イベントのご紹介です。ぜひご参加ください。
講師:志葉玲氏(ジャーナリスト)
イスラエル軍によるガザ地区住民たちの殺害行為がつづいています。殺戮行為を一刻も早くやめさせなければなりません。
ウクライナでの戦争につづき、ガザ大規模攻撃によって、これまで以上に深刻な分断が世界で起きています。
分断を生じさせるキーワードのひとつは、二重基準(ダブルスタンダード)ではないでしょうか。一番大切なのは、弱い者いじめをしているいじめっ子を批判し、そのいじめを止めさせること。と私は考えます。
みなさんの中にも、そう考える人は多いと思います。
ところが、世界はそうなってはおらず、いじめられる側に問題があると考える人が、相当多いことも、ここ数年で分かってきました。
まず国家レベルでは、ウクライナを侵略し虐殺・弾圧・占領を続けるロシアを非難してきたG7諸国は、イスラエルを厳しく批判するのが筋です。
しかし、これまでイスラエルが行ってきた占領・入植・アパルトヘイト・度重なる地上侵攻や空爆、国連決議違反などによる重大な人権侵害などにG7諸国はほとんど触れず、今回のハマスによる攻撃を非難するありさまです。
一般の世論でも、不可解な二重基準現象がまかり通っている。
たとえばウクライナの旗をSNSのアイコンにしてロシアを非難している人の一部が、パレスチナ人やハマス批判に集中し、イスラエルの擁護に関わっている。
彼らは、圧倒的武力を持つ強者を非難して抵抗する被害者=ウクライナを支援しているのではなかったのか。
これまでの言動とまったく違うことをしている。そして、正反対の勢力もいることは言うまでもありません。
ウクライナ戦争において「ロシアの侵略はいけないが」と枕詞を述べたうえで事実上ロシアの侵略を擁護し、被害者バッシングしてきた人たちの一部が、いま必死になってイスラエルによるパレスチナ人虐殺に抗議している。
はっきり言って二重基準(ダブルスタンダード)があちこちで蔓延していますね。いや、二重基準と言う前に、判断の基準そのものが私とはまったく違う人たちなのだと、つくづく思います。
そう考えていたとき、ウクライナ現地を訪れ、パレスチナを何度も取材し、イラクなども取材してきたジャーナリストの志葉玲氏のことが頭に浮かびました。
ウクライナ・パレスチナ・イラクなどの経験を踏まえ、現状をどう見て何を考えているか志葉玲氏に聞きたいと思い、今回の講演を依頼しました。(林 克明)
日時;2023年11月25日(土)
13:30 開始14時 終了16;40
終了後、懇親会あり
場所:雑司ヶ谷地域文化創造館 第2会議室
https://www.mapion.co.jp/m2/35.71971291,139.71364947,16/poi=21330448165
交通:JR目白駅徒歩10分、東京メトロ副都心線「雑司ヶ谷駅」2番出口直結
資料代:500円
当日の受付をスムーズにするため、できれば下記にメールしてくださると助かります。
★★★【申し込み】★★★
フルネームと「11月25日参加」と書いて下記のメールアドレスに送信してください。
kusanomi@notnet.jp
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