！！　　グァテマラ基金　拡大キャンペーン　実施中　！！
−先住民族女性たちの政治参加をすすめよう！−

　昨秋、グァテマラでは大統領・国会議員・市町村の首長選挙が行われました。毎年グァテマラ基金で支援しているコナビグア（連れあいを奪われた女性たちの会）では、この選挙に向け、以下のプロジェクトを実施しました。

＜マヤ女性の政治参加強化プロジェクト＞
　当プロジェクトは、マヤ女性が選挙プロセスに積極的に参加して地域政治における影響力を高め、女性たちの問題に配慮した地域開発を進めていくことを目的としています。
　マヤ女性の視点から地域政治に対する提言をまとめ、今年秋に行われる総選挙の首長および県選出国会議員の候補者に、この提言を政策に取り入れるよう公開会議で要請します。同時に、女性たちに各政党および候補者や投票手続きに関する正しい情報を提供したり、選挙人登録を勧め、女性たちの選挙参加を促します。選挙後は、当選者が実際に女性たちの提言に対応するよう、モニターとフォローの活動を継続します。対象場所はチマルテンゴ県内です。

　このプロジェクトの実施については、日本国内の助成金の申請をしていたのですが、残念ながら通りませんでした。コナビグアの活動を支援している日本からの個人寄付などで経費の一部がまかなわれ、レコムでも寄付金を募って支援しました。この結果、1,000ドルを超える寄付が集まりました。ご協力いただいた皆様に、この場をお借りしましてお礼申し上げます。

　女性たちはこのプロジェクトの中で、立候補者を集めての公開討論会を開催、質疑応答を行うなどしました。その結果、ポアキル市では女性たちが支援した候補者が当選、要職にメンバーが選ばれるなど、大きな成果が出ました。
　そして今後、当選した人たちがきちんと仕事をしてくれるか、どういった要望を挙げていくか、次回の選挙に向けてどういった活動が必要か、といったことを考える場がほしいということで、このプロジェクトを継続していくことになりました。

　通常のグァテマラ基金は、グァテマラでの現地活動を支援するためのもので、現在は主にコナビグア支援（チマルテナンゴ県の組織強化プロモーター、カルメンさんとマルガリータさんの活動費）に充てられています。基金は、皆さんからの寄付とグァテマラ・カレンダー（今年も販売予定）や民芸品の販売などでまかなわれています。
　今年はWE21ジャパンの助成金もいただくことができ、不足分をグァテマラ基金で補いながらプロジェクトを実施していく予定です。ぜひ皆様のご協力を、引き続きよろしくお願いいたします。

２００８年４月９日　レコム運営委員会一同

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郵便振替口座　グァテマラ基金　００１００−６−６６４４２７

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■グァテマラ基金でのコナビグア支援について
■カレンダー販売について（販売を開始したらお知らせします。）