チェチェン総合情報

29 Oct 2009
チェチェンニュース #313
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  * Chechen・Russia and You...未来への想いは国境を越えて
  * アンナ・ポリトコフスカヤ追悼集会(10月2日開催)のもよう

  * イベント情報


 今週末、日本大学国際関係学部のキャンパスで学園祭があり、安元ゼミナー
ルの企画で、ジャーナリストの林克明さんがチェチェンについて講演と写真展
を開きます。近隣の方は、ぜひご参加ください。

 今号では、このイベントについてのアピールと、遅ればせながら10月2日の
アンナ追悼集会についての報告を掲載します。どうぞお読みください。


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■Chechen・Russia and You...未来への想いは国境を越えて(主催者より)


 私たち安元ゼミナールでは、昨年よりチェチェン戦争について勉強していま
す。チェチェン戦争の悲惨さは日本の市民にはほとんど知られていないのが現
状だと思います。

 そこで、少しでも多くの市民の方々に、チェチェン戦争の現状と、厳しい状
況の中でも未来のために国境を越えて行動を起こしてきた人々がいることを
知ってもらいたいと思い、この企画を考えました。

 ハッサン・バイエフ氏やアンナ・ポリトコフスカヤ氏などの活動についての
私たちの発表の後、林克明氏の講演「母たちの平和行進は国境を越えて」、そ
して日本の心を歌うロシアの歌姫エカテリーナさんによる「エカテリーナコン
サート」を開催します。また、林氏の写真展「チェチェン屈せざる人々」も同
時開催します。

 今回のチャリティイベントの収益金は、「チェチェンの子どもたち日本委員
会」に寄付します。ぜひ、ご来場ください。


【日時】   平成21年10月31日(土)13:00〜15:30
【実施場所】 日本大学国際関係学部 15号館1階1512教室
【実施団体】 日本大学国際関係学部 国際交流学科 安元隆子ゼミナール
       静岡県三島市文教町2-31-145  JR三島駅より徒歩7分
        http://www.ir.nihon-u.ac.jp/access/


【プログラム】 13:00〜 ゼミ生によるレクチャー
             (ゼミ紹介、戦場の医師ハッサン・バイエフ氏などの
              チェチェン戦争において平和活動を行った人々、
              チェチェン難民の現在)
        13:45〜 林克明氏による講演
        休憩(15分)
        14:30〜 ロシア人歌手エカテリーナさんによるコンサート
        15:30  終了予定


 以下は林克明さんからの案内文です。


● 10月31日(土)「民族を超えて実行した平和行進」
                 〜チェチェン戦争反対運動の原点

◇15年目のチェチェン紛争

 1994年12月、ロシアからの独立を宣言したチェチェン共和国にロシア軍が
全面侵攻撃してから15年が経とうとしている。正確なデータはないが20万人
が犠牲になったと複数の団体が発表している。

 1996年8月に一度停戦があり、1999年10月から第二次の戦争がはじまった。
現在ロシア軍は作戦終了を宣言しているが、たびたび独立派レジスタンスに
よる攻撃も伝えられている。チェチェン現地では、カディロフ(ロシア傀
儡政権)が恐怖政治を行い、不当逮捕・拉致が横行。ジャーナリストや人権
擁護活動化が暗殺されている。

◇偏見と差別の悲しさ

 もとをたどれば、400年に及ぶロシア帝国の支配に対する少数民族の闘いで
ある。時代によって表面に現れる問題は多々あるものの、根本は変わりない。

 長年の弾圧と虐殺によってチェチェン人のロシアへの不信と憎しみは根深い。
一方、ロシア人のチェチェン人に対する偏見と嫌悪も病的だ。

 ロシア権力によって、何百年にもわたってネガティブ・キャンペーンが行わ
れてきた。1994年12月に始まった戦争でも同じである。それが、プーチンが首
相になった1999年ごろからエスカレートした。

 第二次チェチェン戦争勃発の直前、ロシアで連続アパート爆弾テロが発生し、
ロシアはチェチェン独立派の犯行と断定し、圧倒的世論の支持を受けて再侵攻
を開始した。この一連のテロ事件は、ロシア秘密機関の犯行ではないかと指摘
する犠牲者遺族なども出ているし、その後不審なアパート爆弾テロ未遂事件も
起きている。

 その当時、モスクワの日本人特派員がいった。

「林さん、もう全然空気が違いますよ。テロリストのチェチェン人を攻撃しろ、
戦争やれ、の一色です。戦争がはじまったころの反戦の機運なんてありませんよ」

 その特派員は、暗くやるせない声で言った。たしかに、戦争当初の反戦の空気や
チェチェンの被害者への同情は大きく後退していた。しかし、本当に事態の本質を
みぬくひとは、実は変わらないことが後にわかった。

 世論や、最初のころに反省に共感を示していたレベルの人々は、ロシア当局のチ
ェチェン=テロのプロパガンダに惑わされていた。しかし、世の中が騒がしく
なっても、変わらない人がいた。


 それが、戦争開始当初の1995年3月から4月にかけて、モスクワからチェチェン
の首都グローズヌイまでの「平和行進」に参加した人たちだった。この一大イベ
ント周辺にいたひとたちの信念は変わらなかったのである。

 
◇敵と味方に分断された人たちの共同平和行進

 第一次チェチェン戦争が始まって3か月。無差別攻撃を逃れてモスクワにやって
きたチェチェン女性たちと、戦場に息子が兵士として送られているロシア兵士の母
親たちが集まった。停戦を求めて、合同でモスクワから激戦が続くチェチェンの首
都グローズヌイに向けて行進することにしたのだ。

 私は、この行進に最初から最後まで見届けた、ただ一人のジャーナリスト
だった。そのような背景もあり、これがチェチェン取材の出発点となった。

 途中バスなどもつかったが、ひたすら歩いた。つまり行脚である。政治や軍によ
って敵味方に分けられたロシア人とチェチェン人が一緒に行進した。その事実
は重い。

 最近読んだ『チェチェン 廃墟に生きる戦争孤児たち』(オスネ・セイエル
スタッド著・青木玲訳・白水社)でも偏見と分断の深刻さがわかる。

 この本では、被害を受けるチェチェンの人ばかりでなく、地雷で失明した若いロ
シア兵士、モスクワでチェチェン人を襲撃したスキンヘッドの若者と家族など、ロ
シアの人々も登場セせている。

 登場するロシア人たちはチェチェン人に対し「野生剥き出しで、動物みたいだ。
文明なんかなく、殺すことばっかり考えている。むかつく連中だよ」と罵しる。

 その罵りの言葉から、彼らが幸せで充実した人生を送れないであろうことが
容易に想像できる。ロシア人の傷も深い。かつて私は、このような言動を見聞
きすると怒っていたが、最近では「かわいそうだ」と感じるようになった。

 こんな状況だから、チェチェン人とロシア人が一緒に反戦活動をすることに
賛同を示す人も、実際に関わる人もごく少数派であることは言うまでもない。
千人にひとり、数千人にひとりというレベルだろう。

 だからこそ、口先だけでなく実際に行動した「平和行進」の価値がある。当
日は、そこから見えることを日本の状況とも比較しながら語りたいと思う。

*会場前にて林克明の写真展及びゼミ展示を行います。
この写真展は10月31日〜11月2日の三日間。朝9時から夕方5時ころまでです。
内要は、「チェチェン 屈せざる人びと」(岩波書店)に掲載されているもの
を中心に。 http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/qsearch


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■アンナ・ポリトコフスカヤ追悼集会(10月2日開催)のもよう
 (写真と注釈つきページのURL: http://d.hatena.ne.jp/chechen/20091029/ )


  ロシア・チェチェンの状況に、私たちができることは何か? 10月2日、東
京・文京区民センターで午後7時より開催した追悼集会の内容です。NHK BSlで
放送された記録映像を上映した後、アンナ・ポリトコフスカヤを悼んで黙祷。
その後チェチェンの各方面で関わりをもち活動を行っている5人によるリ
レー・トークを開催した。トークの概要は以下のとおり。(司会:青山正=市
民平和基金/ピースネットニュース)

●林克明氏(ジャーナリスト)

 1995年からチェチェンに関わっており、現在は日本で活動を続けているが、
現地への思いは尽きず、日本で何ができるかについて考えている。ひとつは、
日本にいるチェチェン難民の安全や生活安定を図ること、そしてもうひとつ
は、殺害されたジャーナリストを偲びながら、同業者としてのジャーナリスト
仲間を結集して何かやりたいということである。


●岡田一男(チェチェンの子どもたち日本委員会)

過去にハッサン・バイエフ医師(専門:形成外科医)を日本に呼ぶ活動を行っ
てきた。バイエフ医師は、アメリカ在住だが、2006年以来、米国とチェチェン
を行き来している。今年も2回チェチェンに戻り、日本の10倍という高い確率
で発生している口唇口蓋裂(いわゆる「みつくち」)の無償手術を行ってい
る。チェチェンの子どもたち日本委員会は、日本での先進医療技術研修の組織
や、レーザー治療器の提供など、バイエフ医師の活動を支援している。また、
精神トラウマをもつ子どもたちのために創作活動を通してリハビリしているア
ゼルバイジャンに亡命中のザーラ・イマエヴァの活動も支援している。

 最近のチェチェン情勢について。今年の4月、メドベージェフ大統領はチェ
チェン共和国を「北コーカサス対テロ作戦」の対象から解除したが、以降、人
権活動家・ジャーナリストへの暴力や暗殺が多発、再び不穏な空気に包まれて
いる。この解除で利権を失った者が少なくないのだ。カディロフ政権下で
も、活動を認められ、必ずしも政敵でもなかった人権活動家エステミロヴァや
サドゥラーエヴァの暗殺が、カディロフの殺害命令によるのかは、慎重に見
て行かなければならない。メドベージェフは、御しやすい人物としてプーチン
の後継者となったのだが、過去のロシアには権力者の役割分担がうまく行った
試しが無く、複雑な内部抗争が始まっている。カディロフを失脚させて、他
の傀儡にすげ替えようと言う動きも繰り返されている。チェチェンとロシアに
関することには不可解かつ不明瞭な点が多い。


●川上園子(アムネスティ・インターナショナル日本)

 人権活動家は、人権抑圧を受けている人たちの代弁者であり窓口である。そ
うした人権活動家を国家は保護する義務があり、それを謳ったものが人権擁護
活動家に対する国連宣言である。2007年のアムネスティレポートでも指摘して
いるとおり、チェチェンにおける強制失踪、恣意的拘禁、強制収容所の存在は
大きな問題である。当局によるこうした行為がまかり通っており、北コーカサ
スは事実上無政府状態である。また、欧州人権裁判所で2009年5月までに100件
あまりの訴えが「ロシア政府に責任がある」と判断されたが、ロシア政府はこ
の判決を無視し続けている。また、当局の暴力に対して市民による監視能力が
弱まったほか、NGOの活動が規制されている状態でアムネスティとしてやれる
ことがないという絶望的な気持ちになる。しかし、こうした状況にあってもア
ムネスティでは、事実を伝えたり大統領あてに直接メールを送るウェブアク
ションを起こすことで活動を続けている。


●阿部唯史(白水社編集部)

 9月中旬に「チェチェン 廃墟に生きる戦争孤児たち」を上梓。これは
1994-96年、2006-07年にチェチェンの戦争孤児施設で取材を行ったノルウェー
のジャーナリストの取材記を翻訳したものである。チェチェンのことなど聞き
かじった程度の知識しかなかった翻訳者と編集者は、この本を通じてチェチェ
ンの大きな問題について認識を深めた。ちなみに戦争孤児施設を運営していた
夫妻は、児童虐待被疑でリトアニアにて逮捕され、そのまま裁判にかけられて
いる。


●シャルハン・ガカーエフ(自由コーカサス)

 チェチェンでは、第一次戦争以降休むことなく多くの人が殺され、連行され
ている。自由独立のために戦えば、その報復として一般住民に対する殺害・拘
束が行われる。これまで自分は難民として表に出ていなかったが、ヨーロッパ
で社会政治運動「自由コーカサス」が旗揚げするにあたり、自らの存在を公然
化することを決意した。


●質疑応答

〈出席者の質問〉 カディロフはどうして権力をもつことになったのか?

ガカーエフ
 多くのチェチェン人は彼を支持していない。カディロフの父親も本人も、
ロシア側によって権力を与えられた人間である。本当に支持している人など、
人口の10%以下だと思う。

〈質問〉 独立派のマスハードフ大統領の下で、ロシア側との交渉を行ってい
たザカーエフ氏(現在は西側に亡命)に対するあなたがたの評価は?

ガカーエフ
 多くのチェチェン人は、彼を尊敬してきたのは事実だが、最近は失望に変
わった。それは、カディロフへの積極的評価を公言しだしたからだ。これに
は、莫大な金が動いたと言われている。*1

〈質問〉 かつてチェチェンのマスハードフ大統領とロシアのエリツィン大統
領は二国間の国際条約として平和条約を結びました。このとき随員として立ち
会ったのは、ザカーエフとウドゥーゴフという二人でした。そのウドゥーゴフ
氏らのイスラム主義グループは、*2バイエフ医師のチェチェンでの活動を裏切
り者と非難しています。このことを、あなた方は、どうお考えなのですか?

ガカーエフ
 ウドゥーゴフ一派がバイエフ医師を非難する理由は、私にはわからない。一
般にチェチェン人は、ロシア人もチェチェン人も分け隔てなく治療をしたバイ
エフ医師を尊敬している。

〈質問〉 ロシア側と戦っている指導者について?

ガカーエフ
 今も武装抵抗運動を続けている指導者としては、ドッカ・ウマーロフがいま
す。彼はチェチェンだけでなくコーカサス全体の武装闘争を指導しています。*3

〈質問〉 「自由コーカサス」の参加者はどのくらいいるのですか?

ガカーエフ
 今のところ日本では私一人。議長は、デンマークに亡命中のイサー・ムナー
エフというチェチェン独立戦争を生き延びた野戦司令官だ。国外ではあまり知
られていないが、チェチェンでは非常に有名で人望のある人物だ。 日本も北
方領土をロシアに占領され、チェチェンと共通の問題を持っていると思う。

 2008年には、南コーカサスのグルジアが、ロシアの軍事侵攻で南オセチアや
アブハジアを占領された。その中で多くの民衆が家や家族を失った。これから
も日本の皆さんがチェチェンだけでなくコーカサス全体の問題に関心を持ち続
けてほしい。そして、傷つけられ苦しめられている多くのチェチェンの人々に
心を寄せてほしい。*4



 11月20日に開催される「アンナへの手紙」上映についてのアピール、日本で
難民認定を待つチェチェン人の生活について言及があり、支援継続の訴えを
もって閉会した。(報告/文責=滝沢三佐子)


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■イベント情報

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★11/20 文京:アンナ暗殺3周年・追悼特別上映会「アンナへの手紙」
  http://d.hatena.ne.jp/chechen/20090821

 チェチェンを追いかけたジャーナリスト、
 アンナ・ポリトコフスカヤアンナの死をめぐるドキュメンタリー。
 彼女を知る人々がつづる「手紙」。

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★10/24-11/8 全国:アムネスティスピーキングツアー「奪われた人生」
                グアンタナモ収容所の真実を語る

  http://d.hatena.ne.jp/chechen/20090905/1252121385

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★10/29 表参道:エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA002」

  http://www.spiral.co.jp/e_schedule/2009/10/-002.html

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★10/31 三島:Chechen・Russia and You...未来への想いは国境を越えて

  http://d.hatena.ne.jp/chechen/20091007/1254871015

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★10/31 高田馬場:「戦後秩序を作った『政治家』
                  昭和天皇の知られざる実像に迫る」

  http://d.hatena.ne.jp/chechen/20091027/1256685459

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★11/1 白金:公開シンポジウム 「1968年と2009年」

  http://d.hatena.ne.jp/chechen/20091014/1255476488

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★11/7 大崎:ミニシンポジウム「グルジア 映画・文化・歴史」

  http://d.hatena.ne.jp/chechen/20091014/1255476488

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★11/29 四谷:反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉09

  http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/

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★12/6 猿楽町:〈危機〉のネットワーク 
          治安管理/安全保障から日本とイスラエルを考える

  http://midan.exblog.jp/12764691/


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 ■映画・連続講座

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★『鶴彬 ーこころの軌跡ー』

 万歳とあげて行った手を大陸へおいて来た──
 数多くの鋭い反戦川柳を詠んで戦争反対を貫き、獄中に果てた鶴彬の生涯。
  http://tsuruakira.jp/

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★『沈黙を破る』

 考えるのをやめたとき、僕は怪物になったーー
 「祖国への裏切り」と非難されながらも加害行為を告白する、
 若いイスラエル兵士たちがいた。

  http://www.cine.co.jp/chinmoku/

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★『チェチェンへ アレクサンドラの旅』

 孫へのまなざし 平和への祈り ロシアの見たチェチェン

  http://www.chechen.jp/

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★『ビリン・闘いの村』

 パレスチナ暫定自治区、ヨルダン川西岸のビリン村。
 若者たちは非暴力の闘いに立ち上がった。

  http://www.hamsafilms.com/bilin/

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