2015-06-15 チェチェンニュース(転送・転載歓迎) ■『あの日の声を探して』バリアフリー鑑賞会のお知らせ チェチェン戦争映画『あの日の声をさがして』が好評公開中ですが、視覚障害者向けの「バリアフリー鑑賞会」というものが、6月21日(日)に浦和で開催されます。 上映後のお茶会では、ジャーナリストの林克明さんが、チェチェン戦争の実際についてお話しされます。 視覚障害者の方々が、この映画を見てどんなことを感じとられるか、その点でも、興味深い機会だと思います。 もちろん、通常の字幕もあります。晴眼者でも参加できますので、まだご覧になっていない方、お近くの方は、ぜひご参加ください。以下、お知らせです。 (大富) アカデミー賞R5部門に輝いた『アーティスト』の監督が“どうしても”描きたかった 激しく心揺さぶるテーマに挑んだ衝撃の感動作! 【ストーリー紹介】 両親と声を失った9歳の少年、戦争を止めることなどできない35歳の無力なEU職員キャロル。 戦いの闇の中、2人の運命が交錯する─ 1999年、チェチェンに暮らす9歳のハジは、両親を銃殺されたショックで声を失ってしまう。 姉も殺されたと思い、まだ赤ん坊の弟を見知らぬ人の家の前に捨て、一人ロシア軍から逃げる。 街へたどり着いたハジは、フランスから調査に来たEU職員のキャロルに出会う。 自分の手では何も世界を変えられないと知ったキャロルは、せめて目の前の小さな命を守りたいと願い始める。 また、何事もなく普通に暮らしていた19才のロシア人の青年コーリャは、軍隊に強制入隊させられる。 彼ら3人の運命は? 【鑑賞会詳細】 劇場:ユナイテッド・シネマ浦和(JR浦和駅前) 鑑賞作品:『あの日の声をさがして』 視覚障害者向けに、音声ガイドと字幕朗読付き 晴眼者の方もご参加できます。 主催:バリアフリー映画鑑賞推進団体 シティ・ライツ ( http://www.citylights01.org/ ) 日時:6月21日(日曜日) 遅い午後の回を希望中。(6月16日頃に決定) 上映時刻は、お申し込みの方に個別お知らせします。 集合: 誘導ボランティア希望の方は上映1時間前にJR浦和駅改札口正面付近。(改札は一箇所) 鑑賞料: 800円。(晴眼者も一律) ガイド方式: 音声ガイドはライブの実況。晴眼者の方にもラジオを貸し出します。当日お申し出ください。 申し込み締め切り:6月17日(水曜日) 24時 映画を語る会:映画鑑賞後、劇場近くのカフェでご飯を食べながら、感想などを語り合います。 参加は希望者のみ。各自、注文したものを精算する形式です。(夕方を予定) ゲスト:林克明氏(ジャーナリスト) お茶会の冒頭で、チェチェン戦争の実際を語っていただきます。 【林氏プロフィール】 95年から1年10ヶ月、モスクワに住みチェチェン戦争を取材。 主な著書『カフカスの小さな国 チェチェン独立運動始末』(小学館) 『プーチン政権の闇』(高文研)『チェチェンで何が起こっているのか』(高文研) 【申込方法】 以下の内容に従って、メールでお申し込みください。 件名に『あの日の声』と書いて、宛先は doukou@citylights01.org ▼本文に以下1〜5の項目を明記してください。 1:お名前(ハンドル名でも可) 2:参加人数(視覚障害者と晴眼者の内訳) 3:誘導の要・不要(誘導ボランティア希望の方は、誘導ボラとお書きください) 4:ご本人の携帯番号(緊急連絡のため) 5:映画を語る会参加の有無(映画を語る会のみの参加もお受けします) お問い合わせ電話番号は、080-3918-9913(高橋まで) ご参加お待ちしています なお、『あの日の声を探して』は、多数の映画館で上映が予定されています。 くわしくはこちら: http://ano-koe.gaga.ne.jp/theater.html ==================================== ▼チェチェンニュースは、みなさまのカンパによって発行されています。ご協力 をおねがいします。少額でもかまいません。 〈郵便振替口座番号 00130-8-742287 チェチェンニュース編集室〉 〈ゆうちょ銀行 019店 当座 0742287 チェチェンニュースヘンシュウシツ〉 ▼チェチェンニュースは、ロシアによる対チェチェン軍事侵攻と占領に反対し、 平和的解決を求める立場から発行している無料のメルマガです。2001年から発行 しています。 ▼新規購読はこちらから: http://www.jca.apc.org/tlessoor/chechennews/chn/index.htm ▼よろしければご意見や情報をお寄せください:ootomi@mist.ocn.ne.jp ▼発行部数:1456部 ツイッター: @chechennews 発行人:大富亮 ====================================