あけましておめでとうございます。
つい先日、12月31日に発行された群像社のニュースレター「ロシア文化通信 群 GUN」に、記事が掲載されました。題して「チェチェンからウクライナを考える 27年前のドゥダーエフ発言が示すもの」。
群像社からはロシアの作家プリスターフキンの「コーカサスの金色の雲」という、チェチェンについての小説が1990年代に刊行されました。残念ながら今は品切れですが、その本がご縁で、今回原稿を書かせていただきました。
私の記事は、昨年2月24日のロシア軍の侵攻開始からの情勢を、チェチェンの視点で読むものです。新しい情報としては、大ニュースであった、ウクライナ議会によるチェチェンの主権承認について整理しました。最近ウクライナ、チェチェン、ロシアに関心を持たれた方に、ぜひ読んでいただきたいと思います。
また、他のロシア関係記事も充実しています。私は映画が好きなので、「ロシアからブロードウェイへ オスカー俳優ユル・ブリンナー家の旅路」という樫本真奈美さんの原稿が実に興味深かったです! 入手ご希望の方は、群像社にお問い合わせください。
http://gunzosha.com/gun.html
メール:info@gunzosha.com
ところで、弊チェチェンニュース編集室と、武器取引反対ネットワーク(NAJAT)が、昨年6月に開催した集会の講演録PDF「ウクライナで何が起きているのか 最新現地報告とチェチェンから見たプーチンの侵略」を、ネット公開しました。わずか16ページに3万文字以上をつめこんだ力作です。PDFも、冊子版も無料配布中です。
ウクライナについて、降伏すべきとか、プーチンにも一理あるとか、あれだけひどいことを言っていた人々はどこへやら、関心も下がる一方。思うところはありますが、やはり現地で何が起こっているのかを知るところから始めましょう。ジャーナリストの志葉玲さん、林克明さん、NAJAT代表の杉原浩司さんによる充実の報告会でした。
入手についてのご案内をします。
まず、PDF版のダウンロードはこちらからどうぞ:
https://pilot.jca.apc.org/nextcloud/index.php/s/E45sLi4LfLFz4eY
(約1.5MB)
冊子は、武器取引反対ネットワーク(NAJAT)が無料配布しています。 anti.arms.export@gmail.com まで、必要な部数を明記して送付先をお知らせください。送料のみ、到着後に同封の郵便振替用紙で送金ください。カンパも歓迎です。
ウクライナ侵略とチェチェン戦争がつながっているということが、よくわかる冊子だと思います。10部、20部とまとまった部数を取り寄せて、お知り合いに配布するのも有意義です!
本年もよろしくおねがいします。
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