12・11 南京大虐殺67カ年・東京集会
“大虐殺への道 −上海から南京へ、そして・・・”
賛同と協力のお願い
皆様の平和と人権を求める日頃の活躍に敬意を表します。
さて、いま、イラクで、アフガンで、パレスチナで人々が日々命を奪われています。イラクの情況はかつての南京大虐殺のような情況ではないかと危惧されます。忘れてはならない事実があります。1937年8月15日、日本は中国国民党政府に対し反省を促し懲らしめるとして(「暴支膺懲」)、本格的な中国侵略を開始しました。そして、12月13日南京占領後いわゆる南京大虐殺をひき起こしました。
しかし、この日本軍による略奪・住民虐殺は4、5ヶ月前の上海から南京に至る戦争の途上ですでに始まっていました。「ならず者を懲らしめる」として始められた戦争は、そもそも中国人を人間扱いしないものでした。それがさらに中国軍、住民の頑強な抵抗にあって、日本軍は住民を敵として虐殺、略奪を繰り返していきました。南京大虐殺は上海−南京のラインで実質上行われていったといえるでしょう。
今年の集会では南京大虐殺に至る上海での出来事を捉え返し、住民大量虐殺の背景を考えていきます。そして、上海、南京と続いた大虐殺が、戦争の激化のなかで、それにとどまらずさらに中国内部、全土に広がったのではないか、そしてそれで終わったのだろうかを考えていきたいと思います。さらに戦争の問題に鋭い問題提起をしておられる前田哲男さんをお迎えして現代から捉え返す視点を提起していただきます。多くのみなさんの賛同と参加をお待ちしています。
2004年11月20日
田中 宏
ノーモア南京の会 代表
日時 : 12月11日(土)18:00〜21:00
場所 : カメリア・プラザ(亀戸文化センター、JR総武線亀戸駅北口下車2分)
集会内容
○ビデオ
「2004年9月 上海〜南京 慰霊とフィールド・ワークの旅」
○証言
王雲テイさん(上海市宝山区、70才、女性)
瀋永良さん(上海市金山衛区、71才、男性)
○講演
張大衛さん(上海淞滬抗戦紀念館 館員)
○講演
前田哲男さん(東京国際大学教授)
会場費 資料代 1,000円、留学生500円、高校生以下無料
賛同費 団体 5,000円 個人1,000円
郵便振込先 00170−3−87807
口座名 「南京」集会実行委員会
主催: ノーモア南京の会
連絡先: 〒112-0002東京都文京区小石川1-1-10-105
人権問題研究所気付
TEL&FAX 075-645-8561(龍谷大学田中宏研究室)
http://www.jca.apc.org/nmnankin/index-j.htm
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