反占領・平和レポート NO.25 (2002/10/17)
Anti-Occupation Pro-Peace Report No.25

<緊急要請>
武装入植者がパレスチナ住民の生活の糧オリーブの収穫を妨害。
イスラエル政府に抗議メールを集中しよう!

[翻訳紹介]
平和のためのオリーブの収穫(ギラ・スヴィルスキー)



■この10月14日付で、「公正な和平をめざす女性連合」のギラ・スヴィルスキーさんから“緊急要請”が発信されましたので、急ぎ訳出しました。
 さらに、この“緊急要請”を理解しやすいように、最近のイスラエル平和運動の状況とオリーブ収穫支援活動のリアルな様子が描かれた10月4日のギラさんのレポートも併せて翻訳紹介しました。

■現在、パレスチナではオリーブの収穫期を迎えています。ヨルダン川西岸地区の多くの世帯にとって死活的に重要なオリーブの収穫が、武装した入植者たちによって妨害され、パレスチナの村人たちに負傷者が続出し死者まで出ています。組織的なオリーブの窃盗さえ行われています。
 イスラエル軍や警察は、入植者たちの横暴をとめようともしません。イスラエル政府に圧力をかけて、入植者の収穫妨害をやめさせねばなりません。

■10月初めから11月の終わりにかけて集中するオリーブの収穫に、イスラエルの平和運動活動家たちが支援協力部隊を組織しています。しかし、武装した入植者たちが襲撃してくるのです。軍や警察がいても、入植者たちを止めるのではなく、その果樹園の所有者である村人と支援者たちに退去を求めるのです! そんな理不尽な現実がリアルに報告されています。
 ギラさんは、イスラエル当局者へメールやファックスを送ることを要請しています。私たちとしては、イスラエル大使館を加えたいと思います。ぜひ皆さんもご協力下さい。

2002年10月17日
アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局



<緊急要請>
オリーブのことで、皆さんの助力が必要です!

 2002.10.14

 友人の皆さん、

 殺戮、破壊、理不尽な残虐行為が横行している中で、私たちは今、オリーブの収穫のことで皆さんの助力を求めます。−−これは、非常にたくさんの人々にとって現在起こりつつある悲劇で、もし私たちがただちに行動すれば、避けることができることなのです。

 オリーブは、西岸地区のパレスチナ人世帯の生活にとって中心的なものです。全耕作地のほぼ半分がオリーブ栽培に利用されていて、それが何十万人ものパレスチナ人にとっての死活的収入源なのです。

 オリーブの収穫は、壊滅的な経済状態の中で特別に重要なものとなっています。ちょうど昨日、全パレスチナ人の60%が貧困−−1日2ドル以下の!−−の中で暮らしているということを、占領地責任者の陸軍少将アモス・ギラッドが、しぶしぶ認めました。もっとも、誰一人として実際に飢えてはいないが、と彼は付け加えたのですが。米国際開発局(the US Agency for International Development)は、異なった内容を語りました。そ の報告によれば、占領地は「人道的危機にとらえられて」いて、パレスチナ人の子供たちの1/4が実際栄養失調になっている、ということです。
(<http://www.haaretzdaily.com/hasen/pages/ShArt.jhtml?itemNo=194758&contrassID=1&subContrassID=0&sbSubContrassID=0>)

 パレスチナでのオリーブの収穫は、10月はじめから11月の終わりにかけて行われます。通常の時であれば、この時期は忙しくせかせかと動きまわる時期で、誰もが他の仕事を脇において、家族のもとに戻って収穫のためにいっしょに働きます。

 しかしながら、この収穫期は多くの村で、特に入植地に近接している村で、収穫を行うことができません。近年ずっと起こっていた樹木の意図的な破壊や、封鎖、外出禁止令、自由な移動を妨げるための溝を掘られた道路などに加えて、今年の収穫は、入植者たちによるおびただしい数の攻撃によって特徴づけられています。銃撃事件が広まり、パレスチナ人が果樹園に入るのを恐れねばならなくさせています。多くの人が入植者による攻撃で負傷しています。そして先週は一人殺されました。他のケースでは、入植者が果樹園に侵入し、組織的にオリーブの木から実をすべて摘み取っています。彼らをとめる者は誰もいません。丘の上から監視している兵士たちも止めません。彼ら兵士たちの唯一の仕事は「入植者を護ること」ですから。

 これまでの時と同じように、イスラエルの平和運動は、収穫に参加するグループを組織しつつあります、−−今週の行動では西岸地区の3つ4つの村に出かける予定です。でもこれは、必要に応えるほんの始まりにすぎません。全てのパレスチナ人にとって本当に収穫が可能となるように、イスラエル政府に圧力をかけねばなりません。入植者による収穫妨害を止めさせるように、イスラエル政府が軍に命じなければならないのです。

 皆さんは手紙を書く時間がとれるでしょうか? 見本の手紙と宛て先を下に示しています。もしあなたがイスラエルに住んでいるなら、この土曜日に私たちに加わって下さい。詳細は、 odsh7@zahav.net.il まで。

 崇敬されている12世紀のユダヤ人哲学者マイモニデスによれば、チャリティーのまさにもっともすぐれた形態は、人が生計を立てるのを可能にすることです。この機会がその時です。

シャローム(平和を) エルサレムより
ギラ・スヴィルスキー


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 短い手紙でかまいません。例えば次のような。

Re: Palestinian olive harvest
Dear sir:
The olive harvest, currently underway in the West Bank, has been marked by violence from Israeli settlers. Please instruct the Israeli army to take all measures to ensure that the harvest is carried out without disruption.

A copy of this is being sent to President Bush.
Yours,

パレスチナのオリーブ収穫に応えて。
拝啓
西岸地区で現在進行中のオリーブの収穫は、イスラエル人入植者からの暴力によって特徴づけられています。どうか、収穫が混乱や中断なく行われることを保障するためにあらゆる手段をとるように、イスラエル軍に指示して下さい。
このコピーはブッシュ大統領にも送られています。
敬具

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 下記のイスラエル政府当局者に手紙を出すときに、ブッシュ大統領にもコピーが送付されるCCで送って下さい。
 そのことで政府当局者が少しは考えるかもしれませんので。

(米ブッシュ大統領宛)
George W. Bush
president@whitehouse.gov

(イスラエル シャロン首相宛)
Ariel Sharon
webmaster@pmo.gov.il or sar@moia.gov.il
Fax: (+972-2) 5664838

(イスラエル ペレス外相宛)
Shimon Peres
sar@mofa.gov.il
Fax: (+972-2) 530-3506

(イスラエル ベンエレザー国防相宛)
Benjamin Ben-Eliezer
sar@mod.gov.il
Fax: (+972-3) 697-6218


(イスラエル大使館宛)
 〒102-0084 東京都千代田区二番町3番地 イスラエル大使館
 駐日イスラエル大使 イツハク・リオール
  政治部     Fax: 03-3264-0965
  報道・広報室  Fax: 03-3264-0794/E-mail: information@tky.mfa.gov.il

(米大使館宛)
  〒107-8420 東京都港区赤坂1丁目10-5 アメリカ大使館
  駐日米国大使 ハワード・H・ベーカー
  E-mail: mail-jpn@pd.state.gov


 (*大使館宛は署名事務局で付け加えたものです。)

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<以下原文>

Olives - we need your help!

Friends,

Amidst all the killing, destruction, and wanton brutality, we would like to ask for your help with regard to the olive harvest - a tragedy-in-the-making for large numbers of people, which can be averted if we act immediately.

Olives are central to the lives of Palestinian families in the West Bank.
Almost half of all cultivated land is used to grow olives, and it is a critical source of income for hundreds of thousands of Palestinians.

The olive crop is particularly important in a devastated economy. Just yesterday, Major General Amos Gilad, Israel's coordinator in the territories, conceded that 60% of all Palestinians live in poverty - on less than $2 a day! - although none, he added, are actually starving. The US Agency for International Development tells a different story, reporting that the territories are "in the grip of a humanitarian crisis", with a quarter of Palestinian children actually malnourished
(<http://www.haaretzdaily.com/hasen/pages/ShArt.jhtml?itemNo=194758&contrassID=1&subContrassID=0&sbSubContrassID=0>)

The olive harvest in Palestine runs from early October to late November.
In ordinary times, this is a period of bustling activity, when everyone sets aside other pursuits, returns to the family home, and works together to harvest the crop.

These days, however, the harvest cannot take place in many villages, especially those in proximity to settlements. Beyond the deliberate destruction of trees that has happened over recent years and the ongoing constraints of closure, curfew, and gouged-out roads to prevent free movement, this year's harvest has been marked by numerous attacks by settlers. Shooting incidents are rife, leaving Palestinians fearful of entering their orchards. Many have been wounded in these attacks, and one man was killed last week. In other cases, settlers simply enter the orchards and systematically pick all the fruit from the trees. No one stops them, not even the soldiers watching from the hilltops, whose only job is "to protect the settlers".

As in previous years, the Israeli peace movement has been organizing groups to join in the harvest - this weekend activists will be going to 3-4 villages in the West Bank. But this does not even begin to meet the needs. To really make the harvest possible for all Palestinians, pressure must be placed on the Israeli government to issue orders to the army to prevent the harassment of the Palestinian harvesters by settlers.

Will you take a moment to write? A sample letter and addresses are given below. If you live in Israel, join us this Saturday. Write to odsh7@zahav.net.il for details.

According to Maimonides, a revered Jewish philosopher of the 12th century, the very highest form of charity is making it possible for a someone to make a living. This is an opportunity.

Shalom from Jerusalem,
Gila Svirsky
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A brief letter will do. Something like:

Re: Palestinian olive harvest
Dear sir:
The olive harvest, currently underway in the West Bank, has been marked by
violence from Israeli settlers. Please instruct the Israeli army to take
all measures to ensure that the harvest is carried out without disruption.

A copy of this is being sent to President Bush.
Yours,

________________

When you write to the Israeli officials below, please CC President Bush.
That may give them pause.

George W. Bush
president@whitehouse.gov <mailto:president@whitehouse.gov>

Ariel Sharon
webmaster@pmo.gov.il <mailto:webmaster@pmo.gov.il> or sar@moia.gov.il
<mailto:sar@moia.gov.il>
Fax: (+972-2) 5664838

Shimon Peres
sar@mofa.gov.il <mailto:sar@mofa.gov.il>
Fax: (+972-2) 530-3506

Benjamin Ben-Eliezer
sar@mod.gov.il <mailto:sar@mod.gov.il>
Fax: (+972-3) 697-6218


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Coalition of Women for a Just Peace:
http://www.coalitionofwomen4peace.org




[最近の闘争報告の翻訳紹介]
平和のためのオリーブの収穫

2002.10.4

 友人の皆さん、

 もしあなたの中東紛争に関する情報源がメディア報道だけであれば、当地で進行している平和のための重要な活動のことが、あなたの耳に一度も入らないのは間違いないでしょう。

 失意落胆の時代にもかかわらず、イスラエルの活動家たちは、数多くの戦線で闘い続けています。ここにそのほんのいくつかを報告します。

 「黒衣の女性たち(Women in Black)」は、イスラエル中で監視抗議行動を続けています−−毎週1時間、黒衣に身を包み、「占領を終わらせよ」という標識を掲げて。私たちがほとんど15年ものあいだ立ち続けてきたということは、想像し難いことですが、でも実際やってきました(私の2歳の娘が私とともに監視抗議行動を行い、今ではもう成長した女性になっています)。私たちの人数は、最近数か月に、エルサレムでの極右による組織的な攻撃に対応して、実際増加してきています。この国際的な運動(訳注:「黒衣の女性たち」の監視抗議行動は世界的な広がりをもっている)の重要性を証言するために、「黒衣の女性たち」のイスラエル代表が、数週間後の国連安保理で演説するよう招かれました。

 「タ・アユッシュ(アラブ・ユダヤ・パートナーシップ)」は、イスラエル国内のアラブ人市民に対する人種主義と人種差別の増大に抗議するために、先週の土曜日(9/28)に大規模な集会を組織しました。この取り組みは、特に教育相が全学校に授業時間のうち1時間を暗殺された政治家レハヴァム・ゼエヴィの「遺産」の勉強に捧げるよう命じた時だけに、極めて重要なことです。−−このゼエヴィの「遺産」とは、イスラエル内アラブ人をイスラエルから強制的に排除することを主唱した人種主義の遺産なのです−−。「タ・アユッシュ」と「女性連合」の活動家が、期せずして軌を一にして、押し寄せる人種主義的落書きの波に対抗して深夜の芸術的敵陣急襲を敢行したのも、何ら不思議ではありません。

 「グッシュ・シャロム」は、昨日、パレスチナ人指導者マルワン・バルグーティの一種の‘ショー’裁判に数十人のイスラエル人活動家を引き連れていき、バルグーティは法廷に引き出されるのではなく交渉のテーブルに招かれるべきだと要求しました。この勇気あるグループは、イスラエルの政治的指導者たちから脅迫を受け嫌がらせを受け続けています。例えば、クネセット(イスラエル議会)議員クレイナーは、彼らは「反セム族主義(反ユダヤ主義)者で、国家の心臓部にある癌である」と述べました。

 パレスチナ人とイスラエル人の協力や提携がますます成長しつつあります。「公正な和平をめざす女性連合」は、ガザ地区の「パレスチナ相互交流委員会」から、「私たちは、平和と共存に対する私たちの願いを、あなた方にお伝えします。」という通信をちょうど受け取ったところです。そして「女性連合」は、明日、占領地の複数のアラビア語紙に次のような広告を出します。「私たちは、この困難な時に心からの連帯の気持ちを表明します。私たちは、占領とあらゆる暴力を終わらせねばならいこと、そして公正な和平が両国家の幸福にとってのカギであることを、子供たちに教え続け、また指導者たちにわからせるように働きかけ続けることを誓います。」

 さらに、「ニュー・プロフィール」、「バット・シャロム」、「マックサム・ウォッチ」、「カレッジ・トゥ・リフュージ」、「ピース・ナウ」、その他多くの組織の活動を続けて報告することは難しくはありませんが、私は、クファル・ヤスーフでの昨日(10/3)の平和行動についての、ヤアコヴ・マノールによる報告の翻訳を加えたいと思います。

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 平和のためのオリーブの収穫

 近くのパレスチナの村クファル・ヤスーフの住民に対するタプアーの入植者たちによる引き続く攻撃と、それに続くいくつもの最近の襲撃事件とオリーブの盗難という事態のために、私たちは、オリーブの収穫を手伝うことを緊急に組織しようと決めました。

 この行動は、「人権のためのラビ(ユダヤ教聖職者)たち」と「家屋破壊に反対するイスラエル委員会」によって呼びかけられたのですが、多くの組織から活動家たちが参加しました...。

 村への入口で私たちが最初に見たものは、道路をふさいでいる土と丸石の3つの土塁でした。それは、車輛が入るのを妨げ、それによって村人たちに、道路から自分の家までしばしば重い荷物を持って数百メートル歩くことを強要していました。次に目に入ってきたものは、「アラブ人に死を」という落書きでした。おそらく、タプアーの Kahanist の入植者によって書かれたものと思われます。

 村への入口で、数百人の村人たちが私たちを出迎えて歓迎してくれました。そして私たちが村を歩いていくと、さらに多くの人が加わってきました。私たちは、タプアー入植地の近くにあるオリーブ園へ急いで行きました。入植者たちによってオリーブの木立が襲撃され荒らされたところです。パレスチナ人の村人たちとイスラエル人の平和運動活動家たちは、ただちに猛烈なエネルギーで仕事に取りかかりました。というのも、入植者や保安部隊によってすぐに妨害されるだろうと恐れたからです。そしてそれは、すぐに現実となりました。

 最初、15人ぐらいの兵士と警官が私たちと入植地との間の丘の上に立っていて、それで私たちは収穫を続けることができました。少したって、20人ほどの入植者たちが私たちの上の方に集まりました。武装している者もいました。その入植者たちは、叫びののしりながら私たちの方へ前進しはじめました。その時点で、上官の兵士が近づいてきて、衝突を避けるために私たちに丘の中腹から立ち去るように要求しました。私たちは、その地点での収穫をほとんど終えていたので、その要求に従いました。さらに少ししてから、その地区の司令官が到着し、この地域が「軍事封鎖地域」であるという理由で、私たちに完全退去を要求しました...。村人たちと議論した後、私たちは、村人の安全を考慮に入れて立ち去ることに同意しました。

 保安部隊は入植者たちを追い散らして村人たちが収穫を終えられるようにすべきだという私たちの要求は、あざけりをもって拒否されました...。「オリーブの収穫はパレスチナ国家ができてからやらせればいいだろう。」とその司令官は言ったのです。

 カナダのテレビ局スタッフと[イスラエル紙]イディオト・アハロノトのレポーターが、この出来事を記録しました。イタリアのテレビ局スタッフは遅れて到着しましたが、村人と平和運動活動家にインタヴューしました...。この行動はラジオで報道され、参加者たちは、[イスラエルの人気ある]正午のラジオニュース番組でインタヴューされました。

 私たちは、後になって、この村には村人たちが近づけないもう一つ大きな果樹園があるということを知りました。私たちは、もう一度行動をやろうと決めました。そして、入植者の攻撃やイスラエル軍の対応に私たちはどうすべきかを議論しました。

 私たちは、クネセット議員に働きかけることも決めました。彼らの事務所などを利用して、入植者によって脅かされている場所のオリーブの収穫を可能にしようというものです。

(ヤアコヴによる報告、終わり)

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 上記の報告は、イスラエル平和運動の活動家の小グループが、パレスチナ人との間の溝をいかにして効果的に橋渡しするために行動できるかについての、またイスラエルの世論を変え政策決定者たちに影響を与えていくためにいかに活動できるかについての、ひとつの完ぺきな実例だと私は思います。このようなグループのすべてが、皆さんに支援していただくに価すると思います。

 現在の困難な時にもかかわらず、両サイドの人々がますます多く、暴力は解決ではないということを理解するようになってきました。そして、次のようなヴィジョンをしっかり心にとどめておくことが重要です。すなわち、歴史上のあらゆる占領と同様に、イスラエルによる占領も失敗の運命にあり、早晩終わりがやってくるだろうということ。そして、その占領の終わりには、2つの活気に満ちた国家−−安全で、備えのある、相互に独立した、万人の利益のために協力し合う国家−−が、必ずや現れるに違いないということ。

シャローム/シャラーム エルサレムより
ギラ・スヴィルスキー