「園田安男」52才。一度会ったら忘れることの出来ない
インパクトを与えるキャラクターの持ち主である。彼の母胎である「花咲き村」のメンバーからは「おじさん」と
呼ばれ慕われている。
物事の本質を見抜く感覚が鋭く、ポンポンと飛び出す発想がユニークで面白い。自分の意に染まないことには、
大雑把で投げやりな物言いをするから誤解を受けることが多いが、内実はシャイで人の面倒見がよく、
頼まれたらいやといえない人である。
森づくりフォーラムの設立に参画、代表として5年、市民参加の森づくり活動の
輪を広げ、全国区へ名乗りを上げる団体としての基礎を築いてきてきた。「俺は3年もやるとあいる(飽きる)からな」
「ダメだよ。5年はやってもらわなくちゃ」と引き受けていただいた。NPO法人化を機に、事務局スタッフから
身を引きたいとの申し出があったが、事務局の体制がととなうまでと、NPO法人化の後も副代表理事として2年間も
ニュースの編集を中心に、パソコンのメンテナンスなどに、スタッフとして今日まで協力していただいた。
福祉からスタートした「花咲き村」だが、地域と結びついたボランティア活動でないと意味がないという彼の意志が、
森林の手入れ、谷津田の再生、木製品を販売する「きりん館」の経営等々、その活動を年々多岐にさせたと思う。
「花咲き村」は2000年7月にNPO法人となり彼は代表理事に就任した。2002年度からは「花咲き村の業務に専念したい」という。
これ以上無理を言うわけにもいかず、2001年度いっぱいで退いていただくことになった。今後は理事として、
よきアドバイザーとして助けていただきたいと願っている。お疲れさまでした。心からお礼申し上げます。
[目次]
[理事紹介02年2月号]
[理事紹介01年11月号]