さる6月4日に、在日韓国YWCAで開催された集会「ウクライナで何が起きているのか 最新現地報告とチェチェンから見たプーチンの侵略」の講演録冊子を、ついにリリースしました。ジャーナリストの志葉玲さん、林克明さん、武器取引反対ネットワーク(NAJAT)の杉原浩司さんの3名が、それぞれにウクライナ情勢について語る、力強い会でした。
講演録は、チェチェンニュース編集室とNAJATの共同編集で、わずか16ページに5万文字以上をつめこんだ力作です。この冊子を、無料で配付します。
https://twitter.com/chechennews/status/1565618289195520001
ご希望の方は、anti.arms.export@gmail.com まで、ご住所とお名前、ご希望部数をお知らせください。送料のみ、ご負担ください。郵便振替用紙を同封します。また、カンパは金額を問わず、大歓迎です。
チェチェンニュースの読者には言うまでもありませんが、ウクライナ侵略とチェチェン戦争は歴史的につながっています。ぜひ、この冊子を周りの方に勧めてください。
冒頭の司会挨拶を紹介します。
今日は、「ウクライナで何が起きているのか~最新現地報告とチェチェンから見たプーチンの侵略~」ということで、ジャーナリストの志葉玲さん、林克明さん、武器取引反対ネットワーク(NAJAT)代表の杉原浩司さんに講演をお願いします。主催は、武器取引反対ネットワークと、チェチェンニュース編集室です。
このウクライナ侵略もすでに百日間続いておりますが、一向に解決のめどが立ちません。この紛争を私たちはどう受け止めたらいいのか、どのように運動に取り組めばいいかということを、みんなで考えなければならない時だと思います。そのさい重要なのは、ウクライナで何が起きているのかという現状を、正しく把握すること。それがまず何より大事だと思います。そのため、三月~四月にウクライナ現地取材を敢行されたジャーナリストの志葉玲さんに来ていただきました。
また、ウクライナ侵略までのあいだ、一九九一年のソ連邦崩壊、そして一九九四年からのチェチェン戦争、そしてウクライナという歴史の流れがあります。残念ながら私たちの力不足もあり、そういった知識が普及しているとは言い難いです。そのために、世論がおかしくなっている面もあるのではないかという危機感がありまして、同じくジャーナリストの林克明さんに、チェチェン戦争について語っていただきます。そして、このウクライナ侵略を奇貨として、便乗軍拡とでも言うべきものが日本で始められようとしています。軍拡問題の視点から、杉原浩司さんにお話しをお願いします。
大富亮(司会、チェチェンニュース発行人)
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