チェチェン共和国で医療支援を続けるNGO、メドゥサン・デュ・モンド(MdM、世界の医療団)によるレクチャー、写真パネル展示が都内で行われます。当日はMdMの若手職員、田口かずみさんが支援活動についての説明をされます。メインテーマはアフガニスタンだったのですが、NGOスタッフの誘拐/国連のチェチェン国内での援助活動の無期停止を受けて、チェチェン難民対象のプログラムにも焦点を合わせるとのことです。ぜひご参加ください。
(なお、8月9日以降、東京都大田区でもMdMによるチェチェン難民支援に関するパネル展示(子どもたちによる絵画など)が予定されています。詳細は、メドゥサン・デュ・モンド ジャポン(田口)まで)
日時:8月8日(木)12時〜12時45分(MdM活動報告) 展示会期:8月5日(月)〜16日(金) 場所:港区役所 http://www.city.minato.tokyo.jp/ 交通:都営三田線御成門駅、都営大江戸線・大門駅、JR浜松町駅下車 参加費:無料 連絡先:港区政策経営部総務課:03-3578-2111 内線2026 特定非営利活動法人メドゥサン・デュ・モンド ジャポン: 電話:03-3585-6436(担当:田口) http://www.medecinsdumonde.org/japan/
<報告者メドゥサン・デュ・モンドより>東京の港区役所で、広島・長崎の原爆被災者の記録と、今なお戦争が続く国々における国際支援活動の様子を伝え、平和について考える催し「平和展〜すべての子どもたちに笑顔を取り戻したい〜」が開催されます。アフガニスタン、パレスチナなど多くの紛争地に医師や看護師らを派遣し、外科治療プログラムや心のケアプログラムに取り組む人道支援NGOメドゥサン・デュ・モンドは、「子どもを暴力から守る」をキーワードに、武力紛争下における人道支援活動の様子を報告します。
近年の戦争の特徴は、多くの民間人が暴力の犠牲になっていることです。第一次大戦当時、5%に過ぎなかった紛争の全犠牲者に占める民間人の割合は、今日、95%に達しています。子どもたちも例外ではありません。暴力、対人地雷、飢餓、医師や病院の不足、戦闘が、200万人の子どもの命を奪いました。600万人の子どもが負傷し、半身不随で生涯を終える子どももいます。
阪神淡路大震災の被災者支援活動をきっかけに、日本に支部を設け、日本でも医療ボランティアの募集や募金活動を行うメドゥサン・デュ・モンドは世界各地で、心のケアまでを視野に入れた医療支援プログラムを実施するとともに、武力紛争下の民間人の保護に関する政策提言活動を続けています。
http://www.geocities.com/kafkasclub/che/mdm/index.html(協力:日本カフカスクラブ)