本部 活動報告
平成14年度活動実績
第1回運営委員会
日時 平成14年4月22日(月)午後6時30分〜9時
出席者 谷口、木村、椿本、佐藤、稲村、栗田、石井、森田、酒井(議事録作成)
1 平成14年度の企画について
・総会議案書案にしたがって議論した。下水文化叢書7号の発行は14年度事業とし、引き続き原稿募集することとした。
・会員名簿発行も14年度事業とする。
・予算については、14年度会計担当の佐藤委員が担当する。
2 新年度役員及び作業担当について
・新任運営委員 佐藤八雷氏、椿本祐弘氏
・会計・会員管理担当 佐藤八雷氏
3 評議員会・総会の日程・準備について
(評議員会)
・出席回答は、西堀代表評議員、石田氏、斉藤氏の3名。式次第は、議案書案を訂正のうえ酒井から送付する。会場関係は、椿本委員担当。
(総会)
・総会案内、議案書、委任状の送付作業を5月1日に行う。議案書は、分担作成のうえ谷口委員に4月29日までに送付し、印刷手配する。
・会場は水道会館に先約があり、別途探すこととした。
・委任状確認は、次回運営委員会(5月24日)に行う。
(総会役割分担等)
・記念講演講師中西先生に航空機の便を問合せ、航空券を手配・送付する。(先生に問い合わせたところ、ご自分で手配されるとのこと。)
・議長、司会等は、次回運営委員会で決める。
4 会保有の図書等在庫の処置について
・過去の執筆者を対象に機関誌の希望冊数を稲村委員が問合せることとした。
5 下水文化叢書の発行
・4月10日付けで森田英樹著「便所異名集覧《増補版》」を発行し、会員、図書館への配布を行った。
・機関誌と併せて、月刊下水道に広報を依頼した。
6 ふくりゅうの発行
・発行時期 総会のころを目途とする。
・内容 定例研究会報告、シリーズもの(シルクロード水紀行、東京のし尿処理)
・本会に意見ならびに問合せがあった無洗米についての意見を投稿記事として掲載する。
・お知らせ等 し尿研究会の活動(図書出版)など
7 その他
・酒井から昨年協力いただいたアンケート調査の結果に基づく研究報告がまとまったので、結果を知りたいという方に伝達するため、本会ホームページサーバーを利用したい旨要請があり、了解した。
・会の運営に当たり講師謝礼、入退会の取り扱い等の事項について内規的に決めておくべきという意見があった。細機関誌編集について年度前半には発行できるよう、次回運営委員会には、分担スケジュールについて議論する。
・前回定例研究会で講演いただいた辻井氏から録音テープを借りたい旨希望があった。(森田委員がダビングご送付)昨年の研発のテープについても稲村、椿本委員で内容を確認する。
・次回運営委員会は総会前日5月24日とする。
第2回運営委員会
日時 平成14年5月24日(金)午後6時30分〜9時
出席者 稲場、木村、椿本、佐藤、稲村、石井、森田、酒井 (議事録作成)特別出席 保坂
1 総会での役割分担
・次のように決定した。議長 稲場、書記 谷口・稲村、司会 地田、受付 石井・椿本、説明 酒井・栗田・佐藤、議事録署名人 酒井・木村
2 ふくりゅうの記事内容確認
・ふくりゅう26号の内容について確認した。し尿研究会の次回例会の案内を追加するとともに、いくつかの字句訂正が指摘された。
3 名簿内容の確認
・会費請求の時期であり、この際に異動通知が寄せられるので、請求時に異動通知の依頼をし、その1ヶ月後に編集・発行することとした。
4 既刊図書の発送
・稲村委員による意向調査の結果が届いているが、あまり多くないので再度依頼することとした。図書発送は、稲村委員が担当する。
5 会費の請求
・総会終了後速やかに行う必要がある。
6 関水コン30周年記念
・関水コン30周年を記念して本会発行の図書を会員1社1冊ずつ寄贈することにした。どの図書にするかについては、木村委員の担当とする。
7 今後の運営上の課題について
@事務局機能 豊田氏に巡回してもらっているが、郵便物の開封・対応までは依頼できないので、運営委員が当番制で巡回することとした。
A会員拡充策 アイデアを持ち寄るとともに、担当を決めて案を作成することとした。
B会場手配等 椿本委員の担当。
C謝礼金等の基準 下水道協会の例などを基準として椿本委員が担当。
8 その他
・前回評議員会議事録を谷口委員に確認することとした。
・このほかの担当については、次回検討する。(機関誌14号の編集分担と併せて総会終了後酒井から案を配布した。)
・機関紙編集分担確認・編集日程
・次回運営委員会は6月1日(土)午後1時とする。(総会終了後決定)会費請求の発送等を併せて行う。
第3回運営委員会
日時 平成l4年6月1日(土)午後13時30分〜15時30分
出席者 谷口、地田、石井、椿本、佐藤、酒井(議事録作成)
1 役割分担 当面の役割分担を以下のように決定した。
・会員管理、名簿管理 佐藤、酒井、(栗田
・会計 佐藤、(地田)
・広報(ふくりゅう+ホームページ) 稲村、保坂 HP構成の見直し、全員 ふくりゅう記事収集、酒井 ふくりゅう編集
・イベント会場手配 椿本
・事務局巡回 当番制(注) 全員、刊行物発送
・機関紙編集 森田、酒井
・謝金基準案作成 椿本
・法人としての事務 谷口(都生活文化局)、酒井 (法務局) 注 巡回時の作業内容を明確にする必要がある。このほか、以下の議論があった。
・新入会員への送付物として、入会確認書、会費請求書、最新刊行物(機関誌含む)、図書リストを送ることとした。
・お知らせの電子メール化 インターネット利用者が少ないことから当面は行わないこととした。
2 機関誌編集分担 別紙の分担表を了承。表中の担当者未定のところは、以下のようにする。
・バルトン忌進行 昨年のふくりゅう記事をベースとする。(酒井担当)
・評議員会議事録 谷口委員が昨年作成したかどうか確認。議案内容が総会とほぼ同じなので機関誌に議事録を掲載する必要性は小さい。なお、今年の評議員会については、谷口委員の担当とする。
・久保理事長の講演は長時間であり、本人の確認に時間を要することも考えられ、長文の論文が講演集にも掲載されているので、機関誌に再度掲載する必要性は小さい。ただし記録としての意味は小さくないので、テープ起こしをしておく意義はあるという意見もあった。
・リドゥアン氏の講演録については、当日講演時間が短縮され、講演内容だけでは不十分なので、稲場委員の翻訳をもとに加筆する。(椿本委員)3年間予定・会報発行予定配布の年間行事予定、会報発行予定を了承した。定例研究会について講師候補者などについて議論した。
4 バルトン忌の準備について
・日程は8月3日(土)午後1時から講演、その後墓地へ移動し墓参とする。講演会場の手配は、椿本委員担当。
・稲永氏を通じ佐々木ゆかりさんにバグパイプ演奏をお願いする。
5 博物館情報交流会議について
・木村委員より送られてきた大阪府の案について意見交換を行った。その結果、本会が企画内容に積極的に意見を出すべきとの意見があった。
・パネル展示の要請については昨年のシンポジウムに用意したものを提供する。
6 その他
・次回日程については未定
・会費請求書送付作業を行った。過年度の未納者については、おって佐藤委員から請求する。
・欠席委員にも資料を送付するようにする。(部数を用意するようにし、当日ポストに入れられるようにしてはどうかと思います。)
第4回運営委員会
日時 平成14年6月27日(木)午後6時30分〜9時
出席者 栗田、木村、地田、石井、椿本、佐藤、保坂、酒井(議事録作成)
1 バルトン忌について
・講演を滋賀県立大学細馬宏通氏(「浅草十二階」の著者)に依頼し、了解を得た旨報告があり、了承した。
・演題 「浅草十二階とバルトンのいた明治」
・バグパイプ演奏 佐々木ゆかりさん
・これからの予定と分担
・会場 プログラム決定 椿本
・懇親会を開催(会費2000円+会からの補助2000円)する。
・懇親会参加希望者には25日ごろまでにFAXをもらうこととした。
・会報(ふくりゅう)に掲載
・島村花店との連絡、小菅村の水の準備などについてNJS佐野さんに確認 椿本
・講演者およびバグパイプ演奏者(稲永さんを通じて)には酒井から連絡
・その後、椿本委員により、会場については学士会館を予約。プログラムは以下のとおり。
・12時島村花店集合、1時ごろまで墓参 (バグパイプ演奏)、移動の後1時50分から講演、3時から懇親会
2 「水と森と食の祭典」 について
・7月1日に予定されている第1回実行委員会の準備会に藤森監事、谷口委員、酒井が出席する。
(実行委員会準備会メモ)
・第1回実行委員会は7月25日に関係協賛団体に呼びかけて開催する。
・主催は「実行委員会」、本会は協賛団体。ただし、小菅村、多摩川源流研究所とともに実行委員会の呼びかけ団体となる。
・本年度事業計画にあった「中川金治翁を偲ぶ会」を併せて開催することは難しい。
・「祭典」では稲場委員が「中川金治をたずねて」という内容で基調報告。
・多摩川源流域の4市町村で源流協議会が結成されている。
・源流域ネットワークが結成されている。(多摩川源流研究所が事務局)
3 博物館交流会議へ向けた日本下水文化研究会の意見集約
・博物館会議そのものについて 会議の継続性維持のため必要があれば本会が事務局の任を務めることを了承した。
・今年度企画について 大阪府から要望があれば企画に参加することを含め協力することとした。支援金はそのうえで決定。交渉は木村副代表の担当とした。
4 水フォーラムへの取り組み
・直接の関与は行わないが、「水と森と食の祭典」、「博物館交流会議」でアピール作成及びアピールのバーチャルフォーラムへの投稿などを通じて意見を表明していくこととした。
5 機関紙編集分担確認
・次回、分担後音の進捗状況を確認することとした。また、運営委員が編集に当たる場合(著者の場合)は原則としてそのまま印刷できる状態まで編集することとした。
6 ふくりゅうの記事内容案
・ふくりゅうの記事内容を了承した。(バルトン忌案内、源流祭典の動き、総会報告、広松さん計報(稲場委員)、東京のし尿処理、会費の請求、木村さんへの謝罪(前号のタイトルの文字化け)、無洗米情報)
7 名簿内容の確認
・以下の予定、名簿のフォーマットを了承した。
・異動の確認(7月6日までの会費振込用紙による)→編集→ふくりゅうとともに発送(それまでに異動通知が無ければそのまま編集)
8 今後の運営上の課題について
・事務局機能 運営委員がローテーションで巡回することを了承した。巡回時の作業内容(案)の作成は佐藤委員の担当。
・会員拡充策 意見・アイデアを出しあうこととした。
・運営委員が名刺を持つこととした。
・ホームページの見直し 構成が良くない(例えばトップページのコンテンツがアンバランス)ので、改める必要がある。保坂氏が案を作成することとした。ホームページは過去の実績がストックされていくように構成するという提案を了承した。
・運営委員同士の連絡、意見交換をインターネットの掲示板(JCAのサービスにあり)を使ってはどうかという意見があった。細運営委員の間でディスカッションの場を設けたいという意見があった。運営委員会の場が細かい議論をするのではなく、事務局提案の了承する場になれば理想的だが、現状では困難が多い。この件に関し、定例研究会でフリーのディスカッションの時間を長く取ることにしてはどうかという意見があった。
9 その他
・次回日程7月27日(土)1時半から
・雨水講座(雨水利用を進める全国市民の会)で下水道料金についての勉強会を行っているので、適宜協力したい旨提案し了承した。
・関水コン30周年記念として参加者に進呈する図書を叢書のなかから先方に選定してもらうこととした。
・総会後の各種手続き
@法務局へは昨年どおりの書類(運営委員=理事の就任承諾書含む)を用意し酒井が登記申請する。
A東京都生活文化局への届け出については会計関係栗田委員、その他については谷口委員に確認。(担当者も含めて)
・環境文明21の法人会員を退会し、個人会員(酒井)となることを了承した。(手続き済み)
・三大地震写真集からの転載要請(NJS)に対して許可した(6月17日)ことについて了承した。
第5回運営委員会
日時 平成14年7月27日(土)午後l時〜3時30分
出席者 地田、石井、椿本、稲村、酒井(議事録作成)
1 バルトン忌について
・講演者が使用するプロジェクターは会場(学士会館)から借りることとした。プロジェクター様式等を細馬さんに確認する。会場交渉 椿本委員、講演者連絡 酒井
・石井貴志氏に最近入手した写真を披露してもらうこととした。(プロジェクター使用)
・バグパイプ演奏曲目のリクエストを求めに回答した。墓前と懇親会場で演奏をお願いするかは当日確認する。
・参加者は会員以外に、イネス家につながりある方(Mrs.Beth Landin)、日本スコットランド協会、細馬氏の十二階講演(7月27日)聴講者など
(担当は以下のとおり)
・会場準備 椿本委員、11時に会事務所でNJS佐野さんからバルトンの写真を受け取る。12時集合の後会場準備、機器確認のため学士会館へ。
・墓前から講演会場までの移動案内は参加運営委員で行う。参加者等未定なので全員で臨機応変に対応する。
・講演会場での受付 椿本委員
・写真は栗田委員に依頼する。連絡 地田委員
・講演録音 稲村委員
・後日、稲場委員から産経新聞で開催案内が掲載される可能性あるとの連絡あり。
2 「水と森と食の祭典」について
・第1回実行委員会の状況について藤森氏よりFAXがあり、それに基づいて状況説明。
・本会としては積極的に協力ということで了解した。
3 9月の定例研究会について
・谷口委員より谷口孚幸氏に依頼・了解された旨連絡があった。
・日程についてとくに要望はないので、谷口委員に講演者の都合の良い日程で決定してもらうこととした。
・次号ふくりゅうは間に合わない可能性があるので、その場合開催通知は別途はがきを出す必要がある。
4 機関紙編集分担確認
・森田委員より表紙の依頼済みとの連絡入っている。
・同先生の総会記念講演は石井委員が原稿チェックならびに写真拝借の再要請。
・辻井氏の原稿を本人が作成するか石井委員が意向を確認する。そうでない場合石井委員が担当する。
・稲場委員のバルトン忌講演について原稿確認を依頼する。(稲村委員)
・モノクロで写真集を作れないか。
5 その他
・次回日程 未定(次回定例研究会の日程に応じて)
・関水コン30周年記念として、各社へ「三大地震と人々の暮らし」1冊を進呈してはどうかという提案が稲場、木村委員からあり了解した。(約120冊)
・海外水文化研究会の立ち上げ 石井委員の提案により8月には第1回を開催する方向で準備に入ることにした。
・雨水利用を進める市民の会が下水道料金について勉強会をしており、本会でも重要なテーマと考えているので、本会会報へ問題提起的な寄稿を依頼し、承諾を得た。
第6回運営委員会
日時 平成14年9月27日(金)午後6時30分〜9時15分
出席者 谷口、佐藤、椿本、森田、酒井(議事録作成)、特別出席 藤森、中村
1 多摩源流イベント・水と森と食の祭典
・「水と森と食の祭典」実行委員会報告9月11日に開催された実行委員会の報告が藤森氏及び谷口委員からあった。新たな動きは以下のとおり。
・小菅村が主催団体として主導的立場となり、本会は祭典実行委員会の加盟団体となる。
・源流4市村で多摩川源流協議会が7月30日結成され、イベントの協力団体になった。来年以降この団体が中心となって源流のイベントを継続する可能性がある。
・実行委員会から、水フォーラムへ何らかのメッセージを送る予定。
・会員への周知・会としての取り組み ・参加者募集(会報発行からイベントまであまり日が無いので、電話等で参加勧誘)
・都水道記念館所蔵の中川金治撮影の写真展示(展示コーナーは設けられる。写真は拡大コピーし、偲ぶ会で使用したもの。藤森氏の車で当日搬送)
・図書販売(図書の送付、リスト、領収書)
・支援方法 多摩川源流研究所中村氏に金額、渡し方等打診する。(稲場委員に依頼)
2 中川金治翁をしのぶ会報告 9月24−15日丹波山村の民宿たちばなにおいて行われた。参加者は丹波山村から13名、落合集落から1名、本会から5名の19名。研究会からは10万円の助成を行った。(うち5万円は中川神社維持基金として積立金の一部に運用。)
3 第26回定例研究会
・講師・演題・日時 谷口孚幸氏「都市の水代謝デザイン」10月25日(金)
・会場 水道会館で確保済み。
・司会 谷口委員、受付 佐藤委員、録音 谷口委員、写真 栗田委員の担当とする。
4 機関誌刊行日程 原稿(表紙を含めて)はほぼ出揃った。30日に愛甲社へ原稿を渡す予定。今年も写真集を作成するなど新たな編集はできなかった。発行時期(10月末〜11月はじめ)を会報に掲載。
5 ふくりゅう28号・記事の確認
・ふくりゅう記事の確認をし、原稿未着分については、下記の分担として早急に酒井までe −メールで送る。
・中川金治翁をしのぶ会報告 中村氏
・バルトン忌報告 椿本委員
・定例研究会の著者紹介、内容 谷口委員
・海外・水と文化研究会の発足 椿本委員
6 運営の役割分担・日常事務作業の分担について
・佐藤委員から会計作業の効率化のため、会計・財務ソフトの購入の要望があり、了承した。
・ FAX・e−メールでの図書注文に関し、注文・発送・到着・入金確認の流れがわかるように書類を作成しファイルする必要がある。
7 海外・水と文化研究分科会について
・8月29日「海外・水と文化研究分科会」が発足した旨酒井・椿本委員から報告があった。
・今後の予定、参加の呼びかけ等について会報で報じることとした。
8 英語版「日本のし尿処理の歴史」作成支援
・国土交通省・藤木氏より、水フォーラムにおいてサニテーションの問題も取り上げるので、わが国が行ってきたし尿処理について英文で提示したいので協力要請があった。
・9月12日地田委員が藤木氏を訪問し、「日本文なら可能」と回答。書翻訳作業全般は困難であるが、翻訳文のチェックでも協力してもよいのではないかという意見があった。
・このような要請に対し契約を結ぶことは当面では難しいが将来的には考えていきたいという意見があった。
9 博物館交流会議
・11月ごろに開催するといっていた今年の会議について、主催団体の大阪府からとくに連絡が無い。今年度については例年通り対応するが、次年度以降も助成金という形の支援を続けるかどうかについては、引き続き議論していく。
10 下水文化講演会
・今年度事業にあげている活動であるが、図書の有効活用ということにとらわれず、定例研究会を拡大したもの、あるいは定例研究会の回数を増やすなどで対応することとした。
11 「Paris Sewers and Sewermen」の翻訳
・京都大学・萩原教授が下水道で働く人の歴史・現実をえがいた表記の書籍を入手された。本会で翻訳を行ってはどうかという提案がなされた。読書会・勉強会のようなものを発足(メンバーは会報で募る)し、定例研究会などで公表の機会を設けることとした。そのうえで、文化叢書、あるいは別の形での出版を考えることとした。
12 東本願寺大規模修繕に伴う雨水計画支援
・東本願寺から表記の相談を受けた(酒井)。会報にその主旨を掲載し、会員よりアイデアを募ることとした。
13法務局、東京都生活文化局への届け出について
・法務局への理事変更の登記申請については、退任・辞任の処置が正しく行われておらず、再提出することとなった。(27日)
・都生活文化局への届け出は完了した。
14 その他
・次回は、11月1日(金)18時30分。
・会員のもっている情報の発信、講師を呼んでの講演会主体から会員相互に知恵を出し合い、何かを作り上げていくことも今後必要ではないかと言う意見があった。
・図書の送付については、郵便の書籍便より安いメール便を契約できないか検討する。(森田委員担当)なお、送付作業を依頼している愛甲社にも導入の可否を確認する。
第7回運営委員会
日時 平成14年11月1日(金)午後7時30分〜9時30分
出席者 石井、椿本、森田、酒井(議事録作成)
1 多摩源流イベント・水と森と食の祭典報告
・酒井から表記イベントの報告があった。会からの参加者は関係してきたものに限定されていたが、イベントそのものについては、盛会であった。ただし、準備段階での運営方法、次年度以降継続するか、継続する場合の実施体制など課題は残ると考えられる。
・水フォーラムへの提言・アピールなどの話は途中から抜けてしまった。
2 平成14年度のこれからの事業予定
・定例研究会について次の意見があった。
・酒井が行った「雨」に関するアンケートの報告(会員に向けて行ったものなので発表の義務があるのでは)に関連するほかの講演も含めて行う。
・会員のなかから発表者を募るべきでないか。
・定例研究会講師をはじめとして謝礼の基準を早く明確にすべきである。(現行はNPOとしては高額ではないか。)
3 在庫図書有効利用策・会員拡充策・会員サービス
・以上3件について、いくつかアイデアが出ているが、実施可能性を判断しアクションに移すべきである。担当者を決める必要がある。
4 運営会の役割分担・日常事務作業の分担について
・来年度は改選期なので、人選の準備に入る必要がある。
5 海外水と文化研究分科会について
・次回11月8日あるいは15日に佐藤運営委員に「モルドゥバの水事情」について話してもらう。
・次々回には、酒井が今月末バングラデシュへ行く予定なのでその帰国報告を予定する。
6 英語版「日本のし尿処理の歴史」作成支援について
・本会が提供した内容から取捨選択されることになるもよう。英文に訳されたものをチェックするなどで協力する。
・本会の協力、個人的な出典など明記されるよう要望する。
7 機関誌送付先
・送付先のチェックを行う必要がある。(役所名の変更、役所への送付)
・送料こちらもちで送る必要があるのかと言う意見があった。(千葉県の図書館からあった送付の要望については石井委員が確認のうえ送ることにした。)
8 その他
・関水コン30周年記念に送付した図書が先方に到着したことを確認した。
・次回日程は未定。(後日メール等で相談)
・今後の会の運営(NPO法人としての)について
・本会が寄付をするということに関して 本会が発端のアイデア・企画に深く関与したとはいえ、その後は、運営には関与せず、助成だけをしている状態の事業があるが、そういう活動はふさわしいのか。
・営利を目的とするわけではないが、受託活動も今後の活動に含めていくことは考えられないか。
第8回運営委員会
日時 平成14年12月21日(土)午前10時〜12時30分
出席者 地田、稲村、石井、椿本、谷口、酒井(議事録作成)
1 博物館交流会議について
・この会議自体がマンネリ化している感がぬぐえない。発足時の意義が十分伝わっていないのではないか。見直しの時期に来ている。
・議事録、会計報告がないなど会議としての最低限の要件が満たされていない。
・稲場前代表が発足に深く関与したとはいえ、このような状況で本会が助成を継続するのは、本会の活動としてふさわしいのか。
・この会議が継続する意義は発足時より高まっていると思われるので、会議が本来の役割を果たすように支援することを考えるべきではないか。
・しかしながら、一方的に助成金を打ち切るなど行うと、その時点で会が存続しなくなる懸念もあるので、今回に限り助成金は従来どおりとする。
・交流会議のあり方、助成金を含めた本会からの支援のあり方を1月16日の交流会議で議論することとし、酒井が参加する。
・会議でどういう発言をするかについては事前にメモ等を作成し、運営委員の意見を聞くこととする。
・下水道博物館は本会の活動を広める拠点になるので、刊行図書を一式送付するなど関係を深めていくべきである。
2 今後の予定 (本年度行事)
・酒井(昨年実施のアンケート結果を含めた雨水計画論)を講師として行う。
3 機関誌送付先
・本日の出席者で、加えるべきところ除くべきところを検討し、稲村委員が取りまとめる。
4 会報の内容
・13日に行われたし尿研究会の報告及び1月30日の開催案内を加える。
・岡並木評議員の計報を掲載。(酒井原文、稲場委員に加筆してもらう。)
5 海外水と文化研究分科会
・1月31日酒井がバングラデシュの水にかかわるリスクについて報告する。
・会報で本分科会への参加希望メンバーを募っている旨掲載する。
・報告内容をホームページで公開してはどうか。
6 し尿研究会刊行図書の会員配布
・下水文化叢書に準じて会員へ配することとした(叢書として発行を考えていたものに技報堂が関心を示したもの)。
・まえがきあるいはあとがきに本会との関わりを明記して、一般読者に本会の存在を伝える機会とする。
7 次年度役員
・来年の総会は役員改選期に当たる。本会発足当初より重要な役割を担ってこられた稲場、谷口、栗田の3委員にいつまでも頼る状況から脱する機会ではないか。
・栗田委員からは辞退の要望が出ており、谷口委員も異論はない。
・3委員には引き続き評議員としてご指導、ご協力願いたい。
・3委員に代わる運営委員候補として、数名の名前があがり、運営委員が分担して交渉・打診することとした。
8 その他
・次年度以降都生活文化局、法務局(登記)の手続きは総会時に行えるようにする。椿本委員が担当する。
・会のアドレス宛いたずらメールが多いので、アドレス変更を検討する。
・NPO法人としての今後の会の運営について
・活動には資金がどうしても必要であり、翻訳等の受託活動も今後の活動に含めていくことは考えられないか。
・資金確保は助成金、研究費応募など別の手段もある。受託した場合、その報酬の配分が難しくならないか。
・受託するかどうかを含めて個別に取り扱いを運営委員会の場で決定する。
・なお、本会定款では理事は報酬を受けられないことになっているので、受託する場合定款の改正が必要になる。
・岡並木評議員の逝去にあたり弔電ならびに供花を行った。
・次回日程1月27日(月)とする。
第9回運営委員会
日時 平成14年1月27日(月)午後6時30分〜9時
出席者 地田、佐藤、椿本、森田、酒井(議事録作成)、特別出席 保坂
1 博物館交流会議報告ならびに今後の対応
・1月16日大阪府で行われた下水道博物館情報交流会議について酒井から報告があった。(酒井、木村副代表参加)今回は水フォーラム関連事業として開催の意向もありながら例年通りの形式となったが、今後の会議のあり方を含めて議論が交わされた。
・会としては、今後も協力していく。ただし助成金の金額については、必ずしも従来どおりとはいかないことは会議の場で伝えている。
・水のエキスポでの下水道博物館のPRを行うこととなった。(日本下水文化研究会もパネル展示、パンフレット配布の方向で交渉中、木村副代表)
・本会から以下の2点について打診することとした。本会ホームページ上に下水道博物館のページ開設(各博物館とリンク)
・本会の刊行図書の所蔵・パンフレットの配布依頼
・酒井に対し大阪市から世界水フォーラム記念講演会(大阪市下水道技術協会主催)での講演依頼(タイトル「下水道科学館(博物館)に期待するもの」があり、了承した旨報告があった。
2 今後の予定(定例研究会)
・3月7日(金)に酒井「都市生活者は雨と生活とのかかわりをどう考えているか?」(仮題)で行う。会場は、水道協会会議室確保。分担等は次回運営委員会で決定。
3 会報の発行予定
・もう1回発行(2月下旬)
・内容 博物館交流会議、し尿分科会報告2回、海外分科会報告1回、博物館めぐり(稲村委員)、定例研究会開催案内、し尿分科会例会案内、総会案内、多摩源流まつり案内などとする。
4 次年度役員
・稲場、谷口、栗田の運営委員3名の評議員就任を了承。
・評議員については、高齢の方もおられるので名誉会員制度を設けることが提案された。
・運営委員については、数名の候補者と交渉中。
5 総会の日程
・記念講演講師等
・5月17日あるいは24日(土)開催とする。会場は水道協会会議室をあたる。
・記念講演講師 高橋裕先生(評議員)に打診する。
・議事のなかに定款の変更を含める旨提案があった。
・下水文化研究会の定款20条「役員は報酬を受けることができない」を「役員のうち報酬を受ける者の数は、役員総数の3分の1以下とする」
6 会計監査・評議員会の日程
・今年度会計処理及び会計監査を3月半ばに終える。
・評議員会日程は4月下旬あるいはゴールデンウイーク明けとする。
7 関西支部の動向
・支部運営委員会を発足する等を行い、木村副代表を中心に支部活動を活性化させようという動きがある。なお、2月7日に打合せ会が開催される予定。
・この打合せ会までに機関誌送付を求められていたが、これは森田委員が対応。
8 機関誌送付先 (図書館等)
・稲村委員から、閉館施設、名称変更等の整理のほか、いくつか追加の提案をもらっている。また、最近の図書注文の傾向から人文社会学系大学図書館を追加してはどうかという提案があった。
9 日常業務の確認・ルーティン化
・以下の事項について作業のルーティン化を図る。
・図書の受注〜入金確認まで (地田委員)
・会員名簿の変更〜宛名ラベルの印刷(佐藤委員)
・消耗品(封筒など)の確認・補充 (地田委員)
10 その他
・ホームページ 構成を再検討する必要があるが、コンテンツフレームを作成することとした。(保坂氏)
・次回日程 2月22日(土)午前11時から
第10回運営委員会
日時 平成14年2月22日(土)午前11時〜午後1時30分
出席者 稲場、谷口、木村、石井、地田、佐藤、椿本、稲村、酒井 (議事録作成)
1 第27回定例研究会について
・3月7日の第27回定例研究会の分担を次のように決めた。
・司会 地田委員、録音 佐藤委員
・プロジェクターについては、酒井が中西さんに確認。
2 名誉会員制度の創設について
・評議員などとして長期にわたり会に貢献された方がその任を終えられた後会との縁が切れることのないように、次年度名誉会員制度を設ける。
・定款の会員の項に追加する。文面作成は椿本委員の担当。
3 会計監査、評議員会・総会日程等
・会計監査4月1〜4日の間に行う。
・評議員会は、4月12日あるいは19日。なお、評議員の方に事務所を見てもらうため、事務所近傍の会場として新宿厚生年金会館をあたる。(担当 谷口委員)[その後どちらも予約できないため学士会館を当たることとした。椿本委員担当]
・西堀代表評議委員の日程確認は酒井。(総会については連絡済み)
・評議員への案内発送・出欠確認は、椿本委員担当。
・総会記念講演は高橋裕先生から承諾をいただく。高橋先生のご都合から5月17日(土)午後の開催とする。
・総会会場 中西さんを通じ水道協会7階会議室手配済み
・評議員会資料作成は、評議員会一週間前を目途とする。総会議案書は、連休前発送が必要。
・総会議長は木村副代表が務める。
・総会後の手続き(法務局、都生活文化局)については椿本委員が担当する。住民票等の必要書類については総会当日に持参するよう事前に指示することとした。
4 平成15年度事業計画案
・研究発表会のテーマとして江戸開府四百年を記念して、江戸東京の水をテーマとしてはどうかという意見があった。また、このテーマに賛同するNPOを集合することも企画されたい。(稲場)
・定例研究会が低調なので、テーマを研究発表会に連動させるようにしてはどうか。(稲村)これに関しては、江戸東京博物館の学芸委員の方に講演を依頼する案が考えられる。
・し尿研究会編集の本の配布も加える。
・関西支部については、事業計画を議論する時期と評議員会日程が前後するので、場合によっては評議員会では支部活動経緯の説明とし、総会議案書には事業計画策定を間に合うようにする。また、木村関西支部長が議長を務めるので、議案提案説明は別の者が行う。(議題6と関連)
5 議案書内容
・議題2とともに「役員報酬」に関して定款改正を提案する。
・理由 活動のすべて無償のボランティアに依存するわけには行かず、財政健全化のためにも収益事業を考えなければならないケースも想定され、その準備が必要。
・役員は無報酬という規定を「役員の3分の1は報酬を得ることができる」とする。文案作成は椿本委員。
6 関西支部・平成15年度活動方針
・関西支部活動を活性化する動きについて木村副代表(関西支部長)から説明があった。
7 機関誌編集分担確認
・中西先生総会記念講演 稲村委員
・定例研究会2題(谷口氏、酒井、神吉氏(昨年度))いずれも本人講演録作成。(谷口氏には谷口委員から確認)
・バルトン忌・細馬氏 酒井から講演録作成を依頼表 分科会については、もう少しページを増やす方向で編集する。
・中川翁をしのぶ会、源流の祭典などの参加記を掲載。
・湖沼会議での久保氏の講演について、論文集と異なる内容も講演されており、貴重であるので、テープ起こしのうえ機関誌へ掲載してはどうかという提案があったが、機関誌とは別のかたちで残すこととした。
・山崎達雄氏の原稿依頼 会としては了解する。
8 その他
・雨水利用市民の会水フォーラム関連イベントについて酒井から説明があった。
・博物館交流会議支援 写真パネル「日本の下水文明と下水文化」のリストを情報交流会議出席自治体に送付知ることとした。また、普段の情報交換の場の開設を支援することに関して参加自治体の意向を調べることとした。
9 その他
・中川金治の詞を維持する基金が昨年設立されたが、築後30年以上経過しており、石製で建替えしてはどうかという案があがっている。費用は募金で賄うことを考えているので、本会会員にも協力を仰ぎたい旨稲場委員、藤森監事から提案があった。
・次年度事業計画策定についての議論を目的に3月18日(火)に会議を行う。