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NCC宗教研究所は、(1)日本の諸宗教の研究と、(2)諸宗教の人々との間の対話と相互理解の促進とを通して、福音の宣教に仕えることを目的として設立されています。
研究所の主要な仕事は、泊まりこみのゼミナール、いろいろな研究会の開催と、英語と日本語の雑誌の出版です。ゼミナールは、毎年一つの宗教・宗派をえらんで、その本山あるいは本山に準ずる重要な施設に泊まります。そして、講演・講義を聞くだけでなく、その宗教の儀礼なども見学します。また年によっては「若者の問題」とか「葬式・先祖供養の問題」というようなテーマで学ぶこともあります。日本語と英語の二種類があり、後者は日本に来ている宣教師を主たる対象にしています。 研究会としては、仏教のテキストを一年間連続して学ぶ「仏典研究会」をはじめ、「祖先崇拝研究会」「教会と国家研究会」「宗教の神学研究会」などをもっています。99年度からは、東京にある富坂キリスト教センターと共同で、「新宗教運動研究会」をはじめることにしました。 そのほかに、時々、諸宗教の方々に集まっていただいて研究集会をもつようにしています。今年の3月には、脳死・臓器移植問題で、アメリカのウイリアム・ラフレール教授を招いて開催しました。講演を聞くとともに、各宗教でどのように考えているか、率直な話し合いをしました。(この記録が小冊子になっていますので御活用下さい。一冊800円) 雑誌は、「出会い」と Japanese Religions の二種類を発行しています。「出会い」は1966年の創刊で、日本のキリスト教界に諸宗教の情報を提供することと、他宗教についての問題意識の喚起をめざしています。英語の Japanese Religions は1959年の創刊で、日本宗教についての研究誌であるとともに、日本の宗教事情を世界に発信する役目をもっています。(ともに年2回発行) 海外からの研修生の指導も、宗教研究所の大切なつとめです。諸宗教併存の中でのキリスト教ということで、海外諸教会の日本への関心は高く、毎年現職牧師や神学生らを研修生としてうけいれています。 日本には、他宗教研究をめざすキリスト教の研究所が、当研究所のほかに三つあります。(南山、オリエンス、上智)年に二回連絡会をもち、研究発表、情報交換をして、協力をすすめるようにしています。また東アジアの各地にある同種の研究機関とも、二・三年に一度連絡集会をもつようにしています。 |
●研究所機関誌 「出会い」(キリスト教と諸宗教) 年2回発行 価格 一冊 800円 Japanese Religions(日本の諸宗教) 年2回発行 価格 一冊 900円 ●小冊子 「脳死・臓器移植と日本の宗教者」―アメリカの宗教学者の提言をうけて― 所在地 |
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