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No Place To Hide
2001年11月号より
(翻訳:野村修身)
私はラール牧場で30年以上も獣医をしています。この間に、優れた仕事をするためのエネルギーと時間が常に提供されたことは確かです。ここの動物は良く飼育され、適切な飼育舎があてがわれてます。その結果、ここの世話は良い状態であって、良い生産品が得られました。
1990年1月に、このラール牧場の近くに、携帯電話鉄塔が建設されてから、私が見るところでは、すべての家畜の健康があきらかに損なっております。
最初に、異常な成長が見いだされました。生後6ヶ月の雌牛が、良い飼料が与えられ害虫や病気などはないにもかかわらず、半分の大きさしかありません。
さらに観察されたことは、牛乳量が少なく、毛がまばらで異常な形となり、下痢をしています。
注目すべきは、奇形を持って生まれた雌牛がいることであり、家畜の増殖に問題となります。これらのすべては、携帯電話鉄塔が原因と思います。
ある他の獣医は、匿名を希望していますが、ラール牧場の家畜全部を調べ、正常に育つはずと言っております。このように違っているのは、家畜のそばにある鉄塔以外に、健康を損なう説明が出来ないと明言しています。
私はこのような条件の他の牧場に務めてはいません。近くに携帯鉄塔がある牧場も知りません。
ラールの家族は時間とエネルギーを与えて、すばらしい仕事が出来ましたが、携帯鉄塔からの電磁波が、これらの家畜の健康に重大な損傷を及ぼしたと感じています。
敬具
Donald Keaser, D.V.M.
Claremont Veterinary Clinic
Ashland, OH