<海外情報>
(抄訳:TOKAI)
デ−リ−・テレグラム 2005.1.24
NRPB(英国放射線防護局)は、電磁波過敏症(electromagnetic hypersensitivity)の科学研究をレビュ−(評価)を始めた。英国保健省と携帯企業は、75万ポンド(約1億3500万円)の資金で二つの研究を開始した。これは、トップのウィリアム・スチュワ−ト卿が研究するよう求めたためである。電磁波により疲労・ひどい頭痛・皮膚疾患等が出る人が存在することは、これまでも何人かの研究者から指摘されていたが証拠がなかった。スウェ−デン政府は、すでに、2000年に過敏症を認めている。その数は人口の3.1%(約20万人)。英国の二つの研究は、携帯電話本体と基地局の電磁波被曝による、過敏症メカニズムの研究である。