投稿:<真明心書−−心貫くこと、力なり。それが正義なり−−>
高橋真洋
私はこの渋谷で野宿生活をしているひとりです。
ではなぜこのような生活にあるかと言えば、原因は失業です。それはいまこの渋谷そして全国に何万人といわれる野宿者の多くはこの失業にあります。
私自身学生時代に埼玉の大宮にある支援団体でのじれんと同じ活動をしてきました。 85年当初,国側に強く失業対策を行えと訴えてきました。しかしそのことに対してまったく改善されずいまに至っています。
そして今年3月ホームレス特別法が出され自分自身国側は動いたかと思いましたが、その法律は人の生きる人権を無視した法でした。
正義とは何か。自由とは何かそして法律とは何か。私は青年期に今は亡き母から、何が正しくて何が間違っているのかを見極める目を大人になっていくなかで身につけなければいけないと教わってきました。
その目で見通すと、すべてが間違いであるとしかいえません。正義をバランスで測るな。自由と平和そして法律をシステム化するな。人はそのことに首をひねって悩んでいる。 世界にあるひとこの国にあるひとすべてが平等でなければいけない。しかし悲しいことだ。
国が人を差別する世間中に私は黙っていられない。そんななかにあって一番許せないことがある。それはあまりにも人の命が、たやすくもてあそばれているように思えることだ。
これから私自身、のじれん、そして全国の仲間とともにすべての人々が平等であるように闘っていこうと決めています。今を生きるものに、そして新しく生まれてくるもののために。
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