セクシュアル・ハラスメント対策のガイドラインが各大学で制定されはじめたばかりの1997年、被害者の意志を確かめ寄り添う、大学外の専門カウンセラーをコーディネーターとして迎え問題解決を図るシステム(コーディネーター制)が東京経済大で施行されました。2002年現在、他大学でも相談窓口に専門家が配置される形が導入されてきています。
今回の例会では、東京経済大学在職時、人権委員長としてコーディネータ制の構築に携わり3年間運用された経験をもとに、山中速人さんにお話いただきます。
大学のセクシュアル・ハラスメント対策の中でどのようにコーディネータ資源を生かし、協動して有効な運用をすることができるのか、現在のそれぞれの大学でコーディネータ制をどのように生かせるのかについて考えていきたいと思います。奮ってご参加ください。