皆様へ 緊急です。

美浜の会メール・ニュース09−5です。
BCCで失礼します。
転送・転載歓迎です。重複して受け取られた場合は申し訳ありません。


●九州電力は明日10月15日(木)に玄海原発3号機にMOX燃料を装荷しようとしています。装荷するなの声を緊急に届けてください。

佐賀県議会は、10月1日に一旦は、MOX装荷の延期を決めました。議会で審議中の9月30日に九電がMOX装荷すると発表したため、議会軽視だとして、九電と県知事の姿勢を厳しく批判しました。9月県議会では、関電MOX燃料の自主検査で不合格品が出た問題について議論が行われ、九電MOX燃料に同様の不合格品が入っていないのかが大きな問題になりました。県は九電の自主検査の項目と結果について、九電に資料を求め、議会に報告することになっていました。

・県は現在、九電から自主検査の内容と結果を聞いている最中です。
・その結果を議会で説明することを約束しています。
・10月7日の市民と保安院との交渉で、保安院は「関電の不合格品ペレットが九電MOXに入っている可能性は否定できない」と明言しました。

他方、
・議会の最大会派である自民党は、12日に総会を開き、「関電と違い、国の検査に合格している」ことを理由に、「九電の自主検査調査とMOX装荷は切り離す」ことを決めました。
・この決定の前に自民党県議は、10月初めにヨーロッパ視察に行き、そこでメロックス社をたずねたとのことです。
・この自民党の決定をまって、九電は明日15日からMOX装荷を行うと、今日発表したのです。
・県議会議長は、今日、「明日から装荷」と「県は自主検査を調査中」という「お知らせ」のFAXを各議員に流しただけで、MOX装荷を了承しようとしています。

国の検査は、例えば不純物検査では、ウラン燃料と同等の4種類の元素についての規制しか行っていません。そのため、それを補完する自主検査が重要なのです。九電の自主検査の結果を議会に説明し、審議をつくすまでは、MOX装荷を認めるべきではありません。

◇関連情報
◎九州電力の本日付プレス発表
 玄海原子力発電所3号機 第12回定期検査における燃料装荷開始について
グリーン・アクションと当会が本日出した県議会議長宛の緊急要望書
国のMOX燃料検査は極めてずさん(美浜の会)

★至急、電話、FAX、メールで、明日のMOX装荷をやめるよう働きかけてください。宛先は、最後につけています。

◎県議会議長にMOX装荷を認めるな、議会で議論をつくすようにとの声を送ろう!
  佐賀県議会議長 留守 茂幸様
    TEL 0952−25−7215
    FAX 0952−25−7279

◎佐賀県知事にMOX燃料装荷を認めるなの声を送ろう!
  佐賀県知事 古川 康様
    TEL 0952−25−7007
    FAX 0952−25−7288
    メール http://www.pref.saga.jp/web/iken.html

◎九州電力にMOX燃料を装荷するなの声を送ろう!
  九州電力 代表取締役社長 眞部利應様
    TEL 092−761−3031
    FAX 092−761−6944
    メール https://www1.kyuden.co.jp/cgi-bin/inquire/inquire.cgi?op=0&categori=104


(このメールは、これまでメール・ニュースをお送りしている皆さん、美浜の会にメールをいただいた皆さんなどにお送りしています。
今後、メール・ニュースが不要の場合は、お手数ですが、ご連絡ください。)

2009年10月14日
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
530-0047 大阪市北区西天満4−3−3 星光ビル3階
       TEL 06-6367-6580  FAX 06-6367-6581
       http://www.jca.apc.org/mihama/
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(09/10/14UP)