ウクライナで戦争が続く日々ですが、今日は画期的なニュースが届きましたので、紹介します。
ロシアのプーチン大統領に対して、国際刑事裁判所(ICC)が、ウクライナでの戦争犯罪の責任を問う逮捕状を発行しました。
チェチェンニュースは、2016年のプーチン訪日に対して、「プーチン首相を逮捕せよ」というキャンペーンに参加し、外務省前、首相官邸前などでの抗議行動を行いました。
この時念頭に置いていたのは、シリアやチェチェンの情勢でしたが、今回のウクライナ侵略によって、ついに国際刑事裁判所が現役の国家元首に対して逮捕状を発行する運びになったことを、歓迎したいと思います。今後プーチンは、123カ国にのぼるICC加盟国に入国したとたんに逮捕される可能性があります。
戦争犯罪人プーチンを逮捕しろ! 日露首脳会談に異議あり キャンペーン
なお、今回の逮捕状は、ロシア当局による、ウクライナの子どもたちの連れ去り(誘拐)の犯罪を問うものです。昨年、この問題についての記事を翻訳しましたので、ご参考にどうぞ。
https://chechen.hatenadiary.org/entry/2022/10/24/125557 「子どもたちがロシアに誘拐されている」ウクライナ政府が非難
ブッシュjrや、シャロン、オバマなど、民衆を殺害してきたすべての政治指導者に対して、同じように逮捕状が発行されることを願ってやみません。
2023年3月18日 ロイター通信
国際刑事裁判所(ICC)は17日、ロシアのプーチン大統領に対し、ウクライナでの戦争犯罪の責任を問う逮捕状を発行した。
ICCは、子どもの不法な送還とウクライナ領土からロシア連邦への不法移送の疑いでプーチン大統領の逮捕を要求。「犯罪は少なくとも2022年2月24日からウクライナの占領地で行われたとみられる。プーチン氏が前述の犯罪について個人的に刑事責任を負うとみなす合理的な根拠がある」とした。
ウクライナ戦争を巡る初めての逮捕状となる。
このほか、ロシアの「子どもの権利担当大統領全権代表」のマリヤ・リボワベロワ氏に対しても逮捕状を発行した。
以下は、ロイターのサイトでお読みください。
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-icct-idJPKBN2VJ16A
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