全世界600箇所で1000万人−空前規模の全世界的な反戦行動 開戦阻止に向けた展望を切り開こう! |
★ No War On Iraq - Stop the War Around the World
イギリスの「ストップ・戦争連合( Stop the War Coalition)のホームページ
★ 米 International Action Center http://www.iacenter.org/f15_rept1.htm
★ Millions Give Dramatic Rebuff to US War Plans (Common Dreams News Center)
★ hyperreal.org
★ GLOBAL: DAY OF ACTION (english) (independent media center)
★ 米 ANSWERは、THE WORLD RISES UP AGAINST WAR という文書を発表し、さらに3月15日(*)に次の行動を呼びかけている。
(* 文書中、3月1日に呼びかけられていた行動は、3月15日に切り替えられました。次の記事を参照。)
(以下、野田隆三郎さんのメールからの転載です。)★ 米ANSWERは、3月15日にホワイトハウスへの結集を呼びかけている。
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ANSWERが2月16日に発表した
THE WORLD RISES UP AGAINST WAR
と題する文書の翻訳です(転載自由)。末尾に原文を添付します。
野田隆三郎
世界が戦争反対に立ち上がる
2月15日: 世界中の何百万という人々がイラク戦争反対を唱え、行進
3月1日のホワイトハウス緊急集合に向けて組織化はじまる
イラクに対し破滅的な侵略戦争の脅しをかけているブッシュ政権の超軍国主義政策が、この30年間、つまりベトナム戦争終了以来、存在した何にもまして、世界の反戦運動を促す触媒であったことは近代歴史の大きな皮肉の一つである。
世界のほとんどすべての大都市で大きな反戦デモが行われた。
600以上の都市が同時に抗議の場となった。合衆国では大規模反戦組織の大半が2月15日行動に立ち上がった。
ニューヨーク市では、警察の行進許可拒否に対し、民衆は上部東側の広い大通りを人波で埋め尽くすことで応えた。
何十万という人々が、一番街、二番街、そして三番街を埋め尽くした。一番街では集会は52番通りから80番通りまで広がった。2番街と3番街、さらにレキシントン街は、警察のバリケードと検問によって大集会地点への到着を妨げられたデモ隊で満ち溢れた。 警察はまた平和的抗議者を襲撃するために、馬、棍棒そして胡椒噴射器を使用した。National Lawyers Guide(全国弁護士案内?)は320人以上が逮捕され、多くが、水、食べ物、入浴も許されないまま手錠をかけられていると報告している。
ニューヨーク市のデモの写真は以下のリンクにある。
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/030215/168/3a6x9.html
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/030215/168/3a88t.html
ロスアンジェルスではここ何十年間最大規模の10万人が反戦デモを行った。
ロスアンジェルス集会の開始にあたり、「自由パレスチナ同盟」、ANSWER連合のミハエル・シェハデが群集に対し、「今日世界中で起こっているデモはブッシュ政権の計画する侵略戦争が民衆の意志に真っ向から対決するものであることを示すものだ」と挨拶した。
デモは合衆国の何十もの都市で取り組まれた。ハウストンでは5千人、シカゴ7千人、サクラメント7千人以上、そしてサンホセとデトロイトで数千人が行進した。別の都市における組織者は、その行動に関する報告を伝えて欲しい。
国際的には 史上最大のデモがいくつか含まれていた。2・15デモの最初の呼びかけはロンドンのヨーロッパ反戦運動からなされたが、行進組織者によれば、デモは200万人にも達した。
さらに何百万もの人が、マドリッド、パリ、ベルリン、ローマそしてヨーロッパ中で行進した。ダマスカスでは20万人が行進した。トロントでは8万人が街頭に出た。われわれは全世界で起こった他のデモの参加者数のリストを作成し、明日、利用できるようにする。
3月1日、ワシントンDCのホワイトハウスへの緊急集合が行われる。
来るべき日々において、ブッシュ政権が民衆の意志に抗して、彼の犯罪的な戦争計画を強行するかどうかが判明するだろう。全国の草の根の戦争反対にさらに火をつける手段として、この運動が勢いと視覚性を保持し続けることが何よりも大切であることを誰もが知っている。
3月1日のホワイトハウス集合では何千もの人がイラク戦争反対を訴えるだろう。またジョージ・ブッシュが、国外に対しては戦争の計画・実行の罪により、また国内においては憲法で保障された市民的権利・自由の侵害の罪により弾劾されるよう求めるだろう。
(原文省略。http://www.internationalanswer.org/news/update/021503f15rpt.html)
(以下、野田隆三郎さんのメールからの転載です。)
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Answerが2月20日発表した
March15:Emergency Anti-War Convergence on the White House
と題する文書の翻訳です(転載自由)。原文を末尾に添付します。
3・15:ホワイトハウス緊急反戦集合
3・1:地域的連動行動
ANSWER連合と他の組織は3月15日(日)におけるホワイトハウス緊急全国反戦集合を呼びかけている。西海岸においても平行した行動が取り組まれる。
緊急集合は当初、戦争を始まる前に阻止すべく、活発に運動を続けるために、3月1日に設定されていた。
ブッシュ政権は国連兵器査察団の2・14報告の否定的また曖昧な言葉を捕らえ、早期開戦の口実に使うだろうと見られていたのだ。
われわれは、いま、3月1日を地域組織化の日とし、ホワイトハウス集合日を3月15日とすることを提案する。いまブッシュの戦争時刻表は、政権を驚愕させた政治的進展により、遅延を迫られている。
1) 2月14日の査察団の安保理報告とそれに続く、国連での討議はブッシュ政権の計画に対する重大な妨げになった。ハンス・ブリックスは、彼の報告のなかで、国務長官パウエルが2月5日のイラク告発演説で示した劇的表現の正体を暴露した。国際原子力機関会長エルバラダイは、査察団が、イラクが核兵器開発に手を染めていたという何の兆候も見出せなかったことを明らかにした。
多くの国連代表の反応からも、ブッシュ政権が、戦争突入の論拠を暴かれ、しばし守勢に追い込まれたことは明白であった。
2) 国連における14日金曜日の出来事が重要であったとはいえ、諸政府に、暫時にせよ、戦争突入を断念せた最大の要因は、この二、三ヶ月における大衆的街頭抗議行動であった。この週末、世界の何千万もの人々が一斉に戦争反対に起ち上がった。
全世界的大衆運動の出現の社会的政治的影響が政治の方程式を変えつつある。イラク侵略を阻止できる唯一の道は、民衆自身が大衆行動を通して主要勢力になることである、と言うのがANSWER連合の基本的な出発点であった。世界中の政府とすべてのマスメデイアはこの核心的事実を認識しはじめている。
ニューヨークタイムズはブッシュのイラク政府打倒計画に賛成し、その目的達成のための戦争を支持している。こうしたなか、大衆運動の重要性を要約している同紙の一面記事から2,3引用することは意味があろう。
「イラクに対する西欧同盟の分裂と、この週末における世界中の巨大な反戦デモは、地球上にはまだ、合衆国と世界世論という二つの超大国(スーパーパワー)が存在することを思い知らせた」
「必要ならば、戦争に訴えてでも、イラクを武装解除させる闘いにおいて、ブッシュ大統領は新たな手強い敵(現在の証拠に基づく戦争に反対して、ニューヨークや世界の多くの都市の街頭に溢れ出た何百万もの民衆)に出くわして、どうすればよいか戸惑っているかにみえる」(ニューヨークタイムズ2月17日「街頭の新しいパワー」)
民衆の反対のために、ブッシュ政権は再度、少なくとも暫時、戦争突入を阻まれた。(ニューヨークタイムズが言うように)これは二つの「超大国」間の熾烈な闘いであるとすれば、われわれはブッシュの戦争推進に効果的に反撃する準備を整えておかねばならぬ。
全国のANSWER組織者たちはホワイトハウス緊急集合を3月15日に移すことに重要な優位性を認めている。組織期間の2週間延長により、動員はきわだって強くなるだろう。
われわれはまた3・15行動がスペイン、ギリシャ、日本で取り組まれることを知っている、そして世界中の数多くの都市に広がることを期待する。
3月1日はいまなお重要な日であり、地域デモを奨励する。この日は国連査察団が国連に報告の続きを行う予定の日である。
また3月5日は、ANSWERはNational Moratoriam Day(?)として支持、組織化を進めている。3月8日には国際女性日のための地域行事があり、ANSWERも全国で取り組んでいる。
(原文省略。http://www.internationalanswer.org/campaigns/m15/index.html)
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