何が問題なのか?私たちはどうしたら良いのか?
「徹底討論・WTOウィーク」
2000年7月2日(日)〜7月9日(日)
主催:市民フォーラム2001
●全スケジュール ●東京シンポジウム実施日時 ●海外ゲスト紹介 ●各地でのシンポジウムやセミナーの予定・連絡先 ●問い合わせ先 |
東京 7月2日(日) 佐久(信州)7月3日(月) 福岡 7月5日(水)・7日(金) 京都 7月4日(火)・6日(木) 熊本 7月6日(木) 大阪 7月8日(土) 名古屋 7月9日(日) |
協賛団体(順不同)アジア太平洋資料センター、A SEED JAPAN、APECモニターNGOネットワーク、ADB福岡NGOフォーラム、熊本YMCA、自立のための道具の会、名古屋NGOセンター、名古屋自由学校、SAGE、日本環境法律家連盟
昨年12月、WTO(世界貿易機関)第三回閣僚会議が開かれたシアトルでは、世界各地から集まった7万人の市民がデモや抗議行動を繰り広げた。ほとんどの市民が非暴力の平和的なデモを行う中、一部の暴徒に過剰反応した当局は、会議期間中、催涙ガスとゴム弾を乱発し、シアトル市街は戦場さながらの様相を呈した。この会議は結局、WTO加盟間の深刻な利害対立と、市民からの圧力によって決裂した。 そして今年4月半ば、G7蔵相会議およびIMF(国際通貨基金)・世界銀行総会の行われたワシントンD.C.もまた、1万人もの抗議者によって包囲された。アメリカのある環境NGOは、次の標的は沖縄サミットだと予言する。このような一連の動きは、ここ数年、いわゆる戦後の経済秩序をになってきた国際機関に対する市民・NGOの批判が大きくなってきていることを象徴している。 市民やNGOが主張するWTOの問題点とは何なのか。それぞれの国、テーマで今の経済のグローバリゼーションに対する批判勢力をリードしてきたゲストを迎え、私たちの生活や地球環境、そして途上国の人々に実は多大な影響を与えているWTO制度の問題について徹底的に検証する。 |
日時:2000年7月2日(日)10:00〜
場所:東京シンポジウム会場
江戸東京博物館1階ホール
(JR総武線「両国駅」西口下車4分)
東京都墨田区横綱1-4-1
参加人数:400人(予定)
参加費:¥1,200(2001会員¥900)
予約は受け付けていません。
プログラム内容
午前10:00開会 10:00〜 開催趣旨(5分) ●田中 優(市民フォーラム2001) WTO基礎知識(各25分) ●神田浩史(地域自立発展研究所) ●佐久間智子(市民フォーラム2001) 11:00〜 パネルディスカッション 発題: ● WTOが助長する南北・国内格差:南の視点から ウォルデン・ベロー;Focus on the Global South(タイ) ● 企業vs.国家・自治体から奪われる「公的」役割 モード・バーロウ;Council of Canadian(カナダ) ●農業、食の安全、環境、労働者の権利:失われつつある価値をどう守るか ロニー・ホール;地球の友UK 12:30〜 休み 1:30〜 質疑応答、議論 4:30〜 閉会 ★車でのご来場はご遠慮下さい。 |
★ ウォルデン・ベロー;Focus on the Global South(タイ) Focusは1995年にバンコクで設立された情報・分析・研究を主体としたNGOです。共同代表を務める同氏はフィリピン大学とタイ・チュラロンコン大学の両方で教鞭をとりつつ、農業・金融などの経済問題から安全保障問題に至るまで、幅広い領域について途上国市民の視点からの分析を発表し続け、マスメディアにも頻繁に取り上げられています。米国での長いNGO経験を背景に、米国政府の農業・通商・安保政策に対する時機を得た鋭い分析にも定評があります。 ★チー・ヨークリン;第三世界ネットワーク(マレーシア) チー・ヨークリン氏は、マレーシア大学法学部講師、地球の友マレーシア事務局長などを歴任した後、1994年より第三世界ネットワークで「持続可能な開発」の問題について担当している。特に、世界貿易機関(WTO)、世界銀行、国際通貨基金(IMF)、および多国籍企業が、生態系や社会、経済に与えている影響に焦点を当てた活動を行っている。遺伝子組み換え物質(GMO)の国際貿易の規制を求めるキャンペーンや、他国間投資協定(MAI)反対キャンペーンなどにも関わってきた。 ★モード・バーロウ;Council of Canadians カナダの市民団体の連合組織であるカナダ人評議会の共同議長です。本業は著作業であり、最近はカナダの教育・医療保健・生活インフラなどが外国企業に乗っとられている状況についての分析を多数発表しています。 ★ロニー・ホール;地球の友UK WTO発足後よりWTOに対する市民・NGO側の運動に積極的に関わり、環境保全と途上国の開発問題を統合する視点を持つ(北の大手NGOの中ではとても貴重かつ稀有な)「地球の友」の国際キャンペーンをリードしています。MAI反対キャンペーン以来、貿易・投資自由化について取り組む国際NGOネットワークのとりまとめ的な役割も果たすようになりました。生物多様性や「消費」などの問題にも長く関わってきています。 |
■ 佐久(信州)セミナー
7月3日(月) 開催時間:18:30〜20:30 開催場所:望月町民芸館ホールにて 所在地:長野県北佐久郡望月(もちづき)町望月20-30-4 海外ゲスト:ウォルデン・ベロー、モード・バーロウ 主催者:佐久地域国際連帯市民の会(アイザック)事務局 連絡先:長野県南佐久郡南相木(みなみあいき)村中島医師住宅 Tel:0267-91-7010 Fax:0267-78-2015 email:DZR06160@nifty.ne.jp 担当者 色平(いろひら) ■福岡 7月5日(水)・7月7日(金) 7月5日(水)開催時間:18:30〜20:30 開催会場:クローバープラザ 506A号室(予定) 所在地:福岡県春日市原3-1-7 TEL:(092)584-1212 海外ゲスト:チー・ヨークリン 主催者連絡先:ADB福岡NGOフォーラム 福岡県福岡市南区平和1-6-1 TEL・FAX:(092)526-9620 e-mail:biochan@lily.ocn.ne.jp 担当者:神崎尚美(かんざきなおみ) 7月7日(金)開催時間:18:30〜20:30 開催会場:ももちパレス小ホール 所在地:福岡県福岡市早良区2-3-15@TEL:(092)851-4511 海外ゲスト:モード・バーロウ 主催者連絡先:上に同じ 共催・協賛団体:ゼネラル・ユニオン 担当者:神崎尚美(かんざきなおみ) ■ 熊本 7月6日(木) 開催時間:18:30〜20:30 開催会場:熊本市国際交流会館 所在地:熊本市花畑町4−8 Tel:096 359 2020 Fax:096 359 5112 海外ゲスト:チー・ヨークリン、モード・バーロウ 主催者連絡先:ジュビリー熊本 862-0970熊本市渡鹿1-16-37-103 Tel・Fax:096 362 8483 email:eriko@infobears.ne.jp 担当:柿元えり子 ■京都 7月4日(火)・7月6日(木) 開催時間:18:00〜21:00 開催場所:京都国際交流会館 海外ゲスト:4日(火)ウォルデン・ベロー、6日(木)ロニー・ホール 主催者連絡先:国際青年環境 NGO セージ 606-8184 京都市左京区一乗寺払殿町12-3-403 Tel・Fax: 075-711-3854 email: sage@japan.com http://www.interq.or.jp/green/sageweb/ ■ 大阪 7月8日(土) 開催時間:13:00〜17:30 開催場所:弁天町市民学習センター講堂 ゲスト:橋本伸司(国際有機農業運動連盟アジアコーディネーター)、チー・ヨークリン、ロニー・ホール 主催者:「徹底討論・WTOウィーク」関西実行委員会 連絡先: APECモニターNGOネットワーク 大阪市北区国分寺1−7−14国分寺ビル6F tel.fax.06-4800-0888 http://www1.mesh.ne.jp/~apec-ngo/ e-mail:apec-ngo@mxa.meshnet.or.jp ■ 名古屋 7月9日(日) 開催時間:13:30〜18:30 開催場所:名古屋市教育センター分館 海外ゲスト:チー・ヨークリン、ロニー・ホール 主催者:「徹底討論・WTOウィーク」名古屋シンポジウム実行委員会 連絡先:自立のための道具の会 Tel:052-569-2777 Fax:052-569-2778 e-mail:tfsr@sf21npo.gr.jp |
問い合わせ先:市民フォーラム2001事務局 Tel. 03-3834-2436 Fax. 03-3834-2406 〒110 東京都台東区東上野1−20−6 丸幸ビル3階 E-mail: pf2001jp@jca.apc.org