勝訴と言える状況になった。
『噂の真相』誌は、創刊25周年を記念して休刊となったが、2004年3月25日に発行した『噂の真相』4月休刊記念別冊『追悼!噂の真相』に、ファイナルワイド企画!!「『噂の真相』が断念したスクープネタ"最後の公開"」詰め切れずにボツとなったスキャンダル」を設けており、「小泉総理のツメ切れなかったスキャンダル、英国留学・レイプ疑惑とSM嬢との交際説」の題名の記事を掲載している。
この間、世間では『噂の真相』封じ込めと広く理解される「個人情報保護法案」が上程され、本件の被告が首相となってから、成立した。
原告は、前首相と現首相に関する2代も続くこのような醜聞の不祥この上ない事態を、一日本人としても、これ以上容認することは、とうていできないので、弾劾と被告の一刻も早い辞任を求めると同時に、請求の趣旨記載どおりの判決を求め、提訴する次第である。(了)
と、最初の約束の締め切り日、2004年6月10日、以上のところまで記して、いったん、この『スキャンダル大戦争』誌編集部に送稿した直後に、何ともはや、爆発的な大騒ぎと相成ったのである。
●ドバ、ドバ、ブチ、ブチ、ギャー、同時多発の国内・国際・大スキャンダル仕掛け花火爆発●
手帳をめくり直すと、前兆はあったのである。以下、その経過を時系列で簡略に記す。
季刊『真相の深層』2004年初夏別冊「小泉レイプ事件」裁判資料特集(以下、別冊と略称)の奥付に記載した発行日は6月1日だが、実際に1000冊が刷り上がったのは、5月28日の金曜日である。
私は、即座に、しかるべき要所に配布した。
別冊の発行は、6月15日の「小泉レイプ事件」第2回口頭弁論の案内と一緒に、葉書、電網宝庫記事、電網通信と掲示版投稿で宣伝していたし、内容の主要部分は、季刊『真相の深層』創刊号の巻頭特集だったから、双方の注文は、途切れることなしに続いていた。
それらの注文の中で、特に注目すべきなのは、民主党の衆議院議員、大出彰の議員会館の住所の「大出事務所」名のものだった。郵便払込の日付は、5月30日で、通信欄には「季刊『真相の深層』を創刊号より1年分お送り下さい」とある。
創刊号の巻頭は、本誌創刊記念・ワイド特集「小泉純一郎経歴疑惑の核心を突く!」なのである。別冊の訴状などの裁判記録を除けば、「小泉レイプ事件」の主要な部分は入っている。
大出彰は、旧社会党の幹部、元・全逓書記長、村山内閣の郵政大臣、大出俊の息子である。現在は民主党の神奈川総支部長である。小泉純一郎の衆議院の選挙区は、横須賀市を中心とする神奈川3区である。私は、この郵便払込通知を6月2日に見て、こりゃあ、地元から火が付くかなと感じたが、事態の推移は、この推測の的中を物語る。
別冊の刷り上がりから1週間後の金曜日の6月4日、私は、日比谷の帝国ホテルのロビーの喫茶室で、イギリスの名門通信社、ロイター通信の日本支社の日本人男性記者の取材を受けた。
翌週の火曜日の6月8日の夕刻、私は、封書で届いた案内と招待状を持参して、カナダ大使館のホールで開かれた前レバノン駐在特命大使、天木直人の新著、『さらば小泉純一郎!』(講談社刊)出版記念会に出席した。
そこで、私は、イギリスの名門紙、タイムズの関連雑誌の日本支社の日本人の女性記者からも、取材を受けた。
この出版記念会の出席者にはメディア関係者が多かった。わが別冊の発行とその内容をすでに知っていて、積極的に話しかけてきたり、絶賛してくれる出席者もいた。
私は、立食パーティの人混みの合間を縫って、持参した別冊を、めぼしい出席者に謹呈した。その中には『日刊ゲンダイ』の編集者もいた。私は、「『日刊ゲンダイ』の霍見さんの記事を版権無視で借用しました」と言い、相手は、にこやかに笑って、別冊を受け取ってくれた。すでに別冊のことを知っているような態度であった。
『日刊ゲンダイ』はその時すでに、この出版記念会の主人公、天木直人の連載記事、「小泉首相よ!外交をオモチャにするな」の掲載を開始していた。その趣旨は、前述の霍見芳浩ニューヨーク市立大学教授【ニッポンを斬る】の連載記事とほぼ同じである。
翌日の水曜日の6月9日、早朝に受信した電子手紙(メール)の中に、光文社発行の写真週刊誌『フラッシュ』の記者からの取材申し込みがあり、電話で約束して、午後1時半から、わが地元、三鷹駅の北口の喫茶店、ルノアールの2階で、かなり長時間の取材を受けた。
翌日、木曜日の6月10日には、『週刊新潮』の記者から電話が入り、急いで会いたいというので、午後3時から、やはり、同じ場所で会った。その若い男性の記者は、開口一番、「国会で問題になっている」と言ったのである。それでデスクから命令されて、急遽、直接の取材に来たのである。
『週刊新潮』の記者が「国会で問題になっている」と言ったのは、他でもない。この日、6月10日に、参議院のイラク特別委員会で、民主党の神奈川選出議員、斉藤勁(つよし)が、「インターネット」に溢れる「小泉首相レイプ裁判」に関して、質問をしていたのである。おそらく、この質問の予告が、メディア関係者にも流れたのであろう。
翌日の金曜日の6月11日には、『フラッシュ』の記者とカメラマンが、写真撮影の場所として、ぜひともと希望したので、わが家の仕事場のパソコンの前で写真撮影に応じ、追加の取材を受けた。
彼が持参して来た6月12日の日付の『日刊ゲンダイ』では、私を「都内の男性」として紹介していた。
翌週の月曜日、6月14日の午後3時ごろから、参議院のイラク特別委員会で、小泉首相本人も出席した。今期で引退を表明している69歳の長老、平野貞夫議員の質問に答えて、「よくもこうもまったくでたらめな問題が提起される」、「まったくでたらめな問題を提起される」、「よくもでたらめの裁判を起こす人がいるなとあきれている」、「でたらめそのものなんだから」などと、新たな名誉毀損の発言を繰り返した。しかし、彼の方から私への名誉毀損の訴えを起こす気はないとの意思表示をした。
翌日の火曜日、6月15日の発売だが、6月29日付、カラフルな紙には「ホテルで激情」「美女アナ」「ナマ脚」「美乳ぷるるん」などの文字が入り乱れる『フラッシュ』の中身の記事、「仰天!小泉首相が『婦女暴行』で訴えられていた」の見開き頁の右下の小さなモノクロ写真のわが勇姿の下には、以下の写真説明があった。これはもちろん、取材に答えたわが決死の覚悟である。
「名誉毀損で訴えてくるなら、ぜひそうしてほしい」と訴状を手にする木村氏。
この『フラッシュ』は、6月15日の早朝の5時過ぎに、近所のコンビニで3冊買えたので、その日、6月15日の午前10時20分からの「小泉レイプ事件」第2回口頭弁論で、追加の証拠として提出した。この日の口頭弁論は、傍聴券が発行され、たったの20人分の座席しかない小法廷は満員、廊下と待合室で終了を待っていた人数は、45人と聞く。合計で65人になる。
終了後に私は、待合室が超満員の盛況の中で、法廷の中での状況を報告した。弁護士会館の地下のレストラン、メトロにての懇親会も十数人参加、そこで、20万円を超える資金カンパを受けた。これで、別冊は1000部の増刷が可能になった。
裁判は急遽、結審となり、7月15日午後1時10分、東京地裁609号法廷で、判決が下される。この裁判所の慌ただしい動きの背景には、報告の内容は非常に複雑だが、14日の参議院で、質問者の長老、平野貞夫議員が、最高裁に問い合わせたと発言しているから、ぶっ飛んだのだと判断する。
後日談は、いずれ、稿を改めて、詳しく報告したい。
と以上のごとく記して、一応、原稿の締め切りに間に合わせたのだが、7月15日に編集部が、ぎりぎり最終校正に間に合うと言うので、急遽、寄稿の一部を削除し、以下、判決の論評と差し替える。
小泉レイプ事件の7月15日の判決は、形式上の敗訴であったが、その前に、主目的とした小泉鈍一郎のの蹴落としは、ほぼ達成しており、訴訟費用(1万円の印紙代)の数十倍の資金カンパ、激励を得て、控訴審、上告審、別途の国会発言の提訴と、まだまだ追撃の戦いが続くのである。
新聞系列の放送を含む大手メディアの予想通りの逃げ隠れ、卑怯未練の似非紳士の正体露呈にもかかわらず、出版社系週刊誌、日刊紙、スポーツ紙、海外電網記事、その他、各種の電網情報が飛び交い、小泉レイプ事件関連情報は一斉に氾濫、花盛りとなった。
その後の7月11日の参議院議員選挙の結果に関する騒々しいまでの論評の数々は、今更、言うには及ばない。「人生いろいろ・このレイプ野郎」と題する楽曲まで電網で放送されるに至った。わが一針で、情報封鎖の堤防が決壊したのである。
針灸では、頭のてっぺんの「つぼ」を「頂門」(ちょうもん)と呼ぶ。「頂門の一針」(ちょうもんのいっしん)は、「(頭上に針を刺す意から)痛烈で適切ないましめ。急所をついた教訓」の意と説明されている。
わが提訴は、最初から、その狙いであったから、予想以上の波及効果もあり、事実上の圧勝である。
一応は大手メディアの時事通信が、判決の当日、次のように判決文の一部を引用し、少なくとも訴訟の存在を記録する記事を、配信したことも分かった。
●「根拠なき提訴」と批判=小泉首相への賠償請求棄却-東京地裁●
「婦女暴行の逮捕歴があるのに首相の地位に居座り、精神的苦痛を被った」として、東京都武蔵野市に住む著述業の男性が小泉純一郎首相を相手に慰謝料100万円を求めた訴訟の判決で、東京地裁は15日、訴えを棄却した。
原敏雄裁判官は「逮捕歴を認める証拠はない。確たる根拠なく提訴し、相手に無用の負担を掛けるのは、それ自体が不法行為として責任が生じることを指摘しておく」と述べた。(時事通信)
いかに歪んでいるとは言え、訴訟の存在を報道させたことは、今後の控訴、上告、別途提訴の戦いには有利なのである。
もともと、わが捨て身の提訴の最大の目的は、イラク派兵の最高責任者、小泉首相を、辞任に追い込むことである。裁判所に提訴したのは、世間一般の紛争での昔からの常套句、「表に出ろ!」である。
目立たない雑誌の記事程度では、蛙の面に小便で、居直り続ける下司野郎と、その取り巻きに対して、公開の場での論争を挑んだのである。
わが幼少時に慣れ親しんだ講談(おそらく嘘)によれば、昔の武士は、いきなり寝首を掻いたりせず、堂々と、戦いの前に、名乗りを挙げたのである。「やあ、やあ、遠からん者は、音にも聞け、近くば寄って目にも見よ、我こそは清和源氏の末裔、武蔵野市の住人、木村愛二なるぞ」、である。
この作戦の効果は覿面(てきめん)だった。国会の2度にわたる質問にまで立ち至ったのである。
参議院では2度目の質問で、前述の民主党の長老、引退を表明した69歳の平野貞夫議員が、まさに「真打ち」として立ち、「小泉総理だけでなく国会自体の名誉と権威が汚されたことになる」「法的措置が必要」、「小泉総理は、事実かどうか、国会と国民に対して説明責任がある」「この場で真実を語っていただきたい」と畳みかけて迫ったのに対して、小泉純一郎は「有名税と思ってあきらめるしかない、耐えていくしかない」などと、実に惨めにうろたえて、逃げまくるしかなかった。
これまた俗説の可能性があるが、「皮を切らして肉を切り、肉を切らして骨を切る」という柳生新陰流の極意が、わが脳裏に刻まれている。判決の法律的な文章上の勝敗は、戦いの全体像の一部でしかないのである。どうせ紙切れ一枚の皮が切れて、表面上は負けでも、相手の胴体を切れば勝ちなのである。
判決文の意味の正確な解読のためには、「奴隷の言葉」という歴史的な表現の理解が不可欠である。「奴隷の言葉」というのは、ルネサンスの時代の人文主義者の議論の工夫である。
当時は、聖書を否定する無神論は、死刑にも処せられる犯罪であった。だから、彼らは、神の僕(しもべ)、奴隷の言葉を使ったのである。
私は今、この「奴隷の言葉で語る」言論の工夫を、日本の最高裁、実は、最「低」裁と通称され、裁判官の人事権を握る中央官庁の圧政的な支配の下での下級審の判決文に見る。
まずは、以下が、判決の全文である。わが主張をかなり正確に要約していることも、評価出来るが、「屈折」部分を強調するために、その箇所の冒頭に(1)、(2)と付記し、後に若干、解説する。
平成16年言渡 同日原本領収 裁判所書記官 大島満知子
平成16年(ワ)第7045号損害賠償請求事件
口頭弁論終結日 平成16年6月15日
判決
東京都武蔵野市中町2-6-2 新和コーポ武蔵野202号室
原告 木村愛二
神奈川県横須賀市三春町1の1
被告 小泉純一郎
訴訟代理人弁護士[中略]
主文
1 原告の請求を棄却する。
2 訴訟費用は原告の負担とする。
[中略]
本件訴えの適法性について
まず,原告の本件訴えは,被告が内閣総理大臣の地位にあることをもって憤激に耐えないなどとするもので,その適法性に疑問がないわけではない。しかし,原告は,本件訴訟において、自己の権利が侵害され、精神的苦痛を被ったとして,慰謝料(損害賠償金)の支払を求めており、慰謝料請求権の存否という具体的な法律関係について紛争があるということができないわけではないから、
(1)一応事件性を肯定することができる。
原告の不法行為を理由とする損害賠償請求の可否について
そこで、原告の主張する不法行為に基づく損害賠償請求の可否について判断する。
本件訴訟において、原告が、被告のどのような行為を違法行為として定立しているのかは必ずしも判然としないが、被告は婦女暴行による逮捕歴があるのに、大手メディアがこれを報道せず、公式の場では非難されていないのを奇貨として首相の地位に居座り続け、イラク派兵などの暴挙を継続しているとして、これらを全体として違法行為と捉えているもののようである。
しかし、被告に婦女暴行による逮捕歴があるという事実を認めるに足りる証拠はない。仮に、この点を措いても、そのことによって被告の具体的権利が侵害されたという事情も窺われない。すなわち,原告は、日本国民の一人として、被告が日本国の首相の地位にあることを不快に思い、このような者が首相の地位にあることに義憤を感ずるとしているのである。しかし,このような批判的感情は、原告も自ら関わっている出版等の言論活動によって共感者を求め、言論の広がりによって、一定の政治意見の形成を図り、これが政治過程に反映されて、多数の賛同を得るという道を辿るほかないのである。これが正道であって、原告に生じた上記のような批判的感情をもって法的保護に値するものであるなどということはできず、原告には不法行為に基づく救済を求めることのできる利益がないというほかない。
以上のとおりであって、原告の被告に対する不法行為に基づく損害賠償請求は理由がないことが明らかである。なお、
(2)原告主張に係る被告に婦女暴行による逮捕歴があるとの事実は、伝聞にすぎず、確たる裏付けのないものであることが窺われる。このように、確たる根拠もないのに本件のような訴訟を提起して相手方に無用の負担をかけるのは、それ自体が不法な行為として責任を生ぜしめることになるので、この点を指摘しておく。
第3 結論
よって、原告の請求は理由がないからこれを棄却することとし、主文のとおり判決する。
東京地方裁判所民事第18部 裁判官 原敏雄(了)
以上の判決文中の(1)、(2)に対応する本件の提出証拠、季刊『真相の深層』創刊号の中のわが記述を、次の(3)とする。
(3)本誌の小泉首相「婦女暴行逮捕歴」追及は、以上のような『噂の真相』森喜朗前首相「買春検挙歴」報道の成果の上に立ちつつ、しかも、前記のような2つの既存の印刷媒体記事の現実の存在を根拠とするものである。私は、このような公開の記事に対して、法的にも裁判の常識の上でも「公人」の立場にある権力者が抗議したり、名誉毀損の告発や訴訟を起こしていない場合には、事実と認めたに等しいと判断する。自らが反証をあげることができずに、森喜朗のような無様な言論弾圧を強行すれば、さらに重大な政治犯罪となる。
判決文の方の(1)は、「事件性を肯定」している。(2)は、逆に読めば、なぜ、被告の方が、原告になって、反訴をしないのか、原告の私を被告として、名誉毀損で訴えるという逆襲をしないのか、という問題の提起でもある。
私は、最初から、(3)の主張をしており、その後にも、「名誉毀損で訴えてくるなら、ぜひそうしてほしい」(写真週刊誌『フラッシュ』2004・6・29、写真説明)と明言しているのである。
上記の「森喜朗のような無様な言論弾圧」では、『噂の真相』が、森首相の買春検挙歴を報じ、それが名誉毀損として、森の方が訴えたのである。わが挑戦の場合は、最初から、その反撃の封殺に成功しており、緒戦でも、『噂の真相』の森首相の買春検挙歴に関する戦いを凌駕する完勝なのである。
以上。