世界は小さな祝祭であふれている
小野 博/著
2012年11月刊行
定価1800円+税
4-6変上製・216頁
ISBN978-4-7738-1218-3 C0072
終わるかもしれないありふれた日常のなかで、
小さな声で語られる、大切なことのほうへ―
世界 70ヶ国、100 都市を歩いて、東京からアムステルダムに移り住んだ写真家による、等身大の言葉で綴られた〈希望のかたち〉
ボクのこの世界に対してのささやかなレジスタンスは、ボクがもっと気持ちよくて、明るいと思う方向になにがあろうとたゆまなく歩き続けてきたということだ。(本文より)
美大受験・浪人時代・学生生活・社会人生活と岡山から東京に出てきた著者が生きづらさを抱えながら煩悶した日々の思い出を語るエッセイ、オランダと日本の風景を同じ希望の地平で映し出した写真、そして国籍を問わずさまざまな背景を持つ人々の織り成す日常を肯定し許容することのできるオランダ–アムステルダムという場所の特異性をあたたかくユーモラスな眼差しで浮かびあがらせた日記、の3部構成で編まれた幸福の断片。
発行元 モ・クシュラ/発売元 現代企画室
小さな声で語られる、大切なことのほうへ―
世界 70ヶ国、100 都市を歩いて、東京からアムステルダムに移り住んだ写真家による、等身大の言葉で綴られた〈希望のかたち〉
ボクのこの世界に対してのささやかなレジスタンスは、ボクがもっと気持ちよくて、明るいと思う方向になにがあろうとたゆまなく歩き続けてきたということだ。(本文より)
美大受験・浪人時代・学生生活・社会人生活と岡山から東京に出てきた著者が生きづらさを抱えながら煩悶した日々の思い出を語るエッセイ、オランダと日本の風景を同じ希望の地平で映し出した写真、そして国籍を問わずさまざまな背景を持つ人々の織り成す日常を肯定し許容することのできるオランダ–アムステルダムという場所の特異性をあたたかくユーモラスな眼差しで浮かびあがらせた日記、の3部構成で編まれた幸福の断片。
発行元 モ・クシュラ/発売元 現代企画室
【著者紹介】小野 博(オノ ヒロシ)
1971年生まれ。1996年、多摩美術大学彫刻科卒業。2005年、サンドベルグ・インスティテュート・ファインアート科修士課程修了。1992年から世界を移動し作品制作を始める。2002年からアムステルダムで生活している。1997年、コニカ写真奨励賞を受賞。2003年「旅—ここではないどこかを生きるための10のレッ スン」(東京国立近代美術館)に出品。著書に写真集『In-between 4 オーストリア、スロベニア』(EU・ジャパンフェスト日本委員会) や、フォトエッセー『ライン・オン・ジ・アース』(エディマン/新宿書房)がある。