【報告】米軍再編「グアム移転協定」の成立を許さない ―日米両政府による沖縄・辺野古への基地建設阻止 (2009年4月8日) |
「第三海兵機動展開部隊の要員及びその家族の沖縄からグアムへの移転の実施に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定」(以下「グアム移転協定」)の審議2日目。 「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」では、傍聴行動とともに、昼前から国会前で座り込みをし、 17時半に抗議行動で座り込みの締めをし、 さらに、夕刻18時半から国会前で抗議行動を実施した。 赤嶺議員(共産党)、辻元議員(社民党)が外務委員会の審議内容を説明し、 辺野古実からの傍聴者も口ぐちに審議で明らかになった「協定」の問題点を皆に伝えた。 一日の審議を沖縄からの人も含めて17名が傍聴した。 この国はやはりアメリカの属国かと思わせる答弁がいっぱい。 例えば、日本ではこの「協定」の批准のための国会審議をしているが、 米国では議会承認はされないばかりか、外務省はそのことを米国に交渉過程で要求することもしていなかった。 そのために、米国のグアム移転のための資金支出は議会承認が得られるまで保障されない、 米軍再編が米国のアジア・太平洋の軍事戦略に基づいており、グアム移転は何も沖縄負担軽減のためではない、 1960年代に米国は辺野古基地建設の青写真を持っていて、普天間基地が危険だから移設は全くの新基地建設の口実、 など。 外務委員会を見たら、こんなことが許されてはいけないことが、誰にもわかる。 国会ビデオを見てほしい。もっとマスメディアに報道してほしい。
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