---新宿西口「ホームレス強制排除」から1年---
ダンボール村から見える社会

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2 月 2 日(日) 午後 2 時 -- 5 時
日本キリスト教会館 4 階会議室
(JR高田馬場駅より早大正門前行バス「西早稲田」下車または徒歩 15 分,地下鉄東西線「早稲田」下車2, 3b 出口より徒歩 5 分)
お話: 鵜飼 哲さん (一橋大学教員)
お話: ダンボール村の住人から
主催: いのけん(渋谷・原宿生命と権利をかちとる会)

1996 年 1 月 24 日,東京都は家なき人々が新宿に作り上げたコミュニティ= 「ダンボール村」を破壊しました.

同年 2 月 10 日,京王新線新宿駅は駅構内にフェンスを設置し,「ホームレ ス」を一方的に排除しました.その理由は「都が追い出しをしたのに,なぜ京 王はやらないのだ」という通行人の苦情にあったと言います.

現在,新宿では追い出された人々が西口インフォメーションセンター前に集ま り,新たな「ダンボール村」を作っています.しかし,ダンボールハウスに火 のついたタバコを投げ込む人がいるなど,「村」に対する通行人の眼は依然, 冷たいものがあります.

「ダンボール村」を排除し,破壊しようとする「市民社会」とは何なのか. 「ダンボール村」の外で暮らすひとりひとりの「市民」として考えていきたい と思います.


(c) 1997 渋谷・原宿 生命と権利をかちとる会
inoken@jca.ax.apc.org

$Date: 1997/08/12 14:50:04 $ 更新

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