[12.14 教育基本法改悪阻止国会前集会]
3000人が結集し、抗議と怒りの声を上げる
参院本会議採決阻止のため、あらゆる抵抗を!

 教基法の改悪を許すな!全国連絡会の国会前集会は6時から始まりました。教基法特別委員会での審議は4時45分から再開され、6時以降に強行可決の可能性が言われていました。集会は若い人たちが元気のいいアピールで口火を切りました。横浜市立大学の学生たちは「地位も名誉もない私たちですが、教基法の改悪は許せないとここに来ました」と報告し、「皆さん国会に向かって思いをぶつけましょう」と叫びました。学芸大で憲法の講師を務める男性は個人の尊重は憲法の基本原理であり、教基法改悪でそれを転覆することは許されないとアピール。中央公聴会でも話した埼玉大学の教育学部の学生は教員を目指す学生のほとんどは教育基本法の改悪に反対です、と訴えました。
 その時、参議院議員面会所でテレビで委員会を監視していた全国連絡会世話人の三宅晶子さんが駆けこんできて、「いま、与党は強行採決しました。審議が終わったあとの、ちょっとした隙をついて姑息に強行採決しました。許せません」と報告、歩道の上に集まっていた人々は大きな声で怒りの声を上げました。三宅さんは国会ではタウンミーティングで子どもにまでやらせ発言をさせていたことが発覚した、こんな状態で、強行採決なんて許せません、これから帰って直ちに行動を起こしましょう、と呼びかけました。
 その後、社民党の福島議員、保坂議員、辻元議員も駆けつけました。福島議員は、タウンミーティングの疑問にさえまともに答えない、あんなやり方は絶対許せません、安倍は100万円で教育基本法を買い取ったつもりでしょうが、そんなことは絶対許しません、明日はできることは何でもします、伊吹文科大臣、麻生外相の不信任決議、もちろん安倍総理の不信任決議、可能なものは何でも出して何とか改悪を阻止したい、議員の闘いと国会の外での皆さんの闘いと力を合わせて絶対阻止しようと訴えました。
 集会では、被処分者の会、北海道教組、都教組、三浦半島教組などの代表が次々と発言し、明日の本会議に向け声を上げていこう、絶対可決させるなと確認しあいました。集会はその後首相官邸前に移動し、安倍首相に対してシュプレヒコールを浴びせました。緊張の高まりの中で人々が国会前に自主的に集まってきており、全国連絡会の行動には3000人が参加しました。われわれも最後まで頑張りましょう!
(2006.12.14 Y)


    

    

    

    

 5時半現在。
 6時すぎから強行採決が予想される。暗いなか雨がふってきた。それでも誰も動きません。



 4時半現在。
 4時45分から特別委員会再開の動き。緊張が高まっています




 午後4時の国会前です。すでに数千人の人で溢れています。特別委員会は4時45分から6時まで開くことが決まっています。6時の段階で強行採決かあるいは不信任案を出せるのかという攻防に。不信任案については民主党の姿勢が鍵になっています。

    




 12月14日午後3時半。衆議院第一から参議院議員会館前まで歩道は座りこみの市民でいっぱいです。数千人か。第一前では朝鮮総連が数百人が人権侵害糾弾。真ん中には予防訴訟団などが座り込み。参院前は全教が座り込み。いろいろシュピレヒコールが聞こえ騒然たる雰囲気です。

    




12.13 教育基本法改悪阻止
国会前ヒューマンチェーンに4000人


[12日国会行動報告]
12日中央公聴会の参考人発言を審議に生かして、教育基本法改悪法案を廃案にせよ!


教育基本法改悪阻止!12.8 日教組緊急中央集会
集会と国会請願デモに12000人


12.6 教育基本法改悪反対国会包囲ヒューマンチェーンに3500名

12.5 教育基本法改悪反対 国会前集会 2000人以上が結集