●ジェニンの大虐殺−−徹底した真相究明を!条件を付けずに国際調査団を無条件で受け入れよ!シャロンとブッシュの責任を追及する! ●シャロンは対パレスチナ全面戦争を即時無条件にやめろ!まやかしの「撤退」ではなく軍事包囲網を今すぐに解け! 軍事封鎖を解除せよ! ●ブッシュの露骨なまでのシャロン支持・支援を今すぐにやめるよう要求する! ●再占領に抵抗し民族解放=国家独立をめざすパレスチナの民衆との連帯! ●イスラエルの平和運動、全世界の反戦平和運動との連帯! T.差し迫る次の危険−−ガザ地区侵攻、ラマラ議長府突入、聖誕教会突入の危険。 (1)現地情勢は一旦収束したように見えるが、単なる小康状態にすぎない。次なる危険が迫っている。 ・ガザ侵攻の危険性:イスラエル軍は挑発を繰り返している。西岸地域の破壊と虐殺と再占領そのものが、ガザの人々に対する大規模な軍事挑発と見せしめに他ならない。4/23、中学生3人(14〜15才)が入植地への「自爆攻撃」未遂で射殺される。返された遺体は装甲車にひかれていて一人の遺体は真二つにされていた。 ・議長府突入の危険性:国際的支援者をも含めて皆殺しにする可能性がある。「テロリストとの戦闘中」であれば、意図的な殺害でなければ許されるというイスラエルの立場(=アメリカの立場でもある)がまかり通っている! ・4/25「アラファト議長をガザへ」というシャロン提案はいっそう危険! ・聖誕教会突入の危険性:ほぼ4週間にわたって包囲、兵糧攻め。聖職者、民間人を含めて餓死者が出る危険性。玉砕の危険性。 (2)「撤退」はまやかし。軍事包囲網と封鎖と再占領が続く。食糧不足、衛生状態悪化、医療事情の悪化など全般的な人道的危機が深刻化している。 ・ 全般的な生活基盤の破壊に伴う、水・電気不足、飢餓と栄養状態悪化、衛生状態悪化と病気、負傷者治療の困難など、全般的な人道的危機。そのような中でなおかつ、イスラエル軍は、再侵攻と無差別逮捕拘束、殺害を繰り返し、救援活動も妨害している! ・ 「撤退」は全くのまやかし。「青空軍事監獄」! (3)ジェニン大虐殺に関する国際調査団派遣をめぐるイスラエルの妨害と国際世論。 U.死臭だけは隠せない−−ジェニンの大虐殺と猟奇的な戦争犯罪の数々:現時点で判明している諸事実と証言 (1)大虐殺はいつ起こったのか。 ・軍事侵攻 →→ 武装蜂起と反撃 →→ ミサイル攻撃を含む砲撃の嵐 →→ 頑強な抵抗 →→ 家屋もろとも大虐殺(4/8〜9)/男たちを無差別連行して銃殺。 (2)全てを瓦礫の中に覆い隠しても死臭だけは隠せない−−虐殺された人々の叫び ・「戦闘が終わった1週間後、外国ジャーナリスト、イスラエル軍兵士、国連代表、イスラエル・メディアの三文文士、福祉組織のメンバー、政府宣伝担当者、すべての人が、 腐乱しつつある死体の恐ろしい悪臭がいたるところに漂っていることを報じている。」(グッシュ・シャロム) ・かつて日本が中国侵略でおこなった「三光作戦(焼きつくし、殺しつくし、奪いつくす)」を想起させ、朝鮮三・一独立運動に対する悽惨な弾圧と大量殺戮を想起させる。 (3)消えた住民、消えた死体。6000人もの住民が消えた!人為的に「大地震」を引き起こして全てを瓦礫の下敷きにしてしまう言語を絶する新手の虐殺の仕方 ・「6000人消えた/ジェニン“大虐殺”」。19日現在、ジェニン難民キャンプの住民約1万5000人のうち6000人が行方不明。14日にもまだ虐殺がおこなわれていた。 ・ジェニン病院で検視解剖をおこなったデリック・パウンダー教授は、自分がおこなった予備的調査について次のように語った。「驚いたのは、そこに何がなかったか、という点だ。病院には死体がほとんどなかった。また重傷者もおらず、ただ情緒不安定に陥った人びとだけだった。だから、私たちはこう尋ねなければならなかった。死体はどこにあるのか?重傷者たちがどこにいるのか?と。」 ・「まるで震災後」「大地震に襲われた直後のように」等々と報じられているが、比喩ではなく、まさにイスラエル軍によって人為的に意図的にミサイルと戦車の砲撃とブルドーザーや重機等によって「大地震」が引き起こされた。ブルドーザーによる家屋破壊、生き埋めによる虐殺と遺体の埋め込み。 ・青壮年の男たちが無差別に連行され、多くが銃殺された。イスラエル軍は動くものすべてを銃撃。負傷者は救助されず血を流しながら時間をかけて死んでいった。瓦礫の下に生き埋めになった人々も救助されずに死んでいった。 (4)証拠隠滅のために犯した猟奇的な残虐行為の数々 @大地震直後のように建物丸ごとを倒壊させ全てを埋めてしまう形で証拠隠滅。 A遺体の移送・遺棄と証拠隠滅。 ・目撃証言:外出禁止令を出した最近4日間に、貨物用コンテナで12台分の遺体がどこかに運ばれた。 B遺体の爆破と証拠隠滅。 ・イスラエル兵が遺体を集めて15日に爆破した、との目撃証言も。 C遺体を戦車や軍用車両や重機で圧殺し轢断して証拠隠滅する。 (5)アムネスティが暴く前代未聞の人権侵害と戦争犯罪 ・ アムネスティはジェニンでの人権侵害について住民からの事情聴取により下記の点を列挙して調査の必要性を訴えた。 *アパッチ・ヘリコプターが最初の攻撃を始める前に、民間人に対しジェニンの難民キャンプからの避難を呼びかける警告や時間を与えなかったこと。 *イスラエル国防軍が難民キャンプの民間人の保護をしなかったこと。この人びとは、戦時における民間人保護を規定するジュネーブ第4条約の下において「保護されるべき人々」である。 *超法規的処刑の申し立て。 *破壊された家屋の瓦礫の中に閉じ込められたり、食料と水が尽きたキャンプの人々に対し、13日間もの間、人道的援助を許可しなかったこと。 *難民キャンプの負傷者に対する医療援助を拒否し、救急車を意図的に攻撃目標としたこと。 *武力の過剰行使、および民間人を「人間の盾」としたこと。 *パレスチナ人の被拘禁者に対する殴打、劣悪な処遇を含む虐待行為。 *軍事的必要性が明らかにないにもかかわらず、財産を大規模に損壊したこと。等々。 V.パレスチナ人、暫定自治政府、PLOなどによる防衛闘争と武装抵抗:事実経過をたどりながら ・3/28:緊急閣議で今回の軍事作戦承認。「テロの基盤を破壊するために必要なあらゆる措置をとる。作戦は長期のものになる。」と宣言。2万人の予備役の緊急召集を決定。(3/27の自爆「テロ」を口実とする。軍事作戦は周到に準備されてきた。) ・3/29未明:ラマラ侵攻、議長府包囲、突入、執務室以外占拠。 ・3/30:米大統領が侵攻に理解。ブッシュ「イスラエルには自国を守る権利がある」。 ・3/31:カルキリア侵攻。/ラマラを「軍事地域」に指定、外出禁止令、一戸ずつの家宅捜索、500人を拘束。ラマラの外国人に退去命令。 ・4/1:ベツレヘム侵攻。/トゥルカレム侵攻。 ・4/2〜3:ジェニン侵攻。/ナブルス包囲(戦車400台)/ベツレヘムで銃撃戦、聖誕教会を包囲。/ラマラ治安警察本部を戦車砲撃。投降。 ・4/3夜:ナブルス侵攻、「応戦」「死傷者多数」「制圧」。 ・4/4:ヘブロン侵攻。/ナブルス、「激しい砲撃」「パレスチナ側もロケット弾で抗戦」「激しい銃撃戦」「29日の侵攻開始以来、最も激しい攻防」「午後までに同市全域を制圧したもよう」。/ブッシュ、イスラエルに「遅滞なく撤退」することを要求する演説(=軍事作戦を「遅滞なく」遂行し、終え次第「撤退」という意味)。 ・4/5:イスラエル軍、「パレスチナ人1200人を拘束」と発表。 ・4/5〜6:「ナブルスやジェニンで交戦激化」/パウエル国務長官「7日出発、12日イスラエル入り」。イスラエル軍は「侵攻作戦を駆け込み的に激化させている」。 ・4/7:ライス米大統領補佐官、「大統領は撤退がはじまることを期待しているが、イスラエルは大規模な作戦を展開しており、混乱を招くような撤退は望まない」。 / モファズ参謀長、3/29からの軍事作戦でイスラエル兵13人、パレスチナ人約200人が死亡と発表。/「西岸最大の都市ナブルスとジェニンでは激しい戦闘が続いている」。 ・4/8:「モロッコを皮切りに調停の旅に乗り出したパウエル長官は、穏健派モロッコのモハメド国王にまで、なぜイスラエルに直行しないのかと尋ねられた。」/ジェニン、武装ヘリで空爆、「約20発のミサイルを発射」。「パレスチナ通信は昼過ぎまでに200発」。「キャンプには約1万5千人の難民がおり、空爆時にも大半が居残っていたとみられる。」「イスラエル軍は...ブルドーザー数十台で難民キャンプの建物を端から破壊しているという。」/シャロン、国会で軍事作戦継続を宣言。モファズ、「作戦を完了しなければ、将来(パレスチナ側の報復で)大勢のイスラエルの犠牲者が出る」。/「ナブルスの作戦について、7日付のイディオト・アハロノト紙で、軍高官が『残された時間は少なくなっている。もし指名手配の武装派が投降しなければ、旧市街を爆撃する。兵士たちの命は住民たちの命に劣らず大事だ』」(「ナブルスの旧市街で、イスラエル軍に投降するパレスチナ人」の写真も)。 ・4/9:トゥルカレム、カルキリアから「撤退」開始。/ヘブロン、ドゥラ村へ侵攻。/ナブルス、「カスバと呼ばれる旧市街に立てこもった武装勢力と激しい戦闘」「パレスチナ人50人が死亡、500人が投降」。「NGOの7人のメンバーが入り、『まるで虐殺だ。どれだけ死んだかわからない』と報告してきた。」「はじめてF16戦闘機をくり出し、...中心街にミサイル4発を打ち込んだ。」/ジェニン、「8日夕も、武装ヘリによるミサイル攻撃とキャンプを包囲した戦車からの砲撃が続いた。」「パレスチナ側の攻撃でイスラエル兵13人が死亡」。「イスラエル軍の発表によると、ジェニンの難民キャンプを巡回中の部隊が9日、自爆テロを含むパレスチナ過激派の待ち伏せ攻撃を受けた。」「イディオト・アハロノト紙は軍高官の話として、『彼らは玉砕を決意したようだ』と伝えた。」「『抵抗は予想をはるかに超えている』とイスラエル軍のロン・キトレイ准将は、9日夜、ジェニンの難民キャンプでの戦闘について語った。」/「イスラエル軍はパウエル国務長官がシャロン首相と会う予定の12日をめどにジェニンとナブルスの制圧を急いでいる。」/ガザ地区ラファに戦車とブルドーザーが一時侵入。 ・4/10:「フランス通信によると、ジェニンでは10日夜、投降を拒む武装勢力約50人との交渉が続いている。」 ・4/11:自治区の主要都市周辺の24町村から「撤退」。/トゥルカレム再侵攻。 / ラマラ近郊の2つの村や難民キャンプに侵攻。/イスラエル軍、「軍事作戦開始以来、拘束したパレスチナ人は約4100人」。 ・4/12:パウエル長官、イスラエル入り。/イスラエル軍、ジェニン難民キャンプでの「遺体を埋める作業を始める」。/パレスチナ自治政府、強く抗議。エレカット地方行政相、「ジェニンの虐殺」と非難。/国連は、ジェニンで約3千人の民間人が家を失ったとしている。 W.イスラエル・シャロン政権の当面の戦争目的と長期的無展望 (1)窮地と崩壊の危機に直面したシャロン政権の延命の手段。 ・「軍事的解決」か「和平」かをめぐってのイスラエル国内の分裂。反占領の平和運動の成長。兵役拒否、軍務拒否運動の増大。世論の変化と支持率の低下。これらによる政権崩壊の危機。「戦時」を呼号することで挙国一致を達成。 ・しかしそれは、必ずやいっそう劇的な政権崩壊を準備するに違いない。 (2)PLO諸派、ハマスなどイスラム原理主義諸派、パレスチナ警察など、武装部隊全体の壊滅。皆殺し・逮捕。 (3)パレスチナ国家樹立を阻止。形成されつつあった国家の基盤・根幹を根こそぎ破壊・壊滅。 ・「オスロ合意」の中で許された「暫定自治政府」が将来のパレスチナ独立国家に発展することに危機感を抱く。 (4)入植地の維持・拡大、占領体制維持・強化と「オスロ合意」が相容れなくなり始める。 ・今回の攻撃が「自爆テロ」への報復というのは口実に過ぎない。イスラエルは5年も前から対ゲリラ戦を検討し準備してきた。 (5)再占領=直接的軍事占領への復帰とその無展望。 X.ブッシュ政権のシャロン支持・支援と共犯(または共同正犯)関係 (1)ブッシュ政権は当初シャロンの全面戦争が簡単に勝利すると楽観し「対テロ戦争」の一環として容認・支持した。 ・シャロンの対パレスチナ全面戦争が簡単に勝利する、そうすれば次に対イラク戦争を早期に準備できる。パレスチナ抵抗闘争の鎮圧→対イラク戦争:これがブッシュ政権の当初のシナリオ。 ・対イラク戦争を開始すれば、一番邪魔をしかねないのはパレスチナ人民のしぶとい抵抗闘争が同時に燃え上がること。シャロンが、あらかじめその抵抗闘争を叩き潰してくれればそれに越したことはない。 ・しかしこのブッシュのシナリオは完全に崩れた。完全に裏目に出た。 (2)ブッシュ政権はジェニンの大虐殺にも重大な責任を負わねばならない。 ・ブッシュ3/30、4/4(上述)。ライス4/7(上述)。ウルフォウィッツ国防副長官、4/15ワシントンでのイスラエル支持集会で、「ブッシュ大統領は確固たる信念であなたがたとともにいる」とメッセージ。チェイニー副大統領、4/17イスラエル建国記念日の祝賀会でシャロンとイスラエルを礼賛。ブッシュ、4/18「シャロン首相は平和の人」と述べ、責任をパレスチナ側に転嫁。等々。 ・パウエルの「調停」は失敗したと報じられたが、虐殺の真っ最中にはイスラエルの暴虐行為から国際社会の目をそらし、事後的にはイスラエルの軍事行為を既成事実として承認し擁護した! (3)アメリカは大規模な軍事援助・経済援助・軍事交流を通じて中東最大の軍国主義的植民地主義国家イスラエルを作り上げた。 ・1976年以来、イスラエルはアメリカの対外援助の最大の受取り国。第二次大戦以降の累計額でも最大。現在の会計年度では、軍事援助20億4000万ドル、経済援助7億2000万ドル、移民再定住援助6000万ドル。軍事援助は、ここ10年増加し続けている。更に今、年2億ドルの追加が検討されている(4/25「ハ・アレッツ」紙、前ワシントン大使ディヴィッド・イヴリー談)。 ・イスラエルの軍事費は1967年にはエジプト、イラク、ヨルダン、シリアの合計の半分以下だったが、今ではこの4ヶ国の軍事費の合計を3割上回る。(軍事的勝利・成功を収めればアメリカからの軍事援助が増えるという関係!) ・1983年に「共同政治軍事グループ(Joint Political Military Group)」設立、年2回会合。共同軍事計画策定と合同演習、軍事研究と武器開発での協力。 Y.イスラエル内の平和運動、アラブ諸国人民の怒りと連帯行動、欧米その他全世界での連帯闘争 (1)孤立しながらも奮闘するイスラエル国内の戦闘的な平和運動。 4/3 ラマラへ5000人行進、支援物資輸送。 包囲されているパレスチナ人への連帯の手紙。 4/6 テルアビブ1万人集会、国防相へデモ。 4/12 パウエル到着に合わせてアメリカ大使館へ抗議デモ。 4/13 ジェニンへ行進、31台のトラックで支援物資。 4/26 ベツレヘムへ支援物資輸送。 4/27 テルアビブ集会とデモ。 (2)アラブ諸国で高揚する反イスラエル・パレスチナ人民連帯の大衆行動。 ・レバノン、シリア、ヨルダン、エジプト、アラブ首長国連邦、イエメンなどで抗議集会、デモ。特にパレスチナ人難民キャンプで。 ・4/9エジプト、学生デモ、アレクサンドリアの米文化センターに押しかける。 ・米第5艦隊司令部があるバーレーンで反米デモ拡大。4/5米大使館への投石、放火。4/7米大使館閉鎖を求めて数千人デモ。4/10米大使館へ学生デモ。 ・サウジアラビアでも異例のデモが起きている。 (3)全世界で拡大し高揚する反イスラエル・パレスチナ人民連帯の闘い。 4/6 パリ2万人、ローマ、ストックホルムなど。 4/7 ブリュッセル1万人、バルセロナ1万人ほか、欧州各地で。 4/8 バチカン、聖誕教会包囲に抗議。 4/12 モスクワ、ニューヨーク、リスボン。 4/13 ベルリン、フランクフルト、アムステルダム。 4/14 ジャカルタ。 4/15 ベイルート、カイロ。 4/17 コペンハーゲン。 4/20 ワシントン10万人行動、全米で20万人がパレスチナ連帯の声を上げた。 Z.私たちの連帯闘争 (1)ジェニンの大虐殺の真相究明。日本の多くの市民に知らせる。シャロン・ブッシュを共犯者として虐殺と戦争の責任を追及する。 (2)何よりも許せない人道に対する犯罪。シャロンの侵略行為、それをバックアップするブッシュ政権を人類と平和の名において絶対許してはならない。 ・19世紀的植民地支配と軍事占領(=イスラエル・アパルトヘイト体制)を終わらせ、独立国家を闘いとろうとしているパレスチナ人民に、限りない共感と連帯。 (3)パレスチナ人民の闘いがブッシュ政権の対イラク戦争準備を困難にさせ窮地に陥れている。ブッシュ政権の戦争拡大に反対する私たちはパレスチナの人々を孤立させてはならない。 ・パレスチナ人民の民族解放、植民地支配打倒、独立国家樹立をめざす闘いが、現在の世界平和と反戦平和運動の焦点であるアメリカの対イラク戦争(準備)を押しとどめている。アメリカが対イラク戦争へ向けてアラブ諸国を抱き込もうとするのを阻止している。パレスチナ人民連帯は、現在の世界平和の中心環の一つでもある。 ・日本の有事法制は、日本軍国主義の「悲願」であるとともに、アメリカの対イラク戦争準備の重要な一環である。有事法制反対とパレスチナ人民連帯を結合して闘わねばならない。 |