<書籍紹介>
電磁波問題市民研究会の活動より得られた情報、例えば、基地局問題は闘いのノウハウを含め、徹底的に示してあります。先の著作『電磁波過敏症』の発行から5年が経ちました。全国の120基以上の携帯電話基地局計画を中止に追い込んだ、電磁波問題市民研究会のノウハウが満載されています。この本のまえがきにも触れましたが、電磁波問題市民研究会を支えて下さっている、会員の日々の活動が基になっています。様々な電磁波関係の本が出ていますが、最も実践的な内容と自負しています。
電磁波の何が問題か
どうする基地局・携帯電話・変電所・過敏症
著者:大久保貞利(電磁波問題市民研究会・事務局長)
価格:2000円(消費税含まず)
出版社:緑風出版
<目次>
(まえがき)
第T章 基地局問題とは何か
- 日本で起こっている事例(東京都立高校、延岡市問題、沖縄の事例)
- 海外で起こっている事例(欧州では3人に2人が基地局に不安、ベルサイユ高裁判決、チリ高裁判決)・基地局の影響について(オランダTNO調査、フランス応用科学研究所調査報告)
- 基地局問題への取り組みノウハウ(基地局の問題点、どう対応するか、要望書の書き方等)
- 役立つ情報(疫学調査は動物実験より優位、基地局電磁波1週間・24時間連続測定値、高周波基準の国際比較最新版、篠栗町の条例紹介)
第U章 携帯電話を巡る問題について
- 精子への影響調査
- レフレックス研究
- アウバレポ−ト(携帯電話による病気は保険の対象外にする)
- WHOインタ−フォン研究分析
- イタリア・ブレッシア高裁判決
- 携帯電話使用にの警告(フライブルグ宣言、ピッツバ−グ大学がん研究所の10の予防原則、等)
第V章 変電所はなぜ危ないのか
- すずかけ台変電所問題
- NTT千駄木ビル問題
- WHO環境保健基準について・バイオイニシアティブレポ−ト
第W章 電磁波過敏症って何だ
- セガベックさんのその後
- 世界で過敏症認知は進んでいる・WHOの過敏症に対する見解
- 矢山クリニックの治療方法
- そよ風クリニック
- 歯科医からみた電磁波障害
- 禁ケ−タイゾ−ンが必要
第X章 リニアモ−タ−カ−、オ−ル電化(IH調理器)、無線LAN、スカパ−アンテナ
(おわりに)電磁波に予防原則を
(帯封より)
目に見えず臭いもしない電磁波が、国の甘い規制で生活空間に充満し、花粉症のように許容量を越えた人から発症する、電磁波過敏症と呼ばれる症状が急増している。携帯電話やオ−ル電化でガンや脳腫瘍を含めさまざまな健康被害も出ている。こうした電磁波の危険性が明らかになるにつれて、全国で電磁波規制を求める市民の声が高まっている。本書は、携帯電話基地局、アンテナ、携帯電話、変電所、電磁波過敏症、IH調理器、リニアモ−タ−カ−、無線LAN等々の問題を、最新のデ−タに基づき、詳しくかつ具体的に紹介し、特に基地局問題を徹底的に明らかにする。また、電磁波問題における市民運動のノウハウ、必勝法も解説する。
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