図書館問題研究会綱領
公共図書館の発展は、新しい時代の担い手である民衆の支持を受けてのみ可能であり、図書館奉仕も、平和な、明るい民衆の生活向上を目指してこそ、その意義を果たすことができる。
そのためにわれわれは、過去の図書館運営に対する厳しい反省の上に立って、現実の社会、政治、経済の関連のもとに、公共図書館の切実な問題をとらえ、謙虚な態度で図書館奉仕の科学的、実践的な理論を確立するように努力する。
従って、この立場から、既存の学問上、技術上の偏見を正し、お互の研究業績を批判的に発展させると共に、全般的なわれわれの研究成果をひろめ、日本図書館界の成果として、日常の場で実践する。
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