チェチェン総合情報

20 Apr 2012
チェチェンニュース#389

 直前の案内ですみません。チェチェンを何度も取材されている林克明さんが、
このたびチェルノブイリを取材し、明日21日に報告会を開きます。ぜひご参加
ください。

 また、4月23日(月)には、ジャーナリストの古井みずえさんの映画『ぼくた
ちは見た−ガザ・サムニ家の子どもたち−』が、飯田橋で開かれる「みみの会」
にて上映されます。こちらもぜひ、ご覧ください。

 ●記念日情報:1996年4月21日 チェチェン初代大統領ドゥダーエフ爆殺
        1997年5月12日 ロシア・チェチェン平和条約調印される

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■第38回 草の実アカデミー講演会

チェルノブイリ取材報告
~遺伝の視点から・・25年後の福島を救おう~

林克明(ジャーナリスト)

原発が爆発して26年を目前にしたチェルノブイリ原発周辺を取材してきました。
東京都ぐらいの広大な地域が管理区域になっており、基本的に居住できません。
原発そのものでは数千人が働いていました。

また、原発から数十キロ離れた場所で26年間経過してもなお高線量を計測すると
ころもありました。

 今回は「遺伝」の視点から、チェルノブイリの孫世代に健康被害が出ていない
か取材するのが目的でした。事故当時に妊娠していた女性に孫ができはじめてい
るからです。きっかけは「食品と暮らしの安全」代表の小若順一氏からの電話で
した。

 原発爆発時の妊婦のお腹には胎児がいた。そこまでは心配するが、その胎児の
中に生殖細胞がある。これが孫にあたるわけだが、一人の肉体で3世代が同時被
曝している場合もありえることを訴える人はほとんどいない、というのが話の内
容でした。

前半は林克明によるチェルノブイリ取材報告。後半は脱原発運動をする人々が集
い情報提供やアピール、情報交換などをできる場にしたいと思っています。(林
克明)

日時 4月21日(土)  2時開演(1時30分開場)
場所 千駄ヶ谷区民会館会議室1 渋谷区神宮前 1-1-10 03-3402-7854
※場所は隠田区民会館ではなく千駄ヶ谷区民会館ですのでご注意ください。

交通 JR 原宿駅(竹下口)8分 地下鉄明治神宮前駅10分
地図 http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_sendagaya.html
資料代 500円(会員無料)
主催・問い合わせ先 草の実アカデミー kusanomi@notnet.jp

※これより詳しい案内文は下記のブログでお読みください。
http://kusanomi.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/421-7237.html#more

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■第96回みみの会ご案内

 パレスチナの子どもたちの証言から垣間見られるもの、とは

 ~『ぼくたちは見た−ガザ・サムニ家の子どもたち−』もあわせて上映~

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最近にはめずらしく隔月の開催となりました。今回は昨年、『ぼくたちは
見た−ガザ・サムニ家の子どもたち−』を公開された、古居みずえ監督を
ゲストにお招きします。

映画では、爆撃の下でパレスチナの子どもたちは何を経験したのか、そして
爆撃のあと、どんな暮らしをしているのかを、子どもたちのことばと絵で
描きました。

20年あまりパレスチナに通い続けているという古居監督に、作品が出来上がる
までのお話、これからの取材についてうかがいます。

当日は講演のほか、作品も上映いたします。

 日時:2012年4月23日(月)午後7時~9時20分(受付、6時半より)
    ※作品上映は7時30分から9時を予定

 講師:古居 みずえ(ジャーナリスト/アジアプレスインターナショナル)

 会場:東京しごとセンター セミナー室
 参加費:1500円(作品鑑賞費含む)
 地 図: http://www.tokyoshigoto.jp/traffic.php
 交 通:飯田橋駅から:JR中央線「東口」より徒歩7分
 /都営地下鉄大江戸線/東京メトロ有楽町線・南北線「A2出口」より
 徒歩7分/ 東京メトロ東西線「A5出口」より徒歩6分
 ▽水道橋駅から:JR中央線「西口」より徒歩8分
 ▽九段下駅から:東京メトロ東西線「7番出口」より徒歩8分
 東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄新宿線「3番出口」より徒歩10分

プロフィール:古居 みずえ

 ジャーナリスト・映画監督。アジアプレス所属。1988年よりパレスチナを取
材。新聞・雑誌・テレビなどで発表。第1回監督作品『ガーダ パレスチナの
詩』が好評を博し、同作品で石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞。
2011年8月に『ぼくたちは見た: ガザ・サムニ家の子どもたち』(彩流社)を
出版。そのほか著書に『パレスチナ 瓦礫の中の女たち』(共著)、

『インティファーダの女たち—パレスチナ被占領地を行く』など。
Website: http://www.huruim.com/contents.html#
     http://whatwesaw.jp/  http://asiapress.org/
Blog: http://blog-huruim.sblo.jp/

島根県出身。
1988 年よりパレスチナの人びと、とくに女性や子どもたちに焦点をあて、
取材活動を続けている。98年からはインドネシアのアチェ自治州、
2000年にはタリバン政権下のアフガニスタンを訪れ、イスラム圏の女性たちや、
アフリカの子どもたちの現状を取材。新聞、雑誌、テレビ(NHK総合・ETV特集、
NHK・ BS23、テレビ朝日・ニュース・ステーション)などで発表。
 ニコンサロン、コニカプラザなどで写真展開催。 2005年DAYSJAPAN審査員特別賞受賞
石橋
湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞・公共奉仕部門大賞受賞 2011年8月に『ぼく
たちは見た: ガザ・サムニ家の子どもたち』(彩流社)を出版。そのほか著書に
『パレスチナ 瓦礫の中の女たち』(共著)、『インティファーダの女たち—パレ
スチナ被占領地を行く』など。

みみの会は、出版関係者を中心とした勉強/交流の会です。
どなたでも参加いただけます。この案内の転送も歓迎します。

お問い合わせは: はる書房 さくま Tel/03-3293-8549
メール おおとみ: ootomi@mist.ocn.ne.jp
みみの会について: http://d.hatena.ne.jp/miminokai/about

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