「ホロコースト展」はものみの塔のリクルート活動の場ですか

■「ホロコースト展」の主催者側のインフォメーションから一部引用をし、同展覧会の紹介をします。

“ホロコーストの忘れられた犠牲者たち”
――ナチ暗黒時代、信念に生きた人々の記録

スタンドファーム事務局
スタンドファーム実行委員会

2000年度 開催会期と会場
展示会: 中三デパート弘前店8F スペースアストロ 1月20日−23日
――青森県弘前市 午前10時−午後6時

長崎ブリックホール内国際会議場 6月2日−5日
――長崎県長崎市 午前10時−午後7時 (5日は午後8時まで)

文京シビックセンター アートサロン 7月8日−12日
――東京都文京区 午前10時−午後8時 (8日は午後1時か ら。12日は午後5時まで)

ルネ小平(小平市民文化会館)展示室 7月13日−16日
――東京都多摩市 午前10時−午後7時

パルテノン多摩 ギャラリー 7月20日−23日
――東京都多摩市 午前10時−午後7時

クイーンズスクエア横浜2Fみなとみらいギャラリー 7月27日−8月1日
――神奈川県横浜市 午前11時−午後7時

労働スクエア東京 ギャラリー 8月3日−6日
――東京都中央区 午前10時−午後7時

大阪府立国際会議場 特別会議場 8月12日
――大阪市北区中之島 午前9時−午後5時

大阪ワールドトレードセンター フェスパ 8月18日−20日
――大阪市住之江区南港北 午前10時−午後8時 (20日は午後7時まで)

京都タワー4階展示ホールE室 8月26日−27日
――京都市下京区 午前10時−午後6時

シンポジウム:
弘前大学創立50周年記念会館みちのくホール 1月22日(土) 午後1時30分−3時 30分

東京国際フォーラム ホールD 8月5日(土) 午後2時−4時,午 後6時−8時

大阪府立国際会議場 特別会議場 8月12日(土) 午後2時−
* すべて入場無料・シンポジウムは事前登録制

スタンドファーム事務局:
【東京事務所】 〒177−0034 東京都練馬区富士見台2−4−15 第一大惣ビル3F
TEL:03−3990−8590/FAX:03−3990− 8552
【大阪事務所】 〒565−0821 大阪府吹田市山田東2−5−13
TEL:06−6877−7638/FAX:06−6877− 7658


■ “スタンドファーム”とは「固く立つ」 の直訳だそうです(協会が作った自画自賛ビデオの題名そのものです)

■ 関西地方の一元証人によると、大阪事務所の住所は長老宅とのことです。  電話で問い合わせたところ、受話器を取っても名乗らず(「はい」と言うだけ)、「スタンドファームさんですか」とこちらが尋ねて初めて、「そうです、エホバの証人の方ですか」と言って来ました。この団体が、いかにもJWのダミー団体という感じがしたそうです。

■ 関東在住の元証人がテレビ朝日に電話しました。 「ホロコースト展の後援になっているが、エホバの証人がやっているということをご存知でしょうか」と問うと、「すみません、知りませんでした。今から取り消しができるかどうかは分かりませんが、上の者に伝えておきます。以後、注意します」とのことでした。

〔展示会を見に行った方々の感想〕
・ 朝日新聞の記事では、「非ユダヤ人への迫害に焦点を当てている」ということだったが、展示物を見ると、ほとんどがエホバの証人の題材だった。入り口に少しだけ、ナチスやホロコーストについての情報があったが、全体像が分かる、というより、エホバの証人の宣伝のような展示会だった。
・ 受付で、この団体について説明したパンフレットのようなもの、展示会の資料などは配られなかった。
・ 平日の夕方、ということで、閑散とした会場を予想して行ったが、いかにもエホバの証人らしい人たちでいっぱいだった。
・ 会場内には、エホバの証人の作ったビデオ「固く立つ」が並べられ、申し込めば後で無料で送ってくれるそうだ。
・ 展示会のテーマからすると、見に来る人の世代が限られるかと思っていたが、小・中・高校生から主婦、男性まであらゆる年齢層の人が来ていた。狭い会場に大勢で、場違いな感じがした。(組織が動員をかけているように感じた)
・ 受付の女性二人に、「エホバの証人のことばかり取り上げていますが、スタンドファームとは、エホバの証人の団体なのですか」と聞くと、「エホバの証人とは一切関係ありません」とのこと。「あなたたちはエホバの証人ではないのですか」と聞くと、「私たちはボランティアでやっています」とのこと。2、3度同じやり取りが繰り返される。「あなたが証人かどうかをきいているのですが」「詳しいことは答えかねますので、担当のものを呼んできます」 呼ばれて出てきた女性は、はっきりと「エホバの証人ではありません」と答えた。団体の実体について尋ねると、どうも要領を得ない返事をしてきた。
・ 展示会に関しては入場自由だが、シンポジウムに関しては事前の参加申し込みが必要とのこと。会場には申込み用のFAX用紙が置いてあった。その文面の末尾には、「後日、招待状の発送をもって発表に代えさせていただきます。(定員になり次第、締め切らせていただきます。)」と添えられている。(地域大会のように、背教者などを断るための一文か?)
エホバの証人は間違いなくこのキャンペーンを、自分たちの宣伝に使ってくるだろうか。いよいよ統一協会みたいになってきたのでしょうか? シンポジウムに呼んでいる人も、展示パネルに出てくる教授や学者や強制収容所記念館の館長なども、権威付けに使われています。


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