開会の挨拶
ものみの塔のマインドコントロールによって個人の人格と生活が破壊されています。ものみの塔の教えによって人は対人関係が悪くなります。家庭環境が悪くなります。娘たちは就職しないで伝道しろと言われます。人生が縛られます。また、輸血を拒否しないといけません。ものみの塔はカルトであると断定できます。
エホバの証人の地域大会のテーマは「心を守る」でした。私どもにとっては、「エホバの証人から家族を守る」がテーマです。カルトの本質は人間関係と家族関係が破壊されることです。価値観を家族から守らないといけません。それにはカルトを食い止めないといけません。それは家族でしかできません。
証人の救出活動について言いますと、2002年の草刈裁判で敗訴しました。説得による救出が難しくなっているのが現実です。カウンセラーに頼れないとなると、家族がなんとかして救出しないと家族をカルトの被害から守れません。
過去にはキリスト教会が被害者を相手にしてくれない場合がありました。少しはいいほうに向かっていますが、それでもものみの塔の実態の説明から始めないとなりません場合があります。それでも教会が被害者家族に寄り添う芽生えが出ています。
救出には三つのポイントがあります。
@予防……現役のカルトの信者たちに疑問を投げかける
カルトの予備軍になる人たちに情報を投げかけることです
A啓蒙……ものみの塔の実態を世の人たちに知らせる
それも関心のある人に知らせることです
B救出……誤った教えであることを知らせることができる状況を作り上げることです。
傾向としては集団脱会の傾向が見られます。一人が辞めるとそれを突破口にして次々に辞めていく場合があります。