本部 活動報告
平成10年度活動実績
第1回
日時 1998年4月24日(金)18時30分〜21時20分
場所 日本ビル3階 会議室
出席者 石井、桂川、栗田、小嶋、小松、酒井、佐野、谷口、照井、古畑、山出、柳下、以上12名 新運営委員の自己紹介の後、議事に入った。
議事
1、今年度事業スケジュール
@機関誌の発行 機関誌「下水文化研究」第10号を刊行する。
A下水文化叢書の発行 会員から原稿を募集し発行する。
B多摩川源流祭への参加(5月4日〜5日)
Cバルトン忌の開催(8月5日)
D定例研究会の開催 関西支部を含めて4回程度開催する。
E会報の発行 会報「ふくりゅう」を年4回(季刊)発行し、会の活動状況を伝播し会員相互の交流を図る。
F下水道博物館交流会議への支援 今年度は東京での開催なので、今までよりも何らかの形で積極的にかかわりたい。しかし、自治体が主催なので、その自治体の協力要請にあわせながら対応していく。
G下水文化振興基金の積立て 平成9年度会費収入の10パーセント相当額を下水文化振興基金として積み立てる。
H基本問題検討委員会の設置
a中期的事業計画の策定
bバルトン没後100年記念特別企画(1999年度)
cNPO法に基づく法人格取得の検討
d水文化関連交流集会の開催準備
e海外の下水文化(開発途上国、先進国の水管理、遺跡)に関する調査。
I家庭内有害物質の取扱いに関する小冊子の刊行
Jネットワークづくりのためのホームページ開設 K雨水利用市民フォーラム(8月9日)への参加
Lシンポジユウム「下水道に関わる文化・歴史の保全と継承」(仮称)の開催
M日本下水文化研究会の英文名称、レターヘッド及びロゴマークの設定
2、運営委員担当
@会計 栗田、佐野
A書記 柳下、栗田
B雨水利用フォーラム 酒井、栗田、古畑、(村瀬氏から展示用パネルかポスターを出して欲しいとの要望があった。
・雨水を利用した都市の管理、
・栗田氏の研究作品、の2点についてパネルを作りたい。5月22日(金)に村瀬氏との第1回目の打ち合わせ会が予定されている。)
C下水道博物館交流会議及びシンポジユウム 谷口、桂川、照井
D定例研究会 内容等は運営委員会でその都度決める。
Eバルトン忌 佐野
F多摩川源流祭 山出(藤森氏との連絡窓口の設定を急がねばならないので、とりあえず連絡調整を担当する。)
☆D、E、Fに関し印刷物が必要になった場合は、小松委員が作成する。
G機関誌及び「ふくりゅう」 小松、斉藤、高橋(敬)、(「ふくりゅう」で、当会の英文名称等を募集する。)
Hホームページ開設準備 山出
I会員名簿管理 山出
JNPO認証登録 酒井、照井
K家庭内有害物質小冊子作成 谷口、酒井、桂川 L基本問題検討委員会 あり方委員会の構成員で継続する。なお、この日の運営委員会に出席できなかった、鈴木(直)、妹崎、新澤の3氏については、運営委員会出席時に担当を決める。
3、基本問題検討委員会の具体的進め方
@NPO法に基づく法人格取得 酒井、照井両氏が継続してすすめる。
Aバルトン没後100年記念特別企画(1999年度) 今年のバルトン忌でバルトンの功績に関わる講演を東京都水道局に依頼したが、同局の事情もあり、この講演は当特別企画のなかで考える。
B海外の下水文化(開発途上国、先進国の水管理、遺跡)に関する調査 石井、小嶋、桂川の3氏が中心にすすめる。
C中期的事業計画及び水文化関連交流集会の開催準備 稲場代表と相談しながら進めていく。
4、第1回定例研究会
講師 稲場紀久雄氏 「アル・ゴアの環境思想」
日時 環境月間である6月中とし、6月19日(金)の夜を予定する。〔稲場紀久雄氏の了解が得られたので、6月19日(金)が確定しました〕
場所 水道協会(市ヶ谷)又は清掃局の会議場(飯田橋)とし調整する。第2回定例研究会は9月とし、講師に谷口孚幸氏を候補として折衝する。
5、家庭内有害物質に関する小冊子出版 谷口、酒井、桂川の3氏で準備をすすめる。
6、ホームページ開設 山出氏から調査の中間報告 安価、高速、大容量回線等の理由から日本テレコムのODNが良いと思われる。個人名義だと2450円/月程度。法人名義だと5000円/月程度となる。しかし、法 人名だと複数の相手と同時に通信可能となるなど利便性がよい。 月々料金の支払いなどはカード決済のため、別途クレジットカードの作成契約が必要。セキュリティの面から専用銀行口座の開設も必要。 既設の電話回線を利用した場合、利用料の分割が難しくなる。 ホームページの内容は、現在作成中。以上の報告をもとに検討。つぎのようにすることとなった。
@個人の所有する既設の電話回線を利用することは個人名義で契約することになり、仮に金銭上のトラブルにまきこまれるようなことが発生すると個人の責任負担が大きすぎるので、個人名義の契約は避けたい。
A法人格の取得手続きを進めている今、多少時期は遅くなっても法人格を取得してから、法人名で契約した方がよい。
B法人格取得後、すみやかにホームページを開設できるように、準備作業はどんどん進めていく。
7、その他
@平成10年度予算について栗田会計から報告 「現在の手持ち現金は40万円程度と少なく、賛助会員の退会数も増加している。財政のたてなおしを図る必要がある。賛助会員の確保等について次回の運営委員会で検討したい。」との意見が出された。
A石井運営委員から、当会の中に「し尿処理勉強会」を設置したい旨提唱があり了承された。
会長兼事務局 小松運営委員があたる。
構成員 日本下水文化研究会々員に限らず、希望者は参加できるものとする。
勉強テーマ し尿処理の歴史、海外のし尿処理の動向、し尿処理と文化、下水道とし尿処理 等。
【第2回】
日時 1998年6月4日(木)18時30分〜21時00分
場所 日本ビル3階 会議室
出席者 石井、栗田、小松、斎藤、酒井、佐野、照井、柳下、 以上8名
議事
1、運営委員担当 前回の運営委員会に出席できなかった委員の担当を決めた。妹崎委員−雨水利用フォーラム、新澤委員・鈴木委員−会計
2、第1回定例研究会の役割分担
会場手配−照井(水道会館〔市ヶ谷〕への依頼文を出す)
受付−照井、司会−酒井、写真−小松
テープ起こし−栗田(稲場氏に
@テープ起こしにかえて講演文の作成をお願いできないか、
A当日の参加者に配付予定の「『沈黙の春』への序文」の用意、の2点について問い合わせる)
買い物(懇談会用)−適宜
3、雨水利用市民フォーラム 5月22日に酒井、栗田の両委員が打ち合わせに参加した。
「雨水利用自治体・市民フォーラム」は8月7日(金)から9日(日)まで開催される。斎藤委員がカメラ担当で、この期間中ボランティア参加する。
当研究会からはポスターを出展することとなった。ポスターは、A1サイズで、
@江戸時代に作られた雨に関する川柳、
A「都市雨水流出に関わる汚濁・汚染問題」(別紙参照)をテーマにしたもの、の2点を出展する。
@は栗田委員が、Aは妹崎委員が作成する。なお、この外にも出品できるポスターがあれば出品する。
当研究会は8月8日(土)の「雨水利用市民フォーラム」に参加する。当日は13:00〜15:00までポスターセッションが開かれるが、この説明者は栗田、古畑の両委員にお願いする。
このフォーラム事務局では、雨に関する「川柳」を募集しています。当研究会にも応募して欲しいとの依頼がありました。委員の皆さん、ふるって応募して下さい。「川柳」を創作した方は、6月20日までに栗田委員に連絡して下さい(電話でもOK)。
☆この催しは、当研究会の今後の活動の参考にもなると思われるので、できる限り多くの会員の参加をお願いしたい。
4、家庭内有害物質に関する小冊子出版 表紙はフルカラー、中味は2色刷り。A5版、約20ページ。予算が許せばリサイクルペーパーで。7月末発行。1000部印刷。久美工芸社に依頼。
日本では実施が困難と思われることでも、現に米国マサチセッツ州では実施している。これを紹介する意味は大きい。
当会員以外には販売することとし、単価等を検討する。
5、バルトン忌 〔8月5日(水)〕13:00〜15:00 斎藤博康氏の講演(演題は未定)。
(なお、東京都水道局長のメッセージが寄せられる予定)
斎藤博康氏との折衝には、酒井委員があたる。
講演会場は、佐野委員が選定する。
15:00〜16:00 墓参。今年は時間の関係から、バルトンの墓のみとする。他の墓地の墓参、懇談会は行わない。
バルトン忌の案内は「ふくりゅう」誌上に掲載する。
6、機関誌(第9号)の発行
9月頃発行の予定だが、原稿の集まり具合がいまひとつというところ。
原稿は7月中旬までに提出のこと。
7、基本問題検討委員会の設置
内容等については別紙を参照。
評議委員と運営委員の中から構成員を出す。
内容を運営委員代表が一端詰めた後、基本問題検討委員会に諮る。
実施の難しいこともあると思われるが、一つ一つ具体案を練りながら、審議をすすめていく。
8、報告・その他
(1)NPO法施行に伴う対応 東京都の窓口−生活文化局コミュニティー文化部振興計画課。 当研究会としては、
@法人化のメリット、
A総会に関する事項等の必要事項を定めた定款の作成、
B法人化に向けての会計事務の適合性、
C税金問題、D事務所所在地、等を詰める必要がある。
初めてのケースなので、申請から認可までの期間は不明。
手続きに必要な様式書類については、東京都で準備。
(2)新会員の募集
会員募集のパンフレットを、今までとは違う発想で、小松、斎藤両委員が「案」を作成する。
法人での加入が難しい場合は、個人会員としての加入を強く呼びかける。
賛助会員の減員をくいとめるため、機関誌に「賛助会員から当研究会へのコメント付きの広告」を掲載する(この場合、無料掲載にしてもよいのでは、との意見あり)。
(3)平成10年度第2回定例研究会
講師は、谷口孚幸氏(内諾済)。
9月25日、神田学士会館を予定。
(4)多摩川源流祭 5月4日〜5日に行われたが、当研究会からの参加者はいなかった。
次回の運営委員会の日程は特に決めない。7月末か、バルトン忌の日とする。
【第3回】
日時 1998年8月27日(木)18時30分〜20時00分
場所 日本ビル3階 会議室
出席者 石井、栗田、小松、斎藤、佐野、高橋、谷口、以上7名
議事
1、98バルトン忌報告
@参加者は26名であった。
A谷口委員より、東京都水道局長にメッセージを寄せてくれたことへの、礼状を送った。併せて来年のバルトン忌での講演を依頼した。
B斎藤博康氏の論文に、当会が毎年バルトン忌を行っていることが紹介されており、東京都水道局でも当会への認識を改めたようである。
C当日の催しについては、業界紙以外にも「産経新聞」東京版・多摩版に掲載された。一般紙の扱いは初めてのことである。
Dバルトン忌では、大変お世話になった渡辺健氏が8月24日に逝去された。「下水文化研究」第10号に、追悼文を掲載する。原稿は稲場代表にお願いする。
2、雨水利用市民フォーラム参加報告
@フォーラム自体は盛況であった。当会からはポスターセッションに酒井委員の「都市雨水の質的な制御に関わるいくつかの課題」と、栗田委員の「江戸川柳・雨」の2枚を展示した。
A酒井委員が7月下旬からインドネシアへ派遣されることになり、酒井委員のポスターは古畑委員と妹崎委員が作成した。
B会場で冊子「健全な環境は家庭から」を200円で頒布することにしていたが、当日の状況を見ると他の参加者はパンフレットや見本などを無料配付していたので、当会も無料配付することにした。
C当日の当会からの参加者は、古畑・谷口・栗田の3委員。
D会が実行委員の一員として参加する場合の係わり方にあいまいさがあったことを反省している。当会がフォーラム開催に協力することと、当会の委員がフォーラムの実行委員の一員に加わることとは、係わり方が異なると思う《栗田意見》。
3、関西支部報告
@9月5日に行われる「大阪府下水道フェスティバル」に、関西支部としてパネル展示、紙芝居などを行う。
A9月6日に、水コン協関西支部と共催し「98水環境セミナー」を開催する。
B谷口委員が「健康な環境は家庭から」についての講演を行う。
4、下水文化叢書第6号の発行について
@会員の森田英樹氏から「便所異名集覧」又は「トイレに関する本」を叢書として刊行できないかという申し出があった。
A当会としては貴重な資料となるものなので、出来ることなら両方を刊行したい。
B現在、森田氏が出版社を探しているので、その結果を待って叢書として発行する。
5、「健全な環境は家庭から」 発刊について
@2000部を発行した。会員へは第2回定例研究会の案内と同時に配付する。
A頒価は印刷実費の200円を原則とする。本来なら無料とすべき研修会や大学などで多量使用するときは100円を負担してもらうこととする。
6、「下水文化研究」第10号の発行について
大分遅れているが、「下水文化を見る会」と「一滴の水」の原稿到着を待っている。原稿担当の新澤委員に栗田委員が連絡する。
7、第2回定例研究会準備について
@9月25日(金)午後6時30分から9時まで水道協会会議室で行う。
A講師 大成建設開発部長 谷口孚幸〈たかゆき〉氏 「地球環境時代の都市づくり」
講師 日水コン( )氏 「未定」
B谷口委員が日水コン講師と演題、水道協会との連絡に当たる。
任務分担 受付−照井、写真−斎藤、録音・OHP−石井、紹介−谷口・酒井
8、その他
@下水道博物館情報交流会議の日程が決まり次第、シンポジウムの準備に入る。
A下水文化の史跡について石井委員が「ふくりゅう」に連載記事を書き、会員の協力を期待して全国的・国際的な下水文化史跡リストをつくりたい。
B当会の英語表記について、現在2編が寄せられている。
C当会会員名簿は運営委員のみに配付するものなので、他出しないよう注意する。
D次回運営委員会は、酒井委員の帰国を待って決める。
【第4回】
日時 1998年10月15日(木)18時30分〜20時30分
場所 日本ビル3階 会議室
出席者 石井、栗田、小松、酒井、谷口、古畑、柳下、以上7名
議事
1、基本問題検討委員会の設置
@NPO法施行に伴う登録手続き等について、各都道府県が10月か11月には説明会を開く予定と聞いている。
A東京都はどうなっているのか、石井運営委員が調べる。
B法人化の条件に、当研究会が対応できるかどうかを検討する必要がある。
C照井運営委員に問題点の整理をしてもらう。
D年内に評議員代表と運営委員代表からなる基本問題検討委員会を開く。
2、シンポジウム『下水道に関わる文化・歴史の保全と継承』(仮題)の開催
@酒井運営委員から、シンポジウム開催の趣旨について説明(別紙)。
A今年の「下水道博物館交流会議」は東京都が当番なので、都庁で行われる。開催日は11月26日(木)、27日(金)の両日。交流会議の参加者には、冊子「健全な環境は家庭から」を無料配付する。
B2日目の27日は午前中に終わるので、27日の午後1時30分から5時まで3時間30分をシンポジウムにあてる。
C講演を、次の3氏に依頼する。 堀雄了氏、岡並木氏、柳下重雄運営委員。
D会場は、神田学士会館を予定する。
E開催案内は、関東地区の自治体と関係団体に送る。当会の会員には、関東地区の者に送るが、他の会員には「ふくりゅう」の誌上で知らせる。
F会場には、各自治体が作成した博物館のポスターなどを展示する。また、冊子「健全な環境は家庭から」を置き販売する。
G参加費は無料とする。
H参加申し込みは、ファックスか郵便でしてもらう。
I役割分担 受付−照井、進行−栗田、写真−斎藤、録音−山出、最終まとめは酒井委員、会場のつり看板作成は、学士会館に依頼する。
3、水文化叢書第6号の発行
@執筆者の森田英樹氏には、来年の発行は可能と回答した。
A「便所異名集覧」「トイレに関する本」の、どちらにするかは未定。
4、機関誌発行 「ふくりゅう」「下水文化研究」ともに、2月中に発行する。
5、英文名称・ロゴマーク等 募集期限を10月末に延長した関係から、締め切り後に検討する。
6、パンフレット作成 ホームページ開設については、当会の法人化の行方に左右される面が多い。法人化手続きと並行して進める。
7、その他 し尿処理研究会を10月30日(金)に行う。 「大阪友の会」から、冊子「健全な環境は家庭から」を100部欲しいとの要望があった。代金2万円で20部送った。送料は当会持ち。また、原本の発行元であるマサツセッツ水資源局に2部送付した。
次の運営委員会は、2月20日(金)18時30分。
【第5回】
日時 1998年2月20日(金) 18時30分〜21時00分
場所 日本ビル3階 会議室
出席者 石井、栗田、小嶋、小松、斎藤、酒井、佐野、照井、柳下、以上9名
議事
1、シンポジウム「下水文化を継承することの意味を考える」の開催について
(1)準備状況 看板は桂川委員が準備済、講演資料コピーと封筒は佐野委員が担当。2月20日現在の参加申し込み状況は30名位、
(2)当日の役割分担 受付−古畑、(受付で資料を渡す)、司会−栗田、録音−高橋、写真− 斎藤、OHP−酒井、会場設営−桂川 運営委員は、当日12時50分に会場に集合する
2、基本問題検討委員会について
(1)NPO法人格取得の手続き(東京都の動き)
(2)法人格取得のメリット.デメリット 照井委員(東京都の説明会に出席した)から、上記2点を中心に報告あり。「特定非営利活動促進法」に則って当研究会が法人格を取得するには、次のような準備が必要。
@ 定款を改正する
A 申請書類を揃える(東京都と法務局に届け出る)
B 事務所所在地を確定する
C 総会を開催する (法人格の取得を総会で決定することが要件)
D 届け出(東京都に届け出て認知されてから2週間以内に法務局に届出)
E @〜Dの処理に携わる人を、あらかじめ決めておく必要がある
以上のほか、説明会に出席しただけでは、まだ不明な点があるので、問題点を整理し、あらためて確認する。なお、法人格取得のための手続き内容、法人格取得のメリット・デメリットがほぼみえてきたので、年内に基本問題検討委員会を開き議論したい。
3、広報関係
(1)英文名称・ロゴマーク等について(応募作から1点が紹介された〔別紙〕)
(2)パンフレット作成について
(3)ホームページ開設について
上記3点は、法人格化と密接に関係があるので、法人格取得手続きと並行してすすめていく。
4、その他
(1)下水文化研究第10号を、12月の早い時期に配付する (70%の再生紙を使用)。
(2)本「環境の世紀へ」(レイチエル・カーソン協会発行)の紹介。
(3)「し尿処理委員会」に当会から、開催1回につき500円の助成をする。
【第6回】
日時 1999年1月22日 (金)18時30分〜21時00分
場所 日本ビル3階 会議室
出席者 石井、稲場、桂川、栗田、小松、酒井、佐野、谷口、古畑、山出、以上10名
議事
1、NPO法人格取得に関して
@基本問題検討委員会報告 別紙「日本下水文化研究会基本問題検討委員会議事録」により酒井委員長より報告があった。 NJSより新社屋の一室を無償で提供する旨の提案があったが、会としては月額5万円位の負担はしたい。
A定款 別紙「特定非営利活動法人化に伴う定款作成上の課題」により谷口委員より報告があった。
当会の出版は会費により会員に配付する目的で出版をしているので、収益事業には当たらない。会員外に頒布するのも実費(印刷費+梱包費+送料+振込手数料により頒価を決めている)なので収益はゼロである。補正予算を組むために総会を開くことは大変なので極力予備費を流用することで運営することを考える。
稲場委員より「大阪では現状に合わせた定款で通るようだ」との発言があり現状をふまえて当局と交渉を進めることにする。
B経費増とその対応 下水文化振興基金の積立を停止し、その経費を当てる。当面は積立金の一部を切り崩して対応することにし、会費の値上げは行わない。記念事業の実施については有料とし支出増を抑える。
C事務所の件 NJS新社屋の一室のレイアウトを佐野委員から提出された。提供を受ける事務所は和室八畳に押入れと書庫が使用できる。パソコン、FAX付電話機などを設置することを考える。光熱水費は基本料金くらいの負担をする。その他、テーブル、座布団は廃品などを利用する。
D会員への周知 別紙 「なぜNPO法人格取得を目指すのか?」を基にして、意見があれば酒井、小松委員へ伝えることにする。
E総会・申請へ向けたスケジュール 総会は5月22日(土)又は5月29日(土)を予定する。当日は記念講演をお願いする。講師の候補者を酒井委員へ連絡する。 役割分担(総会準備)は次回運営委員会で検討する。
2、広報関係
@ロゴマーク 1月中に酒井委員が日水コン張氏と連絡をする。
A英文名称 石井、小島委員がサンプルを集めて検討する。
B新会員獲得等 1−D会員への周知の中で、会員から対象者を紹介してもらう。業界紙に総会開催の記事に合わせて会員募集について触れてもらう。
3、バルトン没後100年記念事業について
(1)日程1999年8月5日(木)とする。
(2)企画内容
@谷口委員が東京都水道局に記念講演を依頼する。
A水道界・下水道界から3名づつくらいの出席を依頼して、東京における最初の水道・下水道計画について、バルトンの基本的考え方、現状への教訓、100年後にはどうなるのか、を徹底的に討論してもらう(稲場氏の提案を了承)。人選は次回運営委員会で検討する。
B「水道公論」にバルトン特集記事を掲載してもらう。谷口、照井、桂川委員を中心にして、「水道公論」の田沢氏、文化庁の堀氏と連絡調整しながら、バルトンの水道・下水道計画に関係する都市(国内10都市以上ある)に呼びかけて、バルトンの具体的な仕事の調査をしてもらう。併せて写真などを提供してもらう。水道・下水道界が難しければ各都市の教育委員会に依頼することも考えられる(稲場氏の提案を了承)。
C各都市から集まった写真を会場に展示する。
(3)役割分担・スケジュール 次回運営委員会で検討する。
4、第5回下水文化研究発表会のスケジュール
(1)日程1999年2月に開催する。
(2)スケジュール・役割分担
論文募集を「ふくりゅう」で行う。
論文申込・論文締切・原稿締切・講演集印刷の日程、開催通知・申込締切(下水文化を見る会も併せて)日程、下水文化を見る会の企画内容など、次回以降の運営委員会で検討する。
(3)基調講演講師候補者を考えておく。
「環境ホルモンと下水道」の特別セッションを設ける。下水道土木研究所、下水道事業団にも働きかける。第4回までの発表者にも発表を呼びかける。
次回運営委員会2月22日(月)午後6時30分下水道局厚生室 (日本ビル庁舎3階)
【第7回】
日時 1999年2月22日(月)18時30分〜21時00分
場所 日本ビル3階 会議室
出席者 稲場、桂川、栗田、小松、酒井、佐野、谷田、照井、柳下、山出、以上10名
議事
1、NPO法人格取得に関して
@定款 案は出来ているので、都(生活文化局)と話し合って煮つめる。
A経費増とその対応
a下水文化振興基金の積立の停止、
b同積立金の取り崩し(最小限にとどめる)
c記念事業への参加の有料化、で対応する。
B事務所の件
aNJS社屋の一室を提供してくださるご好意をありがたく受けとめる
b家賃としてでなく、管理費・光熱水費等として支払う(金額は忌憚なく提示していただく)
cまだ社内的な手続きが終わっていないが、むこう5年間という話がでている(佐野委員)。
C会員への周知等法人格の取得について評議委員会に図り了承を得た後、総会を開催し、法人格を取得することを決定する。
2、評議委員会について
@日程1999年4月9日(金)学士会館
A平成11年度事業計画(別紙)。
B提出資料および分担(別紙)。
3、バルトン没後100年記念事業について
日程は、1999年8月5日(木)。
企画内容は、
@東京都水道局に記念講演を依頼する
A水道界・下水道界から3名づつくらいの出席を依頼して、100年前・現在・100年後の上下水道の姿について、パネルディスカッションをする、B「水道公論」誌にバルトンの特集記事を掲載してもらう
C各都市から集まった写真を会場に展示する。
以上、前回の運営委員会の決定を再確認。8月5日の開催場所は、水道協会の会議室を予定。また、Bについては、同誌7月号に特集(40ページ程度)を組んでもらうが、各都市の記事が多い場合は一度に掲載しきれないので、継続掲載も考える。これら記念事業の詳細は、今後適宜決めていく。
4、第5回研究発表会について
企画テーマについて「環境ホルモン」「環境リスク」とする。
準備スケジュール
@論文募集 2月末か3月初めに「ふくりゅう」のほか新聞・雑誌を通じて行う。その際、本人だけでなく「応募する人はいませんか」というようにして、声をかける対象に幅をもたせる。
A論文応募締切り 応募の締切りは5月末とし、応募は郵送でしていただく(氏名や論文表題の文字・読み方などを明確にするため)。
B講演論文確定 後日つめる。
C原稿執筆依頼・原稿締切り 6月中旬に執筆依頼をし、原稿(A4版6枚以内)の締切りは、8月20日(金)とする。
D研究発表会プログラム確定。後日つめる。
E講演・協賛依頼。後日つめる。
F参加案内発送・参加申込締切。案内発送は9月初旬、申込み締切り日は後日つめる。
G講演集編集 後日つめる。 H表彰論文選定 後日つめる。
I会場打合せ・当日役割分担「第5回研究発表会」は、1999年2月12日(金)に開催する。
その他の詳細は後日つめる。「下水文化を見る会」は、1999年2月13日(土)とし、内容については、石井、栗田、新澤、の3委員で検討する。
5、広報関係
ロゴマークについての「案」が別紙のとおり出来た。運営委員各氏は、この中から推薦するものを選び、桂川、小松、両委員のどちらかに連絡すること。なお、当会の英語名称は今後の課題となっているのでロゴマーク下部の枠内の英字は判断の対象からはずしてください。
6、その他・次回日程
@し尿処理委員会を4月16日(金)におこなう。
Aし尿の海洋投棄が今年3月末で終わる。その前に実地見学をおこなう。
B「源流祭」の参加者募集を「ふくりゅう」に載せる。窓口は山出委員とする。
C次回の運営委員会は、4月5日(月)午後6時30分。日本ビル3階会議室。
評議委員会議案 (担当委員)
議案第一号 平成10年度事業報告 酒井
議案第二号 会員の現況報告 小松
議案第三号 平成10年度会計報告および会計監査報告 栗田
議案第四号 総会の実施について(定款の変更など) 谷口・照井
議案第五号 平成11年度事業計画 酒井
議案第六号 平成11年度予算 栗田
議案第七号 その他
【第8回】
日時 1999年4月5日(月) 18時30分〜21時30分
場所 日本ビル3階 会議室
出席者 石井、栗田、小松、酒井、佐野、谷口、照井、古畑、柳下、山出、以上10名
議 事
1、評議委員会準備
評議委員会の議案について、各担当者から説明。
議案第一号 平成10年度事業報告 酒井(別紙)
議案第二号 会員の現況報告 小松(別紙)
議案第三号 平成10年度会計報告及び会計監査報告 栗田(別紙)
議案第四号 総会に実施について(定款の変更など) 谷口・照井 定款の変更については、評議委員会当日までに、東京都生活文化局と残っている疑問点を詰めておき、基本的事項について報告する。
議案第五号 平成11年度事業計画 酒井(別紙)
議案第六号 平成11年度予算 栗田(別紙)
2、法人格取得について 定款は東京都生活文化局との詰めなどをふまえ、成案を作成する。
事務所 法人格取得が具体化した時点を目安に、NJS社屋の一室をお借りし開設する。
予算等については、新定款に基づき対応していく。
3、NPO法人設立総会について 総会は1999年5月22日(土)。会場さがしを急ぐ。
基調講演は、高月紘氏にお願いしたところ、ご了解をいただいた。
議事等については、新定款の定めに則り決める。
総会開催通知は全会員に通知する。その際、
@NPO法人格取得の意義等について「ふくりゅう」第15号の記事を同封する
A出欠の回答欄と、欠席者が出す委任状の欄、双方を印刷したハガキを同封する。
4、バルトン没後100年記念事業について バルトン忌 参加を有料にしたいが、それには有料に見合うものにする必要がある(講演内容など)。また、水道公論の特集の部分を別刷してもらい、会でまとめて買い上げて、会が頒布することも一方法(どの位の価格になるか、水道公論に問い合わせ中)。
5、第5回研究発表会について
前回の運営委員会の決定に従いすすめていくが、日本水道新聞社、水道産業新聞社等にも、論文募集について協力をお願いする。
自治体等に案内を送る。できればポスターを作成して同封し、掲示をお願いする。
基調講演は、中村正久氏に依頼する。すでに、中村氏の了承を得ている。
6、広報関係
ロゴマーク、英文名称
ロゴマークは前回の運営委員会で提案された張氏の作品の中から14番を候補とする(ただし、上部と両脇の外側の黒い部分を白抜きとしたいが、張氏の了解をいただくことが必要となる)。
英文名称は、別紙のとおり各氏から応募をいただいた。この中から折衷案として、酒井委員の「Japan Association of Drainage and Environment」を候補とする。 ロゴマーク、英文名称については、上記候補を評議委員会に図りご意見を伺った上で、会として最適なものを決定する。
ロゴマーク、英文名称に応募してくださった方々には、会として何らかの形で感謝の意を表することとする。
7、その他
ピルの一般人使用が自由化される。この自由化が環境ホルモン問題に及ぼす影響について調査することを、関西支部が国に要望する、という報告があった。
運営委員が当研究会のために収入または支出した金銭について、今後は別紙の「収入伝票」「支出伝票」を用いて、現金または領収書等と一緒に佐野委員にお渡しいただきたい。(栗田会計より)