(2004年9月26日、在日ロシア連邦大使館、欧州安全保障協力機構(OSCE)、国連高等難民弁務官事務所(UNHCR)、同高等人権弁務官事務所(UNHCHR)、日本外務省などに送付。チェチェン側各通信社には送付準備中)
ロシア連邦・北オセチア共和国で起きた学校占拠事件は、500名以上の 死者を出す、惨事となりました。犯行グループの目的はどうあれ、罪のない 子どもたちを人質にとり、死傷させる行為は、残虐きわまりない犯罪です。 ここに署名する、私たち日本の市民は、今回の学校占拠事件の犠牲者とご家 族の皆さんに、心からの哀悼の意をお伝えしたいと思います。
犯行グループの許しがたい行為とともに、多くの犠牲者を出すことになっ たロシア連邦政府の対応にも、私たちは大きな問題があったと考えていま す。プーチン大統領とロシア政府は、「人命を尊重する」という方針を掲げ る一方で、犯行グループとの交渉にあたろうとした北オセチア共和国のザ ソーホフ大統領の現場入りを禁止しました。そして交渉はロシア政府側に よって打ち切られ、9月3日の惨事が発生しました。
この事件の犯行グループは何者だったのでしょうか。ロシア政府は「アラ ブ系のイスラム過激派やアルカイダとの関連を持つグループ」であると宣伝 し、また、事件後には犯行グループの中で唯一逮捕されたゲリラの自白がロ シアのテレビで放送されました。しかし、この自白は、路線上対立している チェチェンのアスラン・マスハードフ大統領とシャミル・バサーエフ司令官の 両方から計画を指示されたといい、信憑性に欠けています。特に、マスハド フ氏は事件発生直後から関与を否定し、先のザソーホフ大統領とも連絡をと り、犯行グループとの交渉を提案していました。
私たちがもっとも重視しているのは、交渉によって人質のうち26人の乳 幼児を解放させたイングーシ共和国の元大統領、ルスラン・アウシェフ氏 が、「犯人たちの中には、チェチェン人もイングーシ人もいなかった」と証 言*していることです。それでは何者が、何のために事件を起こしたのでしょ う。私たちは納得のいく説明を得られずにいます。(*独立派スポークスマン、ザカーエフ氏を通して。BBCによる。2004.10.02追記)
9月16日になって、チェチェン人の野戦司令官シャミル・バサーエフ が、Webサイトにおいて、ベスラン学校人質事件をはじめとする、いくつか のテロ事件への関与を認める声明を出しました。私たちはこの知らせに接 し、言いようのない怒りを感じています。人々の人権を守るために戦う者 が、他者の人権を奪うことを恥じないのはどういうことなのか。あるいは、 強者に対する抵抗の戦いが、なぜ、子どもたちを死に追いやる資格を持つの か。事件がこの声明通りであるかは検証されていませんが、もしそうであれ ば、帝政ロシア以来、数百年におよぶ侵略の歴史のなかで、常に高いモラル をもって抵抗を続けてきた、チェチェンの精神性の崩壊といえるでしょう。
ベスラン学校占拠事件では、その当初から、犠牲者数や犯人像について の、大幅な情報操作が行われ、いまだに全容が明らかになっていません。 プーチン大統領は、ロシア議会での調査委員会の設置の可能性を「非生産的 だ」として、排除しました。今回の事件は突発的、一過性のものではありま せん。したがって、真相の解明と、適確な対処がなくては、再び類似の事件 が発生することでしょう。私たちは、ロシア政府に対し、今回の事件の真相 究明と情報公開を強く求めます。
一方、事件を取材しようとしたノーヴァヤ・ガゼータ紙のアンナ・ポリト コフスカヤ記者は、現場に向う飛行機の中で、毒物を飲まされて重態となり ました。彼女によれば、この飛行機には大勢のロシア連邦保安局(FSB)の 要員が乗り込んでいました。また、ラジオ・リバティーのアンドレイ・バビ ツキー記者は当局によって理由なく拘束されました。この2名のジャーナリ ストは、ロシアにおいてチェチェン戦争の真実を報道することに努めてきた ことで知られています。その二人が現場の取材ができないようにされていた のです。なぜロシア政府は、この事件についての情報を隠そうとするので しょうか。
今回の事件の背景には、チェチェン戦争の悲劇があります。1991年の チェチェン独立宣言をうけて、94年にはじまった、ロシア軍によるチェ チェン共和国への侵攻以来、3年間の停戦期間を除き、戦争は続いてきまし た。この間、人口百万人前後のチェチェンでは、20万人の市民が犠牲に なったと言われます。これは、ロシア連邦による、国家テロと呼ぶべき犯罪 行為です。そしていまだに戦争は続き、チェチェンを占領するロシア軍によ り、人権を無視した暴力が続いています。特に、2001年9月11日以 降、人権侵害は欧米諸国でも黙認され、チェチェンの人々はますます孤立感 と絶望感を深めています。
プーチン大統領は事件後、「もはやチェチェン側とのいかなる和平交渉も あり得ない」と宣言し、戦争の平和的解決の道を封じました。その一方で チェチェン独立派中の穏健派であるマスハードフ大統領は、繰り返しロシア政 府に対し、和平交渉を申し入れています。力によって問題を解決しようとす るロシア側の態度が、チェチェンの人々の間で、一層の失望と怒りを呼んで います。
恐ろしいことですが、私たちは、チェチェン戦争に関する要求の伴う大規 模な事件は、今後も発生する可能性が高いと考えます。それは、構造的な問 題としてのチェチェン戦争を、ロシア政府が政策として進め、国際社会が放 置してきた帰結であり、その意味で、日本に住む私たちにも、今回の事件の 責任の一端があるという思いを、持たざるをえません。
いまひとつ、気にかかる問題があります。9月13日の閣議で、プーチン 大統領は「ロシア連邦の統一が国家の強化には何より必要である」とした上 で、連邦の八十九の地方自治体の首長を、ロシア大統領による事実上の任命 制に転換する案を打ち出しました。同時に議会については、小選挙区比例代 表並立制から、政党からのみ選出される完全な比例代表制への移行を進める と発表しました。すでに与党「統一ロシア」を始めとする翼賛体制下にある 議会で選挙制度を変更することで、現在の状況を固定することが可能になり ます。
このいきさつを総合すると、ロシア連邦指導部は、最近の事件によって醸 成された社会不安をてこに、その権限の拡大を構想しているものと考えられ ます。私たちは、この構想が準備されていた時期にベスラン学校占拠事件が 発生した「偶然」を、疑わずにはいられません。そして、ジャーナリズムに 対する抑圧と、民主主義の停止は、国家による犯罪へと直接結びついている ことを、私たちは過去の歴史から学んでいます。
私たちは、悲惨な事件を二度と起こさせないためにも、原因となっている チェチェン戦争の早期終結を求めます。今こそ、平和解決に向けてチェチェ ン・ロシア両者が歩み始める時です。それこそが、今回の事件で犠牲となっ た人々の無念の思いに応える道ではないでしょうか。
以下私たちは、紛争当事者および国際社会に、次の事柄を要求します。
青山正(市民平和基金代表)
大富亮(チェチェンニュース編集発行人)
岡田一男(映像作家)
鍋元トミヨ(チェチェンの子どもを支援する会代表)
林克明(ジャーナリスト)
ロシア側のそれはともかく、日本国内での情報規制についても問題だと思います。
なんの力にも成れませんが、数年前からチェチェン人の人々の悲惨な歴史が永く続き、でも誇りと勇気ある民族性を知りずっと注意を持って見てきました。せめて子供達に少しでも光明がある未来を、生きるために生まれる事を、普通のことを犬や鳥が虫が生きていくのと同じでもいいから、ほんとうに願います。
メッセージ:世の中の関心は日々変化して今ます。そして、重要な事・悲惨な現実・遠い国の惨劇までも平和な国に住んでいる人間は忘れてしまいます。劇場占拠事件の教訓は何だったのでしょうか?一刻も早くチェチェンに平和が訪れる事を願います。そして、世界が平和になるように。LOVE&PEACE。
18日に伺えなかった事がとても残念でした。チェチェンから遠い日本に居て知ろうと思っても中々情報が取れない中、この1年ほど「チェチェン総合情報」を勝手に読ませて頂いています。先日のTVでの林克明氏の私たちへのメッセージもきちんと受け止めた積りです。何故これ程に世界中に紛争が有るのか、と哀しくなります。今回の事件についても未だ判らない事ばかりです。でも、真相究明と情報公開を求めることから始めるしか有りませんね。私はただの肩書きの無い人間ですが、何かお手伝いが出切れば、と思っています。
普通の市民にも出来る行動を提起していただいたことに厚くお礼申し上げます。このような取り組みが世界中に拡がるといいですね。これからもお送りいただくニュースなどでチェチェンに関心を持ち続けたいと思います。どうもありがとうございました。
ファシスト・プーチンを牢獄ヘ!チェチェンを解放せよ!子供達を殺したのはロシア政府だ!
今後、このような声明文を諸外国のグループとも提携して出すことは可能でしょうか?賛同する人々の層が広ければ広いほど、効果も増すと思います。
まず、情報が極端に少ない地域であることと、今回の事件に関しては、誰がやったのか、犠牲者は何人だったのか、そして惨事の経過もよくわからないままという事態こそ、憂慮すべきことだと思います。チェチェンの人々は、すべてテロリストだという印象を世界中に与えてしまいかねないような、チェチェンの名を冠したテロ事件を、これ以上起こしてもらいたくないものです。
私はチェチェンおよびカフカスの人々が最大限自立権を持ってゆけるよう、協力してゆきたいと思います。そのことがロシア国民にとっても有益だと考えております。
人権を無視する行為を見て見ぬふりをすることは、加害者の一味となることだと思う。「知らない」ということが、時には罪になる、知る義務だってあるはずだと思う。抗う事が出来ない大きな権力に立ち向かう事は容易ではないが、しかし努力をやめてはいけないと思う。
権力のあるものが、弱いものを抹殺しようとしている行為は絶対に許されるべきではなく、このような事実は多くの人々が知るべきです。私には具体的に何ができるか、今のところわかりませんが、何か賛同を通じて役に立てればと思います。
今回の事件により、プーチンがさらなるチェチェン民族浄化を推し進める手筈を整えているのではないかという強い疑念を抱いています。時を経ずして報道されたプーチンの独裁国家再来を告げるかのようなコメントは、白昼堂堂と民主主義からの後退・逸脱を宣言したと受け取るより他にありません。この様な人間に、何がテロかを判別する力などあるのでしょうか?自国の行為こそがテロであるということに気付かない、あるいは気付いていない振りをしている人間に、です。微力ですが役に立ちたく賛同させて頂きました。
わからない点の多い事件だと思います。すこしずつでもありのままの事実が明らかにされることを望んでいます。
こんにちは。こちらモスクワではマスコミだけでなく教育でもテロとの戦い一色です。英語の教科書はモス大発行の「War on Terror」を使うことになり、情報学の授業もテロに関することばかり。チェチェンの子どもをみんなモスクワに連れてきてテロリストにならないよう教育したらいい、などと教授。。。友達もモスクビッチは特にチェチェン人はみんなテロリストだ、皆殺すべきだというかんじです。ロシア側のしていることは見えないし知らないようです。鍋元さんとよく連絡とってます。夏からマルチビザがとれるようになったので学生の出入国が以前より楽になるらしく、私も鍋元さんたちと一緒にバクーに行く計画を立てています。私がモスクワにいてできることがあれば何でもお手伝いしますのでおっしゃってください。なんせ、そのために留学したようなもんなんですから。では
これからもチェチェン及びロシアのニュースには注目していきたい。
「チェチェンやめられない戦争」を、今、読んでいます。いつの時代のことだろうと、とても現在のことだとは思えずに、震えながら読んでいます。日本国内のことも含め、恐ろしいこと、気がかりなことが多く、それに比べ、私に出来ることは少なく、虚しい思いでいます。せめて出来ることをと、賛同させていただきます。
林さん、大富さんの『チェチェンで何が起こっているのか』を読んで以来、ずっとチェチェンについてウォッチしてきました。私はパレスチナ支援の活動をしていますが(今年日本を発つ時に、ロシア機が2機墜落し、パレスチナにいる間もロシア・チェチェンのことが気がかりでした)、パレスチナ以上に、チェチェン(中国のウィグル自治区もそうですが)については日本では知られていません。過去、現在の大人達の諍いにより、子どもたちの未来が失われることは許せません。世界の不正義に対して声を挙げていくことの大切さを感じています。
今回の学校占拠事件で多くの方がチェチェン情勢について触れられたことと思います。今回の件で私達は今まで目を向けることが少なかったこの問題についてまず『知ること』が一番大切なことではないかと痛感しました。テレビのニュースで取り上げたのはわずかに3日(米国大統領選やプロ野球のストも大切なことですが・・・。)でした。少ない情報ですが知ることで各人が今回の件を判断していけばいいと思います。その上で私達は暴力、軍事力やテロと呼ばれる行為で対抗するチェチェン独立強硬派やイスラム原理主義者ではなくロシアの圧制に苦しむチェチェン一般市民や子供達を支援していくという姿勢をより明確に世間に発信し理解を求めることが日本にいる私達ができる唯一のしかし、有効な活動ではないかと思います。
非暴力で課題の解決を目指しておられるチェチェン独立派、ロシア市民の方々のご努力が実りますよう心から願っています。
この悲惨な事件の真相究明を、切望します。亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
私は恥ずかしながら、「ベスラン学校占拠事件」を見るまでチェチェンという国にまるで関心がありませんでした。あの悲惨な事件はなぜ起こってしまったのか。私は知りたくなり、Web上でいろいろ探しました。そんな中で目にとまったのが、「アンナ・ポリトコフスカヤ」さんの「チェチェン やめられない戦争」でした。内容はとても衝撃的で、日本という国がいかに平和で、自分がいかにヌクヌクと暮らしているかを考えさせられました。理不尽としかいいようのない状態で苦しむ人たちがいる。それをしっかり伝えないメディアの中で、奮闘している人たちがいる。しかし、私は距離感を感じてしまいます。残念ながら私には知ることくらいしかできそうにありません。(「しない」ともいえます)ですから、せめて賛同させていただければと思います。こんな言葉を安易に言うべきではないと思いますが、がんばってください。そして、もっと「真実」というか、「おこっていること」を広めてもらえればと思います。私もまるで役にはたたないと思いますが、 このサイトのこと、チェチェンのこと、本のこと、自分のBLOGでもっと紹介していきます。
9.18集会には質問項目まで送っておきながら、参加できず申し訳ありませんでした。高校で「国際関係」という授業を担当し、今回の事件が起きて、慌てて「チェチェンで何が起こっているのか」や「チェチェン〜やめられない戦争」を読み、愕然としました。日本のマスコミの「政府発表垂れ流し」報道にもウンザリしました。チェチェンが忘れられた地域であるかぎり問題は解決しません。真実を多くの人に伝えていきましょう。
このような悲劇を 2 度と発生させないためにも、まずは真実が明ら かにならなければなりません。
テロ、戦争という暴力の連鎖を断ち平和共存への道を歩もう。
テロも占領も無関心もお断りさせていただきます。
テロ、戦争という暴力の連鎖を断ち平和共存への道を歩もう。
絶望のチェチェンの人々に希望を取り戻させよう!
ロシア政府の恐怖政治に憤りを覚えます。
事実は明らかにされるべきですが、今発表されていることに、一体どれだけの事実が含まれているのでしょうか。又、力ですべてを解決しようというロシア政府の考えは、人間として認めるわけには行きません。
チェチェン紛争問題は複雑で友人から見解を求められても困ってしまいました。それで貴HPで勉強させていただきました。とても分かりやすかったです。そして私が持った感想は弱い立場の人々が犠牲になっていく悲劇に対する怒りとどうすることもできない無力感です。この署名で何かが変わることを祈って参加させていただきます。
簡単に解決する問題ではないが、今ずぐにでも終わってほしい。この想いは本当に解決するまで変わりません。
ロシア政府の歩み寄りとチェチェンの冷静な対応を求めます。それらは譲歩ではあ
諸国民の相互理解と親善、世界平和のため共に努力しましょう。
あらゆる暴力をなくし、愛と調和の世界を
ベスラン学校占拠事件とチェチェン問題とは全く関係が無いと見るのが自然です。
テロあるいは戦争を刑事事件に解体したい。「人殺しはしてはならない」モーセの十戎を出すまでもなく、魂ある全ての存在の基本法です。全ての事件の犯人を特定し逮捕し動機を解明し公正な裁判を行なう。喪服の女性は父や夫を殺された被害者遺族、騙されて爆弾自殺する被害者、その自殺に他人を巻き込む加害者。兵士は殺人犯傷害犯、そして意に反してそれを強要されたとすればまた被害者。テロであれ戦争であれ指示した人は殺人教唆で加害者。支持した人は消極的幇助。「犯人はチェチェン独立派」・・誰?姓名は特定できたの?チェチェンであれ9・11であれ脚本家が居そうである。そしてその背後に脚本を指示した存在がある、たぶんそれは悪魔だろう。人の心が悪魔にとって住み心地の悪い処となりますように。
「カフカスの小さな国」と「チェチェンで何が起こっているのか」の2冊を大変興味深く読ませていただきました。初めて知る事実に驚きと憤りを感じましたが、しかし、自分自身の(社会に対する)考え・態度というものが未だに整理できずにいるので、申し訳ないですが、ネット上での氏名の公表は遠慮させていただきます。
テロと政治的な暴力に晒される子どもを、見殺しにしてきた自分を悔います。
ロシアのことはほとんど知らず、憧れでしかないものの、いつかはロシアへ行きたいと思っています。そのことを学校のロシア語教官に話したところ、遠回しに「危ないから余り勧められない」と言われました。ロシアが安全な国になって欲しいと願いながら、この共同声明に賛同します。
政府に影響力を持ちうる著名人にも支持を呼びかけ、この声明の信頼性とインパクトをさらに上げてください。その上で、是非、日本の外務省および首相、そしてマスメディアにも届けてください。メディアの弾圧や、経済活動への不当な介入など、残念ながらロシアは、G8のメンバーたる資格を失ったのではないでしょうか。その程度の警告を発するべきではないでしょうか。
今のプーチン政権も、ブッシュやシャロンのやっている事と何ら変わらない国家テロ」です。これらをメディアやジャーナリストが監視して、事実をきちんと報道してくれなければ、何も知らされないまま、私たちが人殺しの加担をしている事にもなりかねないとつくづく思います。常に目を見張っていたいです。
今回の事件を契機とした、プーチン露大統領の中央集権化への 動きを大変憂慮しております。ぜひ、この署名が少しでも問題解決 への力となるよう願っております。
今回のべスラン学校占拠事件は、日本のテレビではチェチェン武装勢力がテロを起こしてその結果、このような惨状になったというように報道していると思います。しかし、私は「チェチェンやめられない戦争」を読んだばかりですが、やはりロシア政府の行き過ぎた政策としか思えません。テロ国家はアメリカ同様、ロシアなのです。一人でも多くの方に、真実を知ってほしいと思っています。
賛同します。
地球は青い、地獄になっても。
私たちは決して無力でも無知でもありません。異なる場所に生きる人々の生活を守るのは私たちの最低限の義務ですね?
大国ロシアの国家テロにに対し口を閉ざしてきた他国政府は今度は、テロとの闘いを支持するとしています。非難の声をあげるのは結局市民しかないという恐ろしい時代に私たちはいるのでしょうか。
事件の真相を早く明らかにしてください。しかし何であれ日露国民の庶民レベルの交流は続けていきたい。
悲惨な学校占拠事件とともに、『テロとの戦い』の名の下にロシア政府 の中央集権化が進むことを強く憂慮します。事件の真相の解明と共に、 チェチェン侵攻の平和的解決を求めます。
”日本に住む私たちにも、今回の事件の 責任の一端があるという思い”、私もまったく同じ気持ちでした。。。
チェチェンの人々にとってのつらい時代にも必ず終わりがくることを信じて祈り行動していきたいと思っています。
ロシアのやり方はあまりにもひどすぎます。テロリスト掃討に名を借りたチェチェン人虐殺を即時停止してください。このままでは永遠に戦争が続くことになります。
ベスランのすべての犠牲者の死と痛みが、力と恐怖への依存ではなく、法と理性への信頼につながるよう希望します。
『危険なのはテロリストではなくジャーナリストだ』と発言してはばからない大統領がこの『現代』に存在するとは驚きだ。それがわたしたちの隣の国であるとは。ロシアは来た道を戻るつもりか?あの暗黒の時代へと。ロシア国民と周辺の国々には「民主化」は望むべきもないのか?
一日も早いチェチェン紛争の終結を望みます。
プーチン大統領の強権体質には戦慄を覚えます。チェチェン問題の平和的解決 のために日本国内で幅広い連帯の輪を拡げるためにご尽力くださるようお願い 申し上げます。