現代企画室

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人生に大切なことはすべて絵本から教わった

末盛千枝子/著
2010年3月刊行
定価2000円+税
4-6上製・312頁
ISBN978-4-7738-1004-2 C0071

すえもりブックスを主宰し、国際児童図書評議会(IBBY)国際理事としても活躍した編集者の末盛千枝子さんが語った、宝物のような絵本の数々と素晴しい人々との出会い、そして自らの半生。代官山ヒルサイドテラスで1年にわたって開催され、大好評を博したセミナーシリーズを一冊の本にまとめました。人間の生き方のなかに本当の美しさを見据えて伝えようとする「希望の言葉」と出会ってください。



【主な内容】

タシャ・チューダーとの出会い/仕事のしあわせ—ゴフスタインから考える/生きる知恵—シャーロット・ゾロトウとともに/女性の生き方を考える—「ねずみ女房」を入り口にして/家族の風景—The Family of Man/クリスマスの絵本—贈り物について/即興詩人の旅—安野光雅さんと外/アレキサンドリア図書館をめぐって—松浦弥太郎さんと語る/勇気と好奇心—ピーター・シスの絵本を中心に/友情について

【著者紹介】末盛千枝子(スエモリチエコ)

1941年、彫刻家・舟越保武の長女として東京に生まれる。絵本の編集者を経て、「夢であいましょう」などの番組を手掛けるNHKのディレクターと結婚、2児の母となるが、夫が突然死する。その後、頼まれて最初に出版した『あさ』が1986年ボローニャ国際児童図書展グランプリ、ニューヨーク・タイムズ年間最優秀絵本、サンケイ児童出版文化賞を受賞。88年すえもりブックス設立。以後、まど・みちおの詩を美智子皇后が選・英訳された『どうぶつたち』、98年ニューデリーでの美智子皇后の講演録『橋をかける』などを国内外で出版。2002年〜06年までIBBYの国際理事をつとめた。

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