チェチェン総合情報

15 Apr 2019
チェチェンニュース(転送・転載歓迎)

チェチェン問題を描いた劇映画、『あの日の声を探して』が、憲法映画祭2019前夜祭で上映されます。
フランス人のミシェル・アザナビシウス監督による、第二次チェチェン戦争の始まりを描いた映画です。
とても雰囲気のある映画で、数十万人の難民が流入したイングーシ共和国の様子などが、
よく再現されています。スクリーンで観る機会はほとんどないので、ぜひご覧ください。(大富亮)

解説:

1999年、チェチェンに暮らす9歳のハジは、両親を銃殺されたショックで声を失
ってしまう。姉も殺されたと思い、まだ赤ん坊の弟を見知らぬ人の家の前に捨
て、一人放浪するハジ。彼のような子供さえも、ロシア軍は容赦なく攻撃してい
た。ロシア軍から逃げ、街へたどり着いたハジは、フランスから調査に来たEU職
員のキャロルに拾われる。自分の手では何も世界を変えられないと知ったキャロ
ルは、せめて目の前の小さな命を守りたいと願い始める。ハジがどうしても伝え
たかったこととは? 生き別れた姉弟と再び会うことができるのか──?

憲法映画祭2019前夜祭映画『あの日の声を探して』(2019/4/26・吉祥寺駅)のご案内
と き:2019年4月26日(金)19:00〜21:15 開場18:30
ところ:武蔵野公会堂ホール(中央線/総武線/井の頭線吉祥寺駅南口2分)
映 画:『あの日の声を探して』(フランス・グルジア合作映画・2014年制作・ミシェル・アザナビシウス監督作品・135分)

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1861384467298744&id=174509072652967

入場料:一般:1日券2500円 1回券(1作品)1000円 学生・若者(〜30歳)」 1日券1000円 1回券500円

その他にも興味深い映画がたくさん上映されます。ぜひ足をお運びください。

http://kenpou-eiga.com/?p=2291

4月27日(土)軍隊は人のいのちを守らない
10:00 「天皇の名のもとに─南京大虐殺の真実」
11:00 「証言侵略戦争」
13:00 「蟻の兵隊」
15:00 「陸軍前橋飛行場─私たちの村も戦場だった」
16:30 「沖縄スパイ戦史」

4月28日(日)戦争,ファシズムをつくるものは何か?
10:00 「ありふれたファシズム」
12:10 講演「ナチの『手口』と緊急事態条項」石田勇治さん
14:00 「ショック・ドクトリン」
15:40 「ベトナムを遠く離れて」
18:00 「共犯者たち」


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