安藤雅樹
1)概説
僕は今年、ODAのことについて新歓学習会をやった。
当初は、佐藤君と一緒に『ODAと三峡ダム』ということで学習会をやるはずであったのだが、新歓学習会をやる人が少なく、また5月の最初にユニセフクラブとしての新歓行事がなくなってしまった、という事態に直面し、急遽ODAと三峡ダムを分離することにした。
2)内容
総説→ODAの基礎知識→ODAへの批判→ODAのこれからのテーマ・トピック→ODAの課題という順序で行った。内容ではデータを図表を使って見せることに注意した。
また、なるべく一人でしゃべっている状態にならないように気をつけた。
3)反省
中身については、一応満足するものができた。(話したいことはほぼ話すことができた、という意味で)
しかし、学習会全体としてはとても威張れたものではなかった。その原因は一つには僕の話す技術の稚拙さにある。このような内容のものをどのように興味を引いてもらうように話すのか、これからの(たぶん一生の)課題である。
それから、やはり講義形式になってしまったことが反省点としてあげられる。
こちらの話したいことを一方的に伝えても、響かないことが多いだろう。(話し手の技術が拙い場合には特にそう言える。)個々のテーマについて話し合う形式を、多少長引いてでも取り入れるべきだった。
授業などではつまらなくても、ある程度我慢して聞く(特に高校までは)。それは単位のためかもしれないし、将来のためかもしれない。
しかし、サークルの学習会などは、興味があるから聞くのであり、何か発見があるだろうから聞くのである。決して我慢して聞く種類のものではない。
学習会を聞いて、「興味が沸いた」でもいいし「勉強になった」でもいい。何かプラスになるような学習会を作らなくては、やっても意味がない、と、今思う。今度こそは。