現場からの声
10月30日(土):衣類配布
10月30日(土)炊出しの際に、野宿者たちへの衣類配布を行った。急に寒くなったことを受けて、またこれまでにカンパとしていろいろなところからいただいた古着等がある一定数たまったことを受けての実施である(少なくとも100人分以上は集まらないと、どの野宿者にも衣類が必要であるにもかかわらず、その一部にしか配れないとなると、かえって野宿者に不満だけが残ることにもなりかねないので。。。)。
当日は、150人くらいの野宿者が集まったので、まず、第1ラウンドは、石鹸を全員に配り、その後、「@パンツA靴下Bタオルの中からどれか一番必要なものを選んでもらってください」と言う形で配布した。一人で全部を必要だという人もいたが、全員に何か渡るためには、一番必要なものを選んでもらうしかなかったのだ。
結構、どれも人気があり、ちょうど同じくらいそれぞれのものに希望がわかれた。そして、第2ラウンドは、4人ずつならんでもらって、順に、ズボン、セーター、ジャケットなどの中から一つだけ順に取ってくださいという形で配布した。これも皆、我先に良いものを取りたい気持ちを押さえながら、整然と4人ずつ順に必要なものを選んでいた。あっという間にほとんど無くなってしまった。
今回配布した衣類は、ほとんどが全国の皆様からのカンパとして送られてきたものです。ありがとうございました。本格的な冬が来る前にもう一度、衣類配布をしたいと思ってます。皆様の協力をよろしくお願い致します。(P)
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