12月16日午後6時から、霞ヶ関の弁護士会館2F大ホール(クレオ)で、「安田弁護士不当逮捕抗議集会」が開かれた。
集会には、450名以上の市民・弁護士・国会議員らがかけつけ、安田弁護士の逮捕がまったく法的根拠のない暴挙であり、麻原裁判、死刑廃止運動への政治的弾圧であることを訴えた。
また、席上、弁護団を通じて安田好弘氏本人のアピールが紹介された。
この中で安田氏は、「自分はまったく身に覚えのないことで逮捕、拘束された。私は無実である。他人に違法行為を教唆したり、他人の違法行為に荷担するような、私の信条、生き方そのものに反する行為は一切行っていない」と語り、また「自分は市民運動とともに弁護士活動をしてきた。今回のことでも、私の身柄よりも、市民運動を思い切りやってほしい」とのアピールが紹介され、参加者からの大きな拍手を浴びた。