現場からの声
10月16日(土):STさん(45歳)の追悼式
10月16日(土)に、仲間の皆と一緒に、彼が亡くなった宮下公園下のベンチの前で追悼式を行った。
私達が無力であることを否応無しにも知らされる出来事だった。と同時に、最初の検査で、なぜきちんと診断できなかったのか、前日・前々日の病院でなぜきちんと対応できなかったのか、なぜ、前日に、前に検査を行った病院に行かなかったのか、もっと私にできるふさわしい対応があったのではないだろうか、などなど、重く心にのしかかったままである(また現実的に、のじれんの支援としての医療関係者の必要性が切実に感じられた)。唯一の救いは、彼は、亡くなる直前まで仲の良い仲間と共にいて、その友人の見守る中で、少なくとも亡くなるときは、ほんの一瞬の苦しみだけで亡くなったということである。
STさん。この世の苦しみから解放されて、安らかに憩ってください。(P)
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