Urban Village DAIKANYAMA アーバンヴィレッジ代官山 「代官山アカデミア(仮称)」開講のお知らせ |
代官山は、最先端の文化の発信基地として生長し続ける、今、もっとも注目を浴びる街です。 高感度な店舗、時代をリードするオフィスが集まるこの街は、長い時間をかけて、そこに住む人々、働く人々を中心としたネットワークによって創られてきました。 昨夏、旧同潤会アパートの再開発による「代官山アドレス」の誕生を契機に、代官山を取り巻く環境はさらに大きく変わろうとしています。私たちは、代官山で育まれてきたやわらかな人間関係、建築を核につくられてきた美しい街並み、世界や都市とつながる多様な文化活動等、これまでの蓄積をベースに、さらに代官山を豊かで、刺激的で楽しい街にしたいと願い、昨秋、「アーバンヴィレッジ代官山」構想を立ち上げました。その皮切りとなったシンポジウムには、代官山に関わる人、街づくりに関心をもつ人々をはじめ、多くの人々に参加いただきました。 この構想の一環として、2001年1月、「代官山アカデミア」がスタートします。これは、都市、街づくり、地域、ネットワークなど、現代のさまざまな問題について学ぶ「私の学校」です。月1回、各分野の第一線で活躍される方々を講師にお招きし、私たちが生きている社会=世界について多様な入射角からお話いただき、異なる背景をもった異なる世代の人々が共に学ぶ場としたいと思います。それはまさに、代官山をひとつの開口部に、私たちの世界をカルチャー耕し、ネットワークをさらに豊かにしていこうという試みです。お仕事や学校を終えた夕べのひととき、ぜひお立ち寄りください。 第1回目の講師には、京都大学大学院教授で経済学者の間宮陽介さんをお招きしています。間宮さんは、「公共空間論」について著書もある経済学者で、「街づくりの主役は生活者」という観点から、街づくりについてもさまざまな発言を行なっておられます。現在は、朝日新聞の論評も担当されており、近共著『2025年日本の構想』(岩波書店)では、越後妻有で昨夏開催された「大地の芸術祭」での経験から、芸術が地域をつなぐ役割に注目されています。興味深いお話になると思います。ひとりでも多くの皆様のご参加をお待ちしております。 |
日 時 :2001年1月18日(木)午後6時半〜8時 場 所 :ヒルサイドプラザ 会 費 :700円 問い合わせ :アーバンヴィレッジ代官山プロジェクト 「代官山アカデミア」カリキュラム部会(アートフロントギャラリー内) TEL:03-3476-4868 FAX:03-3476-4874 担当:前田礼、小平 |
講師紹介:間宮陽介 1948年長崎市生まれ。京都大学人間・環境学研究科教授。専攻は経済理論。都市問題や環境問題についても研究を行なっている。主な著書に『モラルサイエンとしての経済学』『丸山真男』『同時代論』など。 |
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