11月の中間選挙を前にして、ブッシュ大統領が対イラク戦争のために急速に巻き返しを開始しました。議会での武力攻撃容認決議を迫り、今月半ばの各国との首脳会談で強硬姿勢を示そうとしています。イラクに対しては、戦争をけしかけるために武力で威嚇する「武力査察」を選択肢に入れ始めました。 もちろんこれはブッシュのあせりの現れでもあります。明らかにブッシュ大統領は、世界でまきおころうとしている反戦運動を前にして、そして国内の政権内の対立を押し込めるために、戦争準備を急ごうとしています。アメリカはクウェートの戦力を増強し、臨戦態勢を強めています。 小泉首相は、アメリカの対イラク戦争への「協力」についてあいまいな態度をとっています。明確に反対を表明しているドイツやフランスなどとは全く異なっています。 現在の世界の反戦平和運動の任務は、アメリカの対イラク戦争の準備・開始と闘うこと、そして日本では、小泉首相の加担と自衛隊の暴走、有事法制と闘うことです。 特に米で中間選挙が行われる11月はじめまで、ブッシュ大統領の戦争準備を打ち砕くことができるかどうか決定的に重要な時期です。 私たちは、対イラク戦争に反対する行動を連続して企画します。まずは以下の行動へ参加してください。ともに議論し、行動しましょう。
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